【おすすめ】池辺葵の全作品を一覧であらすじを紹介します

池辺 葵 いけべ・あおい

漫画家。2009年、講談社の漫画雑誌『Kiss』のマンガセミナーを経て「落陽」でデビュー。同年『Kiss PLUS』にて『繕い裁つ人』を連載開始。女性を中心に据えた作品が多く、細やかな内面描写や生活の描き方に高い評価を得ている。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:繕い裁つ人
  • 2位:プリンセスメゾン
  • 3位:かごめかごめ

作品年表リスト

『繕い裁つ人』2011年3月~2015年1月

服に命を宿す人。どこか懐かしい町並みに響くミシンの音。祖母の志を受け継いで、その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな南洋裁店の店主・市江(いちえ)と、彼女の服を愛してやまない百貨店企画部の藤井(ふじい)。微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、服にまつわる人々の思いを描き出す、優しい優しい物語です。

  • 全6巻

作品のどんなところを好きになるか。いろいろな要素があると思います。

絵が好き、ストーリーが気になる、キャラクターに恋をした…

僕がこの『繕い裁つ人』で一番気に入ったのは、雰囲気です。絵やコマ割り、演出など、考え抜かれた様々な要素が組み合わさることで、とても静謐な空間が出来上がっています。

初の連載でこれだけの作品が描けるというのは一つの才能を示されたというべきでしょう。おすすめ。

『サウダーデ』2011年7月~2012年3月

マナーの悪い客に注意する。カフェラテにブルーベリーシロップは入れない。5人以上の団体客は断る。近所の子供と対等に口ゲンカする。カップ麺の比較表作りが趣味。店先のアザレアの鉢植えを大切にしている。“郷愁”の名を持つ喫茶店――「サウダーデ」。心からのくつろぎを求めて、今日も数少ない人々が訪れる。待ちわびた誰かが現れる所。大切な誰かを待つ所。そして一途な店主・芳乃(よしの)もまた、あの人を……。

  • 全2巻

『どぶがわ』2013年11月

小高い丘に連なる高級住宅街。
その谷底に横たわる、臭気漂う川。
川沿いに住む老婆の楽園が、そこにある。
『繕い裁つ人』『サウダーデ』の著者・池辺葵が、
頑なで貧しくみすぼらしい老婆とともに描く、
ご馳走、ドレス、ダンス、静寂、光…。
それらがどぶがわと交わる時、
この世界の奇跡的な美しさに心震えます。
収録作6話&描き下ろしおまけ、全て読み切りの傑作群像劇。

『かごめかごめ』2014年9月

語られない想い。満たされることのない心。
彼女たちは何に己を捧げ、仕えるのか?

静謐で美しい光の中に見え隠れする不穏な世界。
『どぶがわ』『繕い裁つ人』の著者が
全篇フルカラーで魅せる、修道女の愛の讃歌。
置き去りにしてきた喪失感とひきかえに、わたしがたどりついた場所。

秋田書店のコミックサイト【Championタップ! 】にて掲載された作品に、描きおろしエピソードを追加し、全ページカラーで単行本化。

『プリンセスメゾン』2015年5月~2019年1月

映画化作品『繕い裁つ人』の池辺葵氏、最新作は“住”。

女ひとり、たったひとつの“家”さがしは、運命の人を見つけるよりも難しい!?

2015年、日本。女性がひとりで家を買うことは、無謀なのか、堅実なのか。年収200万ちょっとの独身女性・沼越さんが、オリンピックを控えた東京で、理想の家を求めて歩く。

twitterなどで大人気の、共感度100%の家さがしストーリー。

  • 全6巻

主人公の沼越さんは年収200万ちょっとの独身。節約生活を送っていますが、家を買うという大目標に対して予算は心もとない。

そんな彼女の家探しに並行して、様々な女性と、彼女たちの住む家が描かれます。

そこに順風満帆な幸福な女性はいません。それぞれ一人で暮らす女性たちの生活は寂しいようで一生懸命でした。生活の一瞬にふとでる表情が印象的な作品です。

『雑草たちよ 大志を抱け』2017年2月

いつか、この日々を忘れたとしても、魔法の言葉が私を生かし続ける。

「プリンセスメゾン」の著者が描く、地方都市に生きる女子高生達の切なくも可愛い青春群像劇。

太眉に悩む寝ぼすけな女子高生・がんちゃんは、幼馴染みの高遠(たかとお)君に密やかな恋をしている。しかし、彼からほかの女子への恋心を仄めかされて……。

「素直になったら恥かくだけや
私は鋼鉄のバリアで自分の心を守るんや」

地味で平凡な女子達にとって、人生はかくも厳しきもの。けれど時に、友人の言葉が生涯を照らす魔法に変わることもある。

苦味も優しさも抱き込んだ目映い青春を描く傑作連作集。

『ねぇ、ママ』2017年6月

愚直で、凡庸で、時に狡猾で。それでも母親はすべての子供たちを照らす優しい光。「母」をモチーフにした珠玉の短編集。かつて子供だった母親と、やがて母親になる子供たちへ。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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