【おすすめ】志村貴子の全作品を一覧であらすじを紹介します

志村 貴子 しむら・たかこ(1973年10月23日 – )

漫画家。1997年に『コミックビーム』2月号掲載の「ぼくは、おんなのこ」でデビュー。その後、『敷居の住人』で初連載。徐々に活動の場を広げ、現在は『コミックビーム』に加え、『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)など青年誌を中心にいくつかの雑誌で作品を発表している。2012年、米国図書館協会の若者向けサービス部門が選出する「12歳から18歳向けの優秀なグラフィック・ノベル 2012年(2012 Great Graphic Novels for Teens)」のベスト10に、英訳版『放浪息子』1巻が選ばれた。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:放浪息子
  • 2位:娘の家出
  • 3位:敷居の住人

作品年表リスト

『敷居の住人』1998年 – 1999年

『放浪息子』テレビアニメ化で話題沸騰、志村貴子の連載デビュー作にして、初のヒット作! ミドリ頭の健康不良中学生・本田千暁、不思議美少女・キクチナナコ、イケメン不良教師の兼田など、個性豊かなキャラクターが思春期の少年少女たちの心情をデリケートに描き出す、志村貴子ワールドの真骨頂!

主人公である本田千暁の中学時代から高校卒業までの、グダグダな青春と不完全燃焼な恋愛を描く。ひたすらにワガママで青臭い若者の物語。なお本作に登場している中学校は、作者の別作品『放浪息子』で主人公達が通っている学校でもある。

  • アスキー〈アスペクトコミックス〉1998年 – 1999年、1巻 – 3巻
  • (改定版)エンターブレイン〈ビームコミックス〉2000年 – 2002年、全7巻、B6版 – 1巻から3巻が出版社・レーベル変更による改訂版
  • (新装版)エンターブレイン〈ビームコミックス〉2009年、全6巻

『どうにかなる日々』2003年 – 2004年

どうしようもないほど痛くて、限りなく愛しい、あの日々から愛をこめて。

物語の魔術師、志村貴子が紡ぐ、傑作エロティック・オムニバス!「先生のくせに」のその後をえがいた描きおろし短編&単行本未収録の貴重なイラストを収録した新装版。

  • 太田出版(Fコミックス)2003年 – 2004年、全2巻
  • 太田出版、新装版、2015年、ピンク+みどり、全2巻

ちょっと変わった恋愛模様とありふれた日常を描いたオムニバスショートストーリー集です。

男女のエピソードに加え、ゲイ、レズビアンや近親相姦さらには幽霊といった様々なキャラクター同士のエピソードが描かれまする。

すべてのエピソードで性的な描写もありますが、淡々と描かれているため、苦手な方でも読めるのではないかなと。

『ラヴ・バズ』2003年 – 2005年

『放浪息子』の志村貴子が描く、ヘタレ女子プロレスラーストーリー、待望の新装版第1巻!

5年前、興行中に突然失踪した、若手人気女子プロレスラーの藤かおるが、失踪中に産んだ娘・えりかを連れて、道場に戻ってきた。住む家がない彼女は、驚く周囲の許可もそこそこに、えりかと一緒に道場に住み込んで、プロレスラー復帰を目指すのだが……。TVアニメ化作品『放浪息子』の志村貴子が描く、ヘタレ女子プロレスラーストーリー、待望の新装版が、A5判で刊行開始! 雑誌掲載時のカラー原稿をそのまま再現!

  • 少年画報社(YKコミックス)2003年 – 2005年、全3巻
  • (新装版)エンターブレイン(ビームコミックス)2011年、全3巻

『放浪息子』2003年 – 2013年

女の子になりたい男の子と、男の子になりたい女の子。フクザツで繊細な、思春期物語。女の子のかわいい服を着たいという気持ちが抑えきれない内気な男の子・二鳥修一は、転校先の小学校で、背が高くカッコイイ女の子・高槻よしのと出会う。彼女もまた、「男の子になりたい」思いを胸に秘めた女の子だった。フクザツで壊れやすい心を抱えて思い悩む現代の少年少女たちを、優しく透明に描き出す、思春期学園ラブストーリー!

  • エンターブレイン(ビームコミックス)2003年 – 2013年、全15巻、B6版

『ぼくは、おんなのこ』2003年12月

『青い花』テレビアニメ化で話題沸騰、志村貴子(『放浪息子』)の短編集。夢に出てきたハダカの女の子は…どう見ても、ぼくなんです。繊細で淡々とした作風で人気急上昇中の志村貴子、傑作読切作品が1冊に! 『放浪息子』の原点的作品である表題作「ぼくは、おんなのこ」など、計6作品を収録!

『青い花』2006年 – 2013年

「もし私の好きな人が女の子だったらどうする?」鎌倉のお嬢様学校&進学女子高を舞台に紡がれる、胸キュン”ガール・ミーツ・ガール”ストーリー。

江ノ電沿線の女子高「松岡女子高等学校」に入学した万城目ふみは、入学式の日に同じく江ノ電沿線のお嬢様学校「藤が谷女学院」に入学した幼なじみの奥平あきらと10年ぶりに再会し、一緒に登校するようになる。失恋を思い出し涙目となるふみちゃんに、あーちゃんはハンカチを差し出す。「ふみちゃんはすぐ泣くんだから」10年前と全く同じセリフであった。ふみは、先輩の杉本恭己と出会い、交際を始める。恭己には、藤が谷から松岡に転入したという経緯があった。

  • 全8巻

『ルート225』2008年

姉のエリ子と弟のダイゴは、近所の公園から家に帰るハズが、いつの間にか、ちょっとだけズレた違う世界に来てしまう。いなくなっちゃった両親、違う世界にもいる自分の友達…この世界っていったいどこ? 元の世界へ帰るための、2人の不思議な不思議な日々。

『かわいい悪魔』2010年

★志村貴子ファン垂涎のお宝作品集! 気弱なお坊ちゃま・めぐむの前に突然現れたのは、自称”魔女”のお姉さん。不思議な力を使ってめぐむに意地悪したり助けてくれたり……。謎の魔女っこと優等生男子の不思議な交流を描いた「かわいい悪魔」シリーズが、描きおろしを加えてついに完結!  表題作の他、銭湯でひとめ惚れをしてしまった女の子の心の揺れを綴る『あたいの夏休み』、憧れの先生が”継母”になってしまった青年(マンガ家志望)の苦悩を描く『不肖の息子』など、志村貴子の魅力が光る珠玉の全7編。

『娘の家出』2014年 – 2017年

再婚した母。離婚して以来、「彼氏」と暮らす父。そんな家族に囲まれて生活する高校生のまゆこはいま思春期の真っ只中。まゆこの「家出」から始まった、さまざまな人生が交差する心に染むランナウェイ・ストーリー。

  • 全6巻

『わがままちえちゃん』2015年

「ちえ」は、「さほ」とくらべられるのが、いやでした。

ある雨の日。青蘭中学の入学式を待ちわびる「塙さほ」は、傘もささずに青蘭の制服を着て立っている少女と出会う。「あたしがみえるの?」と語りかけてきたその少女は、みつあみで、幽霊で、名前は「ちえ」。

それを聞いた両親は、その子は、「さほ」の亡くなったお姉さんだという。だが、母のお腹の中で死んだはずの自分が、なぜ成長して、青蘭の制服を着ているのか? 疑問に思った「ちえ」が、あることに気がついた、そのとき……。

「ちえ」と「さほ」、ある姉妹が遭遇した不思議なものがたり、その真実はどこに?

『淡島百景』2015年 –

舞台に立つことを夢みて歌劇学校に通う少女たちの心を、鮮やかに切り取った青春群像シリーズ。

淡島(あわじま)歌劇学校合宿所――通称“寄宿舎”には、舞台に立つことを夢みる少女たちが全国から集まってくる。

ミュージカルスターに憧れて入学した若菜。
親友の思いを背負って学び続ける寮長の絹枝。
周囲の視線を集める美しき特待生の絵美。

かけがえのない季節をともに生きる少女たちの青春グラフィティ。

  • 刊行中

『こいいじ』2015年 – 2019年

下町の銭湯「すずめ湯」の娘・まめは、子供の頃からずっと幼馴染みの聡ちゃん(妻子あり)に片思いを続けている。フラれてもフラれても、あきらめられない恋。志村貴子が贈る、「食い意地」ならぬ「恋意地」のはったヒロインの、究極の片思いストーリー。

  • 全10巻

『起きて最初にすることは』2015年5月

志村貴子初BLコミックス
「不憫BL」で人気を博した義兄弟のシリーズ連載が待望のコミックス化。

4年前、親同士の再婚で突然出来た2才下の弟・夏央(なつお)。兄となった公崇(きみたか)は夏央に勉強を教えてあげると「兄ちゃん」と頼ってきてくれるようになり、そんな弟が可愛くて仕方ないしあわせな日々。

しかしある日、公崇は、自室に男を連れ込みHしてるところを夏央に見られてしまった!嫌われた上にゲイだと学校で言いふらされ…不登校→退学→ニートの道の公崇。それでも夏央が欲しくてたまらない。

好かれたい触ってほしいセックスがしたい! 欲情が甘く痺れる、ダメ恋ボーイズラブ。

『志村貴子イラストワークス』2015年7月

『放浪息子』『青い花』の志村貴子、待望の初画集。

デビュー作『ぼくは、おんなのこ』、初連載『敷居の住人』、そして2大代表作『放浪息子』『青い花』に至るまでの、淡く繊細なイラストワークを一挙に収録した、志村貴子初の画集、待望の刊行。描き下ろしイラスト、描き下ろしマンガも収録。

5社合同、8冊連続刊行の「志村貴子まつり2015」のラストを飾る1冊です。

『さよなら、おとこのこ』2017年9月 –

目が覚めると、身体だけが子供になっていた。

灰島かなで 劇団員・25歳
桑田勇紀 バス運転手・30歳

2人はラブラブ同棲を満喫していた。でもある朝、かなでに起きた異変により、生活は一変する。原因も、大人の体への戻り方もわからず、あたふたする2人。

昨日までは恋人・勇紀の身体を、心ゆくまでむさぼっていたのに、どんなにムラムラしても、Hは叶わず…!

舞台の上では老人にも幼児にもなれる。それがかなでの役者としての喜びだ。でも現実的に肉体を変えることなんて、できないはずなのだが…! ?

『ビューティフル・エブリデイ』2018年6月 –

義兄が私に恋をした。…けど、「あんたとなんか
ぜったいセックスしてやんない」

エロマンガ家の娘×童貞こじらせ兄&性悪ブラコン妹できたて家族のくちゃくちゃ人間模様。

エロマンガ家の娘・花琳。母が再婚し、新しい父と、歳の近い兄と妹ができた。しかし、義兄の光一は顔がいいだけのセクハラ野郎で、義妹の美咲は花琳を敵視するブラコン女。耐えかねた花琳は、ある月曜日の朝に亡き実父に「会いに」行き――?

別れたり増えたり恋したり、一つ屋根の下で遷り変わりゆく家族のかたち。志村貴子が贈る最新読切り連作シリーズ、第一集。

『おとなになっても』2019年10月 –

小学校の先生をしている綾乃は、久しぶりに立ち寄った行きつけのバーで、朱里に声をかけられる。二人は初対面ながら意気投合し、そのまま朱里の部屋へ。キスをしてまた会うことを約束する。しかし数日後、朱里のバーに現れた綾乃は「夫」を連れてきて……!? 初めての気持ちに戸惑う綾乃と、そんな綾乃に振り回されながらも惹かれる心を止められない朱里。30代半ばになってもまだ全然おとなじゃない。胸騒ぎが止まらない、少しビターな大人百合、開幕!

  • 刊行中
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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