【おすすめ】多島斗志之の全作品を一覧であらすじを紹介します

多島 斗志之 たじま・としゆき(1948年10月24日 – ?)

小説家。大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒。広告代理店勤務、フリーの広告制作ディレクターを経て作家となる。2009年12月、片目の失明と視力の著しい低下を理由に失踪。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:黒百合
  • 2位:少年たちのおだやかな日々
  • 3位:症例A

作品一覧リスト

〈移情閣〉ゲーム(1985年9月)

  • 〈移情閣〉ゲーム―キャンペーンに仕組まれた大謀略(1985年9月 講談社ノベルス)
  • 龍の議定書(1988年6月 講談社文庫)
  • 〈移情閣〉ゲーム(2007年9月 講談社ノベルス)

聖夜の越境者(1987年3月)

CIA桂離宮作戦(1987年3月)

ソ連謀略計画(シベリア・プラン)を撃て(1987年3月 トクマ・ノベルズ)
CIA桂離宮作戦(1990年8月 徳間文庫)

金塊船消ゆ(1987年9月)

バード・ウォーズ アメリカ情報部の奇略(1988年5月)

密約幻書(1989年5月)

  • 第101回直木賞候補

マリア殺し異人館の字謎(1990年4月)

クリスマス黙示録(1990年11月)

FBI捜査官のタミは、誤って現地の女性警官の息子をひき殺してした日本人女性の警護をすることに。息子にも非があったとして告発はされなかったが、女性警官は納得せず、復讐を宣言して失踪した。迫りくる復讐者の手から女性を守ることができるのか。

  • 第12回吉川英治文学新人賞候補

不思議島(1991年7月)

  • 第106回直木賞候補

マールスドルフ城1945(1993年3月)

  • 神話獣(1993年3月 文藝春秋)
  • マールスドルフ城1945(2000年2月 中公文庫)

少年たちのおだやかな日々(1994年4月)

こんな時、どうしますか?同級生の母親の不倫現場を目撃してしまったら?姉の婚約者が、ある犯罪の常習者だったら……。ある少年が遭遇する7つの出来事は、驚異のどんでん返し7連発。

1999年8月に文庫刊行以来、2度目の新装版。

白楼夢 海峡植民地にて(1995年10月)

二島縁起(1995年10月)

海上タクシー〈ガル3号〉備忘録(1996年7月)

私たちの退屈な日々(1996年11月)

  • もの静かな女たち(1996年11月 実業之日本社)
  • 私たちの退屈な日々(2009年4月 双葉文庫)

海賊モア船長の遍歴(1998年7月)

  • 第1回大藪春彦賞候補

仏蘭西シネマ(1998年9月)

症例A(2000年10月)

精神科医の榊は美貌の十七歳の少女・亜左美を患者として持つことになった。亜左美は敏感に周囲の人間関係を読み取り、治療スタッフの心理をズタズタに振りまわす。榊は「境界例」との疑いを強め、厳しい姿勢で対処しようと決めた。しかし、女性臨床心理士である広瀬は「解離性同一性障害(DID)」の可能性を指摘し、榊と対立する。正常と異常の境界とは、〈治す〉ということとはどういうことなのか? 七年の歳月をかけて、かつてない繊細さで描き出す、魂たちのささやき。

離愁(2003年1月)

昔の美貌を残しながらも無表情、徹底して人とのかかわりを好まなかった藍子叔母。謎に満ちた叔母の人生に、わたしは物書きとしての興味をかきたてられた。叔母に届いた手紙と、ある男の手記。調べていくうちに、若き日の叔母の恋人は、ゾルゲ事件で投獄されていたことを知る。戦中から戦後、そして現在へと、脈々と続く連鎖の不思議。昭和という時代に翻弄されながらも、気丈に愛を貫き通した藍子――。『症例A』の多島斗志之が描き切った、渾身の純愛小説。

  • 汚名(2003年1月 新潮社)
  • 離愁(2006年1月 角川文庫)

追憶列車(2003年8月)

第二次大戦末期にフランスからドイツへ脱出する列車で出会った日本人少年と少女の淡い恋心を描いた表題作、主婦の足下に忍び寄る謎の女を追う「マリア観音」、清水の次郎長の三人目の妻、お蝶が男女のもつれから死に至るまでを描いた「お蝶ごろし」など、魅力の五篇を収録。予想を快く裏切る、情感豊かな作品を厳選した傑作短篇集。「マリア観音」「預け物」「追憶列車」「虜囚の寺」「お蝶ごろし」収録。

海賊モア船長の憂鬱(2005年10月)

悪名高きアドヴェンチャー・ギャレーを率いる隻腕のモア船長。並外れた商才を発揮しマドラス長官にまで上りつめたピット。400カラットのダイヤモンドを手に夫が失踪、真相究明にはるばるマドラスへやってきたフィリップス夫人。社命を受け真実を追うクレイだが、彼を取り巻く人々も一筋縄ではいかないクセ者ばかり……。予想もつかないどんでん返しが待ち受ける衝撃の結末! 『症例A』の著者が描く、大興奮の海洋冒険小説。

感傷コンパス(2007年7月)

昭和30年、春。新任教師の明子は三重県伊賀の山里にある分校に赴任した。小さな村ならではの誰もが顔見知りの人間関係や、無邪気な子どもたちが教えてくれる自然の美しさに、初めての地での緊張もほぐれていく。そんな中、誰にも心開かず、突飛な行動をとる生徒・朱根のことが気にかかっていた明子は、思いがけない事情を垣間見る……。清冽な空気とともに、人々の心の交流を丁寧に描きだす優しく温かい物語。

黒百合(2008年10月)

昭和27年の夏休み。14歳だった「私」こと進と一彦は、六甲山にあるヒョウタン池のほとりで、不思議な雰囲気を纏った同い年の少女と出会う。池の精を名乗ったその香という少女は、近隣の事業家・倉沢家の娘だった。三人は出会った翌日からピクニックや山登りを通して親交を深めてゆく。自然の中で育まれる少年少女の淡い恋模様を軸に、昭和10年のベルリン、昭和15年の阪神間を経由して、物語は徐々にその相貌を明らかにしてゆく。そして、最後のピースが嵌るとき、あらゆる読者の想像を超える驚愕の真相が描かれる。数々の佳品をものした才人による、工芸品のように繊細な傑作ミステリ。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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