マージナル・オペレーション(芝村裕吏)のあらすじ・感想

マージナル・オペレーション(芝村裕吏)の作品情報

タイトル
マージナル・オペレーション
著者
芝村裕吏
形式
小説
ジャンル
ミリタリー
執筆国
日本
版元
星海社
初出
書き下ろし
刊行情報
星海社FICTIONS

マージナル・オペレーション(芝村裕吏)のあらすじ・概要

30歳のルーキー、戦場に立つ!
30歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事(オペレーション)、それは民間軍事会社──つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。
モニターの向こう側で生身の人間が血を流す本物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは──?
『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が贈る、新たな戦いの叙事詩(マーチ)が、今はじまる!

作者

芝村 裕吏(しばむら ゆうり)

ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。アルファ・システムの広報、ベックのゲームデザイナーなどを務めた。小説、コラム、テーブルトークRPGなどを手がけている。AIを用いた箱庭系ゲームのデザインや、世界設定の構築で知られる。

マージナル・オペレーション(芝村裕吏)の刊行情報

  • 『マージナル・オペレーション』星海社:星海社FICTIONS、全5巻
  • 『マージナル・オペレーション F』星海社:星海社FICTIONS、全2巻
  • 『マージナル・オペレーション 空白の一年』星海社:星海社FICTIONS、全2巻
  • 『マージナル・オペレーション 改』星海社:星海社FICTIONS、既刊7巻

漫画版刊行情報

  • キムラダイスケ(漫画)、芝村裕吏(原作)『マージナル・オペレーション』講談社〈アフタヌーンKC〉、既刊13巻(2019年7月23日現在)

マージナル・オペレーション(芝村裕吏)の登場人物

新田良太
通称「アラタ」。秋田県出身の日本人男性。民間軍事会社就職時は30歳。ゲームクリエイターを目指して専門学校を出たが就職口が見つからず、ようやく採用されたデザイン事務所も3年で倒産してしまい、年収につられ民間軍事会社に就職した。

オマル
アラタが就職した民間軍事会社に勤めていた請負人(戦闘員)。アメリカ人男性で、元米軍人。

ソフィア・グリンウッド
アラタと同時に「自由戦士社」に採用されたOO(オペレーター・オペレーター)。カリフォルニア州出身の、金髪碧眼のアメリカ人女性。

ジブリール
タジキスタン人の少女。最初にアラタの部下となった「最初の24人」の一人であり、統率力に優れたリーダー格。近接戦闘、特にナイフの扱いに長けている。あまり感情を表に出すことは無いものの、アラタを異性として慕っているのは周知の事実。非常に焼き餅焼きで、アラタが女性と話をしているだけでも不機嫌になるが、肝心のアラタからは単に思春期で気難しいだけだと思われている。

マージナル・オペレーション(芝村裕吏)の各巻あらすじ

『マージナル・オペレーション』01のストーリーを紹介します!

30歳のルーキー、戦場に立つ!
30歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事(オペレーション)、それは民間軍事会社──つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。
モニターの向こう側で生身の人間が血を流す本物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは──?
『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が贈る、新たな戦いの叙事詩(マーチ)が、今はじまる!

『マージナル・オペレーション』02のストーリーを紹介します!

次なる戦いの地は、日本!
中央アジアでの戦いを経て、一年ぶりに日本に降り立ったアラタと2ダースの“子供たち”。彼らを待ち受けていたのは、空港での通り魔事件と、日本の国家組織を名乗る謎の女性“イトウさん”だった──。通り魔事件、イトウさん、新興宗教、そしてかつての上司と同僚……全てが結びついたその時、アラタは東京の市街での作戦遂行を決意する──。『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が奏でる“現代の神話”、堂々の第二楽章開幕!

『マージナル・オペレーション』03のストーリーを紹介します!

そして、仲間たちの血は流れる──。
新宿を恐慌に陥れた戦いの後、アラタたち一行は日本を出国し、タイへと降り立った。その地でアラタを待っていたのは、“子供使い”の悪しき影響で横行する少年兵を使ったビジネスと、“あの男”との思わぬ形での再会だった。再び、ファンタジーで現実を壊すべく、戦いに身を投じるアラタだったが、わずかな油断が、子供たち──そして、彼を愛した女の命を窮地に陥れてしまう……。熱帯の戦場に血飛沫が舞う、緊迫の第3巻!

『マージナル・オペレーション』04のストーリーを紹介します!

敵は、人民解放軍──。
西側諸国からの要請を受け、キャンプ・ハキムを根拠地に2000人の少年少女兵を率いる“子供使い”こと新田良太は、ミャンマー北部の国境地帯に位置する村々を怒濤の勢いで攻略していく。
それに対し、ついに中国は正規軍である人民解放軍を投入する。無人偵察機や攻撃ヘリなどの近代兵器を惜しげもなく繰り出す敵に対し、アラタは的確なオペレーションで大打撃を与えていくのだが……。
守護天使・ジブリールとの関係にも新たな季節が訪れる、熱誠の第4弾──!

『マージナル・オペレーション』05のストーリーを紹介します!

人民解放軍14万人 VS 3000人の子供たち
アラタたちを切り捨てる西側諸国、裏切るミャンマー軍──
四面楚歌の状況の中、人民解放軍の大攻勢が開始される……!
この劣勢(マージナル)な局面で、新田良太(イヌワシ)の作戦指揮(オペレーション)が暁を呼ぶ──。
芝村裕吏が贈る英雄譚、ついにクライマックス!

『マージナル・オペレーション』[F]のストーリーを紹介します!

英雄譚(オペレーション)は、終わらない──。
芝村裕吏×しずまよしのりのタッグが贈る大ヒットシリーズ『マージナル・オペレーション』の未収録エピソードや、その後を綴った短編5篇を収録。
これは、ただの外篇ではない!

『マージナル・オペレーション』[F2]のストーリーを紹介します!

銃火が止み、子供たちは惑う──。
銃を置き、日本の高校に進学したサキ。様々なギャップとアラタへの複雑な感情に悩む彼女に訪れた、三者面談の日を綴った「私のトリさん」。
元娼婦であり、アラタの語学の教師であり、現在は難しい立場でアラタに接するホリー。そんな彼女は、アラタの心を縛ることができるのか? 知られざる女の戦いが描かれた「新しい首輪」。
停戦後、変わりゆく生活に適応できず、懊悩するイブン。ただ純粋に父を規範とする少年に、自らの狭い世界を打ち破る日は訪れるのか?(「若きイヌワシの悩み」)
そして、2014年秋の徳島マチ★アソビで行われたアナログゲーム「マージナル・オペレーション[R]」とつながる、もう一つの日本篇「子供使いの失踪」。
全てが本篇以降の時間軸に位置する、書き下ろし4篇を収録。待望の短編集第2弾!

『マージナル・オペレーション』空白の一年[上]のストーリーを紹介します!

村はアラタの指揮した戦闘で燃え、ジブリールたちは故郷を失った。
子供たちを引き連れたアラタは、サマルカンドを経由し、イラン――かつてのペルシャを目指す。
途次、シベリア共和国によると思われる不可解な襲撃を受け、目減りする資金を睨みながらも、一行を乗せた中古のバスは砂漠をひた走る。
日本篇までの空白の一年に何があったのか。いま、ジブリールの視点から、全てが明かされる。
芝村裕吏×しずまよしのりのタッグが贈る大ヒットシリーズ、再び砂漠の地へ――!

『マージナル・オペレーション』空白の一年[下]のストーリーを紹介します!

赤い日本(ルビ:シベリア・ラーダ)による襲撃をかわしつつ、イラン――かつてのペルシャを目指すアラタたち。
国境を越え、アフガニスタンに入った一行が見たのは、無人機が遊弋(ルビ:ゆうよく)する荒廃した戦場だった――。
補給もままならぬ過酷な旅路に、子供たちは次々と病に倒れ、どこに行ってもシベリアによる監視の目が光る。果たして、砂漠の果てに安息の地はあるのか。そして、シベリアはなぜアラタに固執するのか……。
芝村裕吏×しずまよしのりのタッグが贈る大ヒットシリーズ、“新田の血”が時空を繋ぐ番外編、ここに完結――!

『マージナル・オペレーション改』01のストーリーを紹介します!

ミャンマー奥地のキャンプ・ハキムで、三〇〇〇人の少年兵たちとともに中国人民解放軍との戦いを続ける元ニート・アラタ。ある日、彼のもとに奇妙な依頼が舞い込んだ。
依頼主である人民解放軍の女将軍・新的(ニタ)が持ちかけてきたのは、アラタが密林を出て国際的な孤立を続ける北朝鮮に渡り、かの国の体制支援を行うことだった。新的はテストと称して密林を切り開く工事を開始し、アラタ離脱の危機に、オマルたち部下は激しく動揺する……。
果たして、部隊はこのまま崩壊してしまうのか? 舞台は密林から極東へ――。新田家の血が、アラタを次なる戦場へと誘う。芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、ここにリブート!

『マージナル・オペレーション改』02のストーリーを紹介します!

人民解放軍の将軍・新的の依頼を受け、ジブリールだけをともなって中国に入ったアラタを迎え入れたのは、“シベリア共和国”の監視役・パウローだった。
つい先日まで刃を交えていた“敵国”中国と、血の因縁を持つシベリア共和国──両国の庇護と監視を受けつつ、ジブリールと疑似新婚生活を送りながら北京で学校通いを開始するアラタ。
しかし、北朝鮮情勢の一層の緊迫化とアラタの才能をめぐり、中国とシベリア共和国の間には意見の相違が生まれていく……。
少年兵、情報技術の高度化、そしてドローン──元ニートは、望まずして“未来の戦場”に立つ──!

『マージナル・オペレーション改』03のストーリーを紹介します!

中国とシベリア共和国――庇護者であったはずの両国の意見は相違し、アラタは窮地に追い込まれることとなった。
やむなく人質を取り、ジブリールを伴って北京郊外へと赴いたアラタは、かつて自らが捨てたはずの母国・日本の大使館へと駆け込む。日本の諜報機関に属する“イトウさん”は日本の国益のため、アラタの持つ機密情報――中国の北朝鮮侵攻計画を、本国・日本に伝えようとはかるが、しかし時すでに遅く、大使館は厳重な包囲の下にあった。
通信は完全に途絶し、武器らしい武器もない。頼れるものは、アラタの指揮のみ。やがて、不気味な静寂の中、敵部隊の大使館突入が開始されようとしていた……。
必ずや、生きて密林に戻る――。芝村裕吏xしずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ新章、四面楚歌の第三弾!

『マージナル・オペレーション改』04のストーリーを紹介します!

本当の“マージナル・オペレーション”は、ここから始まる――。
朝鮮半島動乱の影響が世界に波及するなか、アラタはようやくミャンマー東北部・シャン州の密林に帰還を果たした。しかし、キャンプ・ハキムの失陥とミャンマー政府の裏切りにより、周囲を敵勢力に扼され、子供たちはいまや完全に孤立していた。態勢を立て直すいとまもなく、完全掃討を目論むミャンマー国軍は密林を越えて戦車部隊を送り込み、頭上には中国人民解放軍の放った無人機が遊弋する……。
戦場に充満する絶望を、オペレーションで打ち砕け! 芝村裕吏xしずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ新章、佳境突入。

『マージナル・オペレーション改』05のストーリーを紹介します!

ジブリール、すまん。生きていてくれ。
アラタたちは、数で圧倒的に勝る中国人民解放軍を完膚なきまでに撃破し、戦場には二〇〇〇を超える遺体が残された――。
高温多湿の密林地帯にあって、即座に腐敗してゆく遺体の処理をめぐり、アラタはかつての“クラスメイト”董顕光と交渉を重ねることとなる。
大国の面子を背負わされた董は、アラタに全面降伏を迫るが、子供たちの人生を背負うアラタもまた、その要求を呑むことはできなかった。ふたりの歩む道は、無情にも別れてゆく……。
混迷の度を深める世界情勢に導かれるままに、戦闘はうち続く。ミャンマー軍、そしてまたも人民解放軍がアラタたちに攻勢をかける。ドローンが飛び交う“未来の戦場”で、アラタが手にした勝利の代償は、あまりにも苦い。
芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ新章、激闘の第5弾!

『マージナル・オペレーション改』06のストーリーを紹介します!

友人を殺し、戦には勝った。
だが、勝利が生んだ結果は、ミャンマー政府の大幅な戦線縮小と、それに伴う広大な無法地帯の出現だった。
突如出現した政治的空白地帯に、アメリカ、中国、日本、タイ……諸国の思惑が複雑に絡み合う。
かつてアラタを窮地に陥れた“レインボー会議”による呼び出し、“国益”のもとに二〇式(フタマルシキ)自動歩兵――「まめたん」を投入する日本政府……。
国際政治という次なる戦場で、アラタはいかに戦うのか。
芝村裕吏xしずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、急迫焦眉の第六弾――!

『マージナル・オペレーション改』07のストーリーを紹介します!

米中二大国の対立は、もはや代理戦争ではなく、直接的な衝突へと向かっていた。

朝鮮半島情勢が膠着化する中、中国は政治的空白地帯となったミャンマー・シャン州を支配下に収めるべく、さらなる大軍を繰り出して制圧を試みる。

アラタ麾下の子どもたち三〇〇〇人だけでは対応不可能な事態に、再びレインボー計画が支援に乗り出した。

純日本製陸戦型ドローン・まめたんの指揮権大量移譲、そして米海兵隊の援軍――“子供使い”の指揮のもと、東南アジアの一隅で、さらなる殺戮が幕を開けようとしていた……。

芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、待望の最新刊!

『マージナル・オペレーション改』08のストーリーを紹介します!

ミャンマー北東部をめぐる紛争は、米中全面対決の様相を呈していた。
純日本製陸戦型ドローン・まめたんを指揮下に収めたアラタは、中国・人民解放軍に多大な出血を強いた。しかし、それでもなお中国軍の侵攻を止めることはできなかった。
時を同じくして、最大の後援者(パトロン)である合衆国(ステイツ)は朝鮮半島情勢の対応に追われ、ミャンマー方面の制空権は徐々に中国に奪われていく……。
友好国・タイまでもが態度を変えるなか、孤立したアラタたちと米海兵隊に迫る、戦線破綻の危機。 果たして“イヌワシ”は、「敗北」を回避することができるのか――。

『マージナル・オペレーション改』09のストーリーを紹介します!

二〇式自動歩兵・まめたんの性能の前に、中国・人民解放軍は徒らに屍を積み重ねるだけに見えた……。
しかし、制空権をめぐる戦いで合衆国の優位は完全に喪われ、いまやアラタたちと海兵隊は、格好の空爆目標となった。
中立を決め込んでいたタイ王国の造反。
加えて、孤立した海兵隊に、ついに本国より撤退命令が下る。
国境を超え、空と陸から怒濤の追撃を開始する人民解放軍。
アラタたちは無事に逃れ切ることができるのかーー。
いま、戦史に比類なき撤退戦の幕が上がる。

『マージナル・オペレーション改』10のストーリーを紹介します!

合衆国海兵隊は本国の命により撤退し、中国は世論におされる形でタイ王国にまで人民解放軍を大量投入した。朝鮮半島情勢もままならぬなか、西側各国は歩兵戦力の投入を渋り、タイ国軍は敗走に敗走を重ねてゆく……。しかし、軍事的合理性を無視した中国の戦線拡大は、あちこちで綻びを見せはじめてもいた。子どもたちと二〇式自動歩兵・まめたんを縦横に指揮する“インドシナの第三勢力“アラタは、その隙をつき、大規模な奇襲攻撃を企図する。アジアの覇権国家・中国から、この戦争の主導権を奪回せよーー!芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、完結目前!

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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