【おすすめ】小山ゆうの全作品を一覧であらすじを紹介します

小山 ゆう こやま・ゆう(1948年2月20日 – )

漫画家。静岡県小笠郡菊川町(現・菊川市)出身。静岡県立島田商業高等学校卒業後、作曲家を目指して上京し、アニメ制作会社にてアニメーターのアルバイトとして勤務。休憩時間中にさいとう・たかをの『無用ノ牙』の模写をしていたのがきっかけで、1968年にさいとう主宰の「さいとう・プロダクション」にアシスタントとして参加。共同設立のオリオンプロを経て、小池一夫のスタジオシップ(現・小池書院)へ移籍した。1973年、『週刊少年サンデー』に掲載の『おれは直角』でデビュー。1976年から『週刊少年サンデー』誌上で連載開始したボクシング漫画『がんばれ元気』にて、第22回小学館漫画賞少年少女部門を受賞。1994年から連載開始した『あずみ』で、第43回小学館漫画賞青年一般部門と第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。映画化、舞台化されるなどヒット作となった。代表作に『がんばれ元気』『お〜い!竜馬』『あずみ』などがある。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:お~い!竜馬
  • 2位:あずみ
  • 3位:雄飛

作品年表リスト

おれは直角(1974年~1976年)

長州藩、下級武士の家に生まれた石垣直角は、曲がったことは許せない、誰よりもまっすぐな心を持った少年。

天下泰平の世に真の武士道を求め、「武士はつねに戦場の心でいるべし」という教えに忠実な直角は、藩の名門藩校、萩明倫館に入学することに!

期待に胸をふくらまし、はりきって入学した直角だが、そのまっすぐさ故、たちまち騒動を巻き起こすことに…!?直角の「スクールライフ」はいかに!?

  • 少年サンデーコミックス、全14巻
  • スーパー・ビジュアル・コミックス、全5巻
  • 小学館文庫、全8巻
  • 新装版、ビッグコミックススペシャル、全6巻

がんばれ元気(1976年~1981年)

堀口元気はプロボクサーである父親の影響をうけて、5歳からボクシングをはじめた。しかし、父親は後に世界チャンピオンとなる「天才ボクサー」の異名を持つ関拳児(せきけんじ)との死闘の末、この世を去ってしまう。父親の果たせなかった夢……世界チャンピオンを目指して、元気が駆け抜ける!熱く燃え続ける男の感動ドラマ!

  • 少年サンデーコミックス、全28巻
  • ワイド版、全12巻

いざ!竜馬(たつま)(1978年)

主人公・塚原竜馬(つかはらたつま)は、いま10歳。日ごろから格闘技道場に通い、体と“男道”を鍛えている少年。竜馬の家庭は、いっぷう変わっている。会社づとめをいやがる出勤拒否症の父と、世間知らずで甘えん坊の母。そして、両親にかわり、家事いっさいをうけもつしっかり者の妹・静。そんな父にかわり、竜馬は、一家のささえになろうと決意。父が勤務する超一流の総合商社・巨大商事に出社をはじめたが…!? 社会の荒波に挑む、第1巻!

  • 全2個

サムライ数馬(1979年)

生まれた時から女である事を世間に隠し、日本屈指の大財閥・兵藤コンツェルンの最後の跡継ぎに相応しい「サムライ」として育てられた高校生・数馬。父の死を機に女として生きて行きたいと願う数馬だったが、その双肩には兵頭コンツェルン30万人の社員の生活がかかっていた。父の葬儀の場で私欲に走る14人の姉達の醜い遺産相続争いを目の当たりにした数馬は、兵頭家「長男」として父の会社を継ぐ決意を宣言するのだった!

  • 全2巻

風の三郎(1979年)

風を裂き、大地を焦がす「炎の剛球」を身に付けた少年・武蔵三郎が、史上最強のナインを求めて、いま旅立つ!巨匠・小山ゆうが描いた伝説の野球コミック、ここに復活!!

  • 少年サンデーコミックス、全5巻
  • ビッグコミックス、全4巻

愛がゆく(1981年~)

巨大な図体に鬼瓦のような顔、ケンカの腕っ節はもちろん超一流。傷害前科は17犯。そんな北条松五郎が酔っ払って立ちションしていたところに、未来から?赤ちゃんが送り込まれる。雪の降りしきる中、放っておくこともできない。そして、何より、松五郎にしか、その赤ちゃんはなつかないのだ。というわけで、松五郎が育てることにした。男の子だったが、愛と名付けた。愛は、松五郎のほか、秋本涼というかわいい婦人警官にも、珍しくなついた。涼の家は強面のカタギとはとは思えぬ父がいるが、その父も、愛と松五郎に愛を注ぐ。動物園に行けば、獰猛な動物も愛になつき!?

  • 少年ビッグコミックス、全12巻
  • スーパービジュアルコミックス、全6巻

スプリンター(1984年~1987年)

日本有数の大コンツェルン・結城グループ。その後継者候補として、義父・豪太郎のもとで帝王学をしこまれる結城光16歳。そして、豪太郎の実の娘でありながら、父の援助を拒否して生きる、女子ナンバーワンスプリンター・水沢裕子16歳。まったく違う青春を選んだ二人だが、意地を張りあいつつも、やがて光と裕子は互いにひかれていく…。

  • 少年サンデーコミックス、全14巻

お〜い!竜馬 (1986年~1996年)

弱虫な竜馬は、近所でもいじめっ子の的で、姉の乙女に助けられる毎日。そんな竜馬も7つになり学問は楠山塾、剣道は日根野道場にはいるが、塾でも道場でも落ちこぼれ。とうとう塾を退塾となる。しかし母、幸は病の床でも竜馬を優しく見守ってくれる。そんな幸と花見に出かけた竜馬を見つけたいじめっ子達だが、幸の親切心に心を打たれた彼らは、幸のために捨てられた傘で日傘を作ってくれた。そこに通りかかった上士。土佐では禁止されている郷土の日傘を目撃された竜馬達は…。激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた男・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!

  • ヤングサンデーコミックス、全23巻
  • ワイド版、全14巻
  • 文庫版、全14巻
  • 新装版、全12巻

坂本龍馬の幼少期から近江屋での暗殺までを追った作品です。

激動の幕末にあって、己の利益のためではなく世の中のため、「列強の脅威から日本を守るため」に動き続けた龍馬の人となりがよく分かる作品です。

多くの志士たちが倒れ、死んでいった時代が舞台ですから、作中では多くの出会いと死別が描かれます。歴史に詳しい人であれば、もうすぐ誰は死んでしまう…、この人は明治時代まで生きて天寿をまっとうするということがわかってしまいます。

それだけに必死に生きた彼らのことが大好きになります。歴史の教科書では一行で死んでいった人たちにこれだけの背景と人生があったのだと気が付き、その最期の場面では思わず胸が痛むでしょう。

小山ゆうの作品の中では一番だと思いますし、歴史漫画という広いジャンルの中でも上位にくる傑作です。

チェンジ(1987年~1988年)

新米死神の初仕事は車椅子の少女「早」をお迎えすること。幼い頃より足が不自由で自由に遊べず、家族からも見捨てられたような扱いを受けていた早には死期が近づいていた。窓から野球を見るのが好きだった早、そして早の悲しい人生を知った死神はある決心をしたのだった。

  • 全3巻

ももたろう(1993年~1994年)

古賀大作、村田猛、亀乃川長男の三人は私立大学の相撲部に所属しているが、4年間一度も勝ったことのない彼らにはプロへの道も、就職のコネもなかった。そこへ古賀の後輩、百田桃太郎が上京してくる。彼は高校を卒業した後、相撲部屋への入門を希望し、古賀を頼ってやってきたのだ。島で一人で鍛えたという百田の体は、高校生とは思えないほど立派なものだった。

  • 全10巻

あずみ(1994年~2008年)

少女のあずみを含む10人の子供達が、人里離れた場所で秘かに刺客として育てられていた。そして、彼らは爺の言葉をすべて正しいこととして疑うことを知らない、精鋭の刺客として育った。ある日、爺からいよいよ外界に出る時になったと告げられる。しかし、その前にこれまでの修業の総仕上げとも言うべき凄まじい試練が待っていた!

  • ビッグコミックス、全48巻

AZUMI〜あずみ〜(2009年6月~2014年4月)

1860年(安政7年)3月3日、江戸城・桜田門外。時の大老・井伊直弼は、登城してきたところを水戸藩から脱藩した18名の浪士に襲われ殺害された。後に「桜田門外ノ変」として歴史に残るこの事件の裏に、ひとりの美しい少女の姿があった。少女の刃は混乱の中、井伊の命を一瞬で奪い…。

  • 全18巻

雄飛(ゆうひ)(2014年9月~2018年12月)

敗戦を迎えた昭和20年、満州から引き揚げる混乱の中で、ある男に母と姉を殺された雄飛。
孤児となってしまった雄飛は、彼に救いの手を差し伸べてくれた娼婦のまち子と、弟の剛士とともに生きていくことになった。
やがて17歳となった雄飛は、母と姉の仇である男への復讐心を胸に秘めながら、プロボクサーとしての道を歩んでいく…
肉親との永遠の別れ、幼なじみの少女・青葉との再会。幾人もの人との出逢いを重ねながら、戦後の混乱を激しく生きる少年・雄飛の、熱き魂のドラマ。
記念すべき第1集!!

  • 全16巻

颯汰の国(2019年~)

徳川家康から秀忠、家光へと移行していく時代、
改易の憂き目に遭いながら、屈することなく
敢然と幕府に立ち向かった男がいた!!
名は佐々木颯汰。数奇な運命を背負った颯汰は、
いかに生き、戦うのか…巨匠・小山ゆう熱筆!!
圧倒的スケールで描き出す、
歴史スペクタクルロマン、ついに開幕――!!

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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