【おすすめ】莫言の全作品を一覧であらすじを紹介します

莫言 ばく げん、モー・イエン(1955年2月17日 – )

作家。中華人民共和国山東省高密市生まれ。幼少期に大躍進政策や文化大革命を経験し小学校を中退することになった。この時の飢餓と孤独により作家になることを決意する。1976年人民解放軍に入隊。1984年解放軍芸術学院文学部に合格。1985年『透明な人参』で作家デビュー。ガブリエル・ガルシア=マルケスやウィリアム・フォークナーの影響を受け、マジックリアリズムの手法で中国農村を幻想的かつ力強く描く作風で知られる。2011年『蛙鳴』で中国文学の最高権威茅盾文学賞を受賞。2012年ノーベル文学賞受賞。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:赤い高粱
  • 2位:豊乳肥臀
  • 3位:至福のとき 莫言中短編集

作品年表リスト

『紅い高粱』1988年5月

婚礼の輿が一つ,赤に染まる高粱畑の道を往く.輿に揺られる美しい纏足を持った少女.汗に濡れ輿を担ぐ逞しい青年.中国山東省高密県東北郷.日本軍が蛮勇を振るうこの地を舞台に,血と土,酒に彩られた一族の数奇な物語が始まる.その名「言う莫れ」を一躍世界に知らしめた,現代中国文学の旗手の代表作.

『続 赤い高粱』1990年10月

ノーベル賞作家莫言の代表作で、五つの連作中篇からなる長篇小説『赤い高粱』(原題『紅高粱家族』)の後半三篇を収録。日中戦争下の中国山東省高密県東北郷。日本軍を奇襲した祖父らだったが、その報復により村は壊滅する――。共産党軍、国民党軍、傀儡軍、秘密結社がからむ生と死、性と愛、血と土、暴力と欲望の凄烈な物語。

「秋の水」『中国幻想小説傑作集』1990年12月

中国の怪異・幻想小説は、古来の夢や「怪力乱神」への関心を淵源として発展し、その長大な流れは数々の名作を生んだ。古典からは「杜子春」「牡丹灯篭」「白蛇の物語」「聊斎志異」など、近・現代からは不条理な現実から花開いた魯迅、巴金、莫言らの多彩・鮮烈なファンタジーを精選して収録した。

『中国の村から 莫言短篇集』1991年4月

「縄・前歯」『笑いの共和国 中国ユーモア文学傑作選』1992年6月

1910年代から最近年まで、魯迅、胡適から莫言、張系国に至る中国近現代の主要作家を網羅して、小説を中心に戯曲、エッセー、詩を含む多彩なユーモア文学の名作を収録。過酷、不条理な現実に立ち向かう微苦笑、艶笑、呵々大笑を楽しみながら20世紀中国文学の流れをも展望できるアンソロジー。

『花束を抱く女』1992年10月

『酒国 特捜検事丁鈎児の冒険』1993年2月

酒国という都市で権力者たちが人肉料理を食べているという情報があり,検事丁鈎児が潜入する-.改革開放政策下の現代中国の矛盾と混乱を,リアリズムとアレゴリーをおりまぜ,伝統的な幻想譚にも似た文学世界として描く.中国のガルシア・マルケスと呼ばれ高く評価され,映画『紅いコーリャン』の原作で知られる莫言の傑作長編.

『豊乳肥臀』1996年1月

映画『紅いコーリャン』の原作者として知られる莫言の長編小説。中国では刊行直後に発禁処分となっ た。中華人民共和国成立50周年を前に、今世紀最後の大傑作、翻訳刊行!

  • 上下巻

「女郎遊び」『ノスタルジア』1996年11月

直線的な時間や歴史意識への懐疑と失われたユートピアへの回帰の夢.それは美しい夢想ばかりではなく,現実否定の暴力や破壊を生むパラドックスを孕む.【収録作家】エズラ・パウンド/タデウシュ・カントル/ライナー・W.ファスビンダー/E.M.シオラン/張愛玲/莫言/ウンベルト・サバ/スーザン・スチュワート他

『現代中国短編集』1998年3月

『白檀の刑』2001年3月

『至福のとき 莫言中短編集』2002年9月

  • 上下巻

『四十一炮』2003年7月

肉がおいらに言うのです??わたしを食べに来て、さあ、早く! 肉と心を通わせる異能をもち、激しく飢えた大食らいの少年が、ほらと砲弾をぶっ放す。アジアで一番ノーベル賞に近い作家の最新作

  • 上下巻

『白い犬とブランコ 莫言自選短編集』2003年10月

『牛 築路』2004年4月

中国の寒村での庶民の生と死を凝視し、暴力という秘儀体験と生命のはかなさを饒舌な文体で濃密に描く。荒涼たる大地ではいつくばうように生きる人々が見た幻、そして望み。輪廻転生。渇望と諦念。「マジックリアリズム」の手法で知られ、国際的にも注目される現代中国文学の旗手が文革期農村を丹念に描いた秀作二篇。本邦初訳。岩波現代文庫オリジナル版。

『転生夢現』2008年2月

  • 上下巻

「吉田先生について」『吉田富夫先生退休記念中国学論集』2008年3月

『蛙鳴』2009年12月

『犬について、三篇』2010年11月

『透明な人参 莫言珠玉集』2013年2月

中国の魔術的リアリズムの作家、莫言による幻想的な中・短篇小説六作品を厳選。

中国で高校国語の教科書に選定された表題作「透明な人参」ほか、2012年ノーベル文学賞受賞講演を収録。

『変』2013年3月

ノーベル文学賞作家・莫言による自伝的小説。1960年代末、主人公が放校された小学校の場面から始まり、軍への入隊・作家としての成功・小学校の仲間たちとのその後の交友など、約40年間の中国社会の大変貌と主人公の人生の変転を軽妙なタッチで描く。

『天堂狂想歌』2013年4月

中国で実際に起きた農民蜂起事件を題材に、莫言が自国の巨大な闇を炙り出す。ノーベル文学賞受賞後、初の邦訳長篇。

『疫病神 莫言傑作中短編集』2014年7月

ノーベル文学賞作家が描く、中国の農村を舞台とした奇想あふれる物語たち
「中華全省われが一番“狂”なり」(莫言)

疫病神と呼ばれる整形“美人”が饒舌に語る、国境沿いの村で繰り広げられた己の出生譚とは―。
初邦訳作品を含む全11篇を収めた日本オリジナルのアンソロジー。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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