【おすすめ】関口尚の全作品を一覧であらすじを紹介します

関口 尚 せきぐち・ひさし(1972年9月19日 – )

小説家。栃木県下都賀郡岩舟町生まれ。茨城大学大学院人文科学研究科修了。2002年、『プリズムの夏』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:空をつかむまで
  • 2位:君に舞い降りる白
  • 3位:はとの神様

関口尚の作品年表リスト

プリズムの夏(2002年12月)

「わたしはわたしをやめたい。もう消えてしまいたい」。ネットで見つけた、うつ病女性の日記。高3のぼくは、書いているのが片思いの相手・松下さんではないかと疑い始める。映画館で働く美しい彼女にそんな気配はないけど、証拠は積み重なる。死へ向かう、日記の女性が松下さんなら、ぼくは助けたい。どんなに苦しいことがあっても――。ひたむきな想いを描く青春小説。第15回小説すばる新人賞受賞作。

  • 集英社、2002年12月
  • 集英社、2005年7月

主人公2人にあまり共感できませんでした。

無鉄砲なようで、冷静であり、不真面目なようで、計画性がある。それは、小説の中の高校生っぽいように感じてしまいました。高校生らしさはたくさん見受けられるんですが、当時高校生の目から見ると「こんな奴いんのかよ?」などと思えてしまいました。

もっと読むプリズムの夏(関口尚)のあらすじ(ネタバレあり)・解説・感想

君に舞い降りる白(2004年8月)

もう誰も、好きにならない。鉱石店でアルバイトをする大学生の修二は、そう心に決めていた。しかし、店に来る少女・雪衣(ゆきい)のことが少しずつ気になり始める。次第に距離を縮めるふたりだったが、彼女は自分の素性を一切話さない。だが、ついに彼女が隠していた秘密を知ってしまう。その時、修二は――。人を深く想うということを描いた、心に響く美しい青春小説。

  • 『あなたの石』集英社、2004年8月
  • 『君に舞い降りる』集英社文庫、2007年9月※文庫化で改題

空をつかむまで(2006年4月)

膝の故障で得意のサッカーを諦めた優太は、廃校が決まった田舎の中学に通う3年生。無理やり入部させられた水泳部には、姫と呼ばれる県の記録保持者と、泳げないデブのモー次郎しかいない。3人は、なくなってしまう美里中学のため、優勝すべくトライアスロン大会に挑む。市町村合併を背景にまばゆい青春の葛藤と疾走を描いた少年少女小説。第22回坪田譲治文学賞受賞作。

  • 集英社、2006年4月
  • 集英社文庫、2009年6月

マジック・アワー(2006年6月)

そのままの光(2006年11 月)

瀬野、正夫、ヨダカとぼく。大学寮の東十五室はぼくたち4人の居場所だった。寮が取り壊された今、大切な場所を失ったぼくたちに正夫の歌う音のはずれたビートルズが気づかせてくれたのは―。

シグナル(2008年2月)

映画館でバイトを始めた恵介。そこで出会った映写技師のルカは、一歩も外へ出ることなく映写室で暮らしているらしい。なぜ彼女は三年間も閉じ こもったままなのか? 青春ミステリ感動作!

  • 幻冬舎、2008年2月
  • 幻冬舎文庫、2010年10月

パコと魔法の絵本(2008年7月)

とある病院に入院した大富豪の偏屈じじい大貫は、そこで絵本好きな少女パコと出会った。ある日、勘違いからパコの頬を叩いてしまった大貫は、彼女が事故の後遺症で一日しか記憶がもたない病気だと知る。「ねえおじさん、前にもパコのほっぺに触ったよね?」。昨日を失った少女の心に特別な思い出を残そうとした大人たちの、心温まる奇跡の物語。

ムーン・ショット(2008年8月)

大人になった僕らにだって、青春はあるんだ――。
昔みたいに無邪気じゃいられない。好き、だけじゃ動けない。
だけど、だからこそ得られる、かけがいのない一瞬があるから。
33歳の大和には、よく見てしまう夢がある。それは高校時代、甲子園を逃してしまったエラー。永遠に覆らない「もしも」と、突然いなくなってしまったエース・明石の行方を思いながら、大和はいまも仲間と草野球を続けていた。けれど10歳年下の彼女・沙耶は、仕事も野球も大切にする大和が、自分中心に動いてくれないと不満を募らせる。幼い沙耶に、好きだという気持ちと、彼女をもてあます気持ちを抱えなる大和の前に、ある日突然、野球部のかつてのマドンナ・椿が帰ってきて……。大人になるって、悪くない。特別なことがなくても、厳しい現実に直面することが多くても、だけどそんな僕たちにだって青春はある――。そんな、大人の男の青春物語。

はとの神様(2011年4月)

転入したての5年生、みなと。父の仕事の都合で各地を転々、病的に潔癖な継母との毎日に、何かを待ち続けていた。同級生・悟は物知り博士。父が鳩レースにのめり込み、母と離婚していた。そんな二人が鳩を拾う。持ち主のオランダ人に届けにいき、同い年の娘ユリカと出会った。居場所のない者同士、響き合った三人は、自分たちだけで鳩を飛ばしに遠く稚内を目指す。少年たちの冒険と成長を描く傑作長編。

ナツイロ(2012年6月)

大学のリゾートバイト研究会に所属する田中譲。とある出来事で大学から遠ざかり、住み込みのみかんアルバイターとして、ひとり愛媛へ。1歳下のシンガーソングライターの女子と出会う。次第に彼女のペースに巻き込まれ、アルバム製作の費用を用立てて、一緒に曲作りをすることに。彼女に振りまわされた季節は、それでもやっぱり輝いていた。青春まっただ中の男子と女子の物語。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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