【おすすめ】福本伸行の全作品を一覧であらすじを紹介します

福本 伸行 ふくもと・のぶゆき(1958年12月10日 – )

漫画家。神奈川県横須賀市出身。かざま鋭二のアシスタントを経て、1980年『月刊少年チャンピオン』掲載の『よろしく純情大将』でデビュー。なかなかヒット作に恵まれずアルバイトで生計を立てる日々を送るが、『近代麻雀ゴールド』に連載した『天 天和通りの快男児』がヒット。以後、『賭博黙示録カイジ』『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』『銀と金』などヒット作を連発し人気漫画家となった。1998年、『賭博黙示録カイジ』で第22回講談社漫画賞を受賞。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:カイジ
  • 2位:天
  • 3位:アカギ

作品年表リスト

ワニの初恋(1987年)

人生の悲哀を知り尽くし、それでも尚、限りなく純粋でどこまでも熱く生きる男の情熱ストーリー。福本作品初期の作品ながら、心に熱い福本節もチラホラ。

熱いぜ辺ちゃん(1987年)

麻雀を心から愛する男、辺ちゃん。そして周りに集う男たち…。辺ちゃんの天真爛漫な生きざまは、周りのみんなを熱くさせ、辺ちゃんのトリコになる。注目の第1巻!!

  • 全2巻

麻雀漫画です。ただ真剣勝負だけではなく、初期の福本作品らしく人情話も多く収録されています。

見上げれば通天閣(1988年8月)

担任のあだ名は通天閣。その名の通り、とっても背が高くて学校中の人気者。子供たちが大好きで、曲がった大人が大嫌い。そんな先生が織り成す人間模様。表題作「見上げれば通天閣」、「打ってよチュウちゃん」、全2編の福本伸行人間劇場。

天 天和通りの快男児(1989年8月~2002年4月)

超心理麻雀漫画「アカギ」の主人公・赤木しげるが大人になって登場!主人公、天が率いる東代表のメンバーの一員として西代表との東西戦に臨む。老アカギ、カッコイイです。歳食った分いい感じに丸くなってます。ほとんど主役の存在感。スピンオフ作品として、「アカギ」が生まれたのも納得です。終盤、激アツです。心に響く名台詞の数々・・・。人生観変わります。

  • 全18巻。

今では「アカギ」のほうが有名になりましたが、元々はこの「天」のスピンオフという形でした。

「天」のアカギは裏麻雀界で無敗を誇った最強の打ち手として登場。老獪な打ち回しで登場人物たちを翻弄します。

個人的には東西戦の二人麻雀が好きですね。カイジの17歩が好きな人なら気に入ると思います。

銀ヤンマ(1991年)

ヤクザ相手の賭け麻雀を請け負い、不敗を誇る孤高の雀士・銀次。その表の顔は刑事だった!秋空を高く舞う「銀ヤンマ」の異名を持つ銀次と、組織の代打ち・志村との勝負の行方は……。表題作「銀ヤンマ」をはじめ、鬼才・福本伸行が描く、闇の世界をうごめく雀鬼たちのハードロマン。

春風にようこそ(1996年)

ただ前へ…! ほんの僅かでも可能性がある限り――! 事件を起こし服役後にプロゴルファーを目指す27歳の挑戦、後の福本作品につながるような智略に優れたベテランゴルファー、16年間、仲間を支えたラガーマンの最初で最後のトライ……。福本伸行によるスポーツ短編をまとめた短編集。

民宿を舞台にした麻雀漫画。題材は麻雀でもほのぼのとした世界観です。

天の初期と似たような雰囲気かもしれません。真剣勝負ではなく、麻雀を題材として民宿に関わる人たちの様子が描かれます。

熱いぜ天馬(1990年6月)

136枚の牌を自在に操り、僅かでも可能性がある限り、決して勝負をあきらめない天才少年、天馬。勇気と闘志と叡智を結集し、冴える奇跡の闘牌!!

アカギ 〜闇に降り立った天才〜(1992年4月~2018年6月)

昭和33年、高度成長期真っ只中の時代。雨降りしきるある夜、とある雀荘でヤクザ相手に命がけの勝負を挑んでいた南郷は徐々に窮地に追い込まれていた。その時突然、ずぶぬれになった一人の少年が雀荘に入ってきた。少年にただならぬ気配を感じた南郷は、麻雀牌すら握ったことのない彼に代打ちをさせる。このときから伝説が始まった。少年の名は赤木しげる。のちに「神域の男」と呼ばれる男である。

  • 全36巻

「天」のスピンオフ作品です。でも「天」よりずっと有名な作品になりましたね。

「天」で最強の打ち手として登場したアカギの中学生時代から物語はスタート。麻雀のルールを覚え、のちの才覚の片りんを見せていきます。

有名なのはあまりにも長い鷲巣麻雀編でしょう。一晩の戦いがこれほどまで長期連載になるとは…盲目の老人・市川との死闘など、天才的なアカギの戦いっぷりに痺れる作品です。

銀と金(1992年7月~1996年7月)

裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?「カイジ」「アカギ」と並び称される福本伸行の代表作の一つ。

主人公・森田鉄雄とフィクサー・平井銀二が様々な人物と勝負を行っていく対決漫画です。

麻雀での対決もありますが、本質的には「どうやって相手の金を奪い取るか」という頭脳戦という感じ。「天」や「アカギ」よりも「カイジ」に連なる作品です。

とてもおもしろいんですが、打ち切りのような終わり方が残念。福本さんも続きを描きたいと言ってるものの、今のところ続編は描かれていません。

真実の男 大安吉日真太郎(1996年7月)

打算と建前がはびこり、システム化された世の中にある男が立ち向かう。純朴で不器用な“真実”に生きる男・真太郎が織り成す人間物語。

賭博黙示録カイジ(1996年9月~1999年10月)

上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。1998年に雑誌「ヤングマガジン」で連載を開始すると同時に大人気になった福本伸行の代表作。

  • 全13巻

説明不要な大ヒット作。

映像化されるなど、漫画を読んでいなくてもストーリーを知っている方もいるでしょうが、息詰まる心理戦の描写をぜひ原作でも読んでほしいです。

無頼な風 鉄(1998年9月)

自分の流儀に沿って生きるジョッキー・鉄。惚れ込んだ馬を見つけるととことんまで追いかける。そんな鉄が見つけ出したのは、薬殺寸前の暴れ馬だった。表題作「無頼な風 鉄」、「懲りないサンバ」、全2編の福本伸行人間劇場。

あの人のトランペット 福本伸行自撰短編集 1(1998年11月)

「春風」――そこは、伊豆で一番客が少なくて、日本で一番“暖かい”民宿――。笑いと感動あふれる、麻雀楽園――。

星降る夜に 福本伸行自撰短編集 2(1999年1月)

哀しみと切なさ、心の温もり――。父と子、教師と生徒、そして男と女…。人は温もりに触れ、哀しみや切なさを乗り越えて大人になっていく――。嗚呼、人生劇場!!!

前へ…!! 福本伸行自撰短編集 3(1999年1月)

あの頃の面影、培った情愛――。永い歳月が過ぎても変わらぬ、あの頃の面影、そして情愛――。だが人は歩んでいくしかない… それぞれの道を!!!

RUDE(あくたれ)39(1999年10月)

無頼伝 涯(2000年7月~2001年3月)

「見てろっ………! オレは必ず這い上がるっ…………!」資産家の老人を殺害した犯人に仕立て上げられた中学生・工藤涯(くどう・がい)が、自分の無実を証明するために闘っていくサスペンスアクション。鳳臨グループの会長・平田隆鳳(ひらた・りゅうほう)を刺殺した容疑者として追われる工藤涯は、ビルの路地に追い込まれ、警部・安部(あべ)と対峙する。そこで涯は、自分ははめられたのだと告白するのだが……!?

  • 全5巻
  • 新装版、全4巻

少年誌である「週刊少年マガジン」に連載された作品です。冤罪のために更生施設「人間学園」に送られた少年・涯が自らの無実の証明のために奔走する姿が描かれます。

少年誌でも健在なのはその意志の強さ。困難な状況にあっても自分の信念を貫き通す涯の姿が印象的です。

少年誌では受けなかったようで、全5巻で終了してしまいました。

賭博破戒録カイジ(2000年11月~2004年4月)

ギャンブル漫画の金字塔カイジついに、第3章「欲望の沼」に突入!! 利根川(とねがわ)が失脚後、不遇をかこっていた遠藤(えんどう)に渡された劣悪債務者リスト。そこには、忘れもしないカイジの写真が! 彼を見つけ出そうとする遠藤の前に、当のカイジが現れて、ギャンブルを紹介してくれと頼み込む。しかし、カイジはその場で確保されて、地獄のような強制労働施設に連れて行かれ……!?

  • 全13巻

最強伝説 黒沢(2003年6月~2006年11月)

2002年12月、土木作業監督・黒沢(くろさわ)は、自分の人生があまりにも満ち足りていないことに焦りを覚え、「人望が欲しい・・・!」という自らの欲求に気付く。44歳の誕生日を迎え、それを機に生き方を変えようと奮闘する。「カイジ」「アカギ」「銀と金」とは、また違う福本ワールドがここにある。

  • 全11巻

賭博堕天録カイジ(2004年11月~2008年4月)

鬼才、福本伸行が描く『カイジ』新章!シリーズ第3弾は「堕天録」!第4章「渇望の血」スタート!! 「沼」での死闘から半年後。地下から脱出し借金を完済したカイジは、かつてギャンブルで共闘した坂崎の家に居候し、働かず堕落した日々を送っていた。そんなカイジに愛想を尽かした坂崎は手切れ金として300万円を渡し、追い出そうとする。その時カイジは地下で仲間だった三好・前田と再会し、彼らが勤める裏カジノの社長・村岡から大金を騙し取る計画を持ちかけられる。カイジは必ず返すと約束して坂崎から300万円を受け取り、村岡が考案した変則麻雀「17歩」で勝負する。

  • 全13巻

賭博覇王伝 零(2007年11月~2009年4月)

「王が必要なんじゃ。強力な王が……!!」。「王への試験」という命がけのギャンブルに挑んでいく秀才少年・宇海零(うかい・ぜろ)の活躍を描いたギャンブルコミック。振り込め詐欺の被害者を救済する“義賊騒動”を巻き起こした零とその仲間は、日本一の資産家・在全無量(ざいぜん・むりょう)に、「王への試験」の参加を認められる。しかし零を待ち受けていたのは、死と隣り合わせの究極のギャンブルばかりだった!!

  • 全8巻

賭博堕天録カイジ 和也編(2009年10月~2013年7月)

極悪社長との変則二人麻雀「17歩」勝負を制し、4億8千万もの大金を獲得したカイジ!!その勝負の余韻も冷めやらぬ中、帝愛グループの会長である兵藤和尊の息子・和也から、勝負を持ちかけられる!!そして、カイジは勝負を受ける「待っていたそのセリフ…… 決戦だっ ……!!」1996年に雑誌「ヤングマガジン」で連載を開始すると同時に大人気になった福本伸行の代表作。

  • 全10巻

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(2011年10月~2013年7月)

零が帰ってきた!! 「一発勝負なら、種目を選ばず、必ず勝つ! 不敗伝説のギャンブラー!!」――。「王への試験」から数年後、行き場を失う老人達のため、ゴルフ学生チャンピオン・結城京介へゴルフ勝負を挑む、不敗のギャンブラー・宇海零。そしてクラブを握った事もないゴルフ初心者の零は、なめるなと憤る京介に「勝つのはオレなんだ!」と宣言して……!?

  • 全10巻

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(2013年11月~2018年1月)

救出ゲームで命を救ったチャンとマリオを仲間に加えたカイジが、帝愛グループの兵藤会長の息子・和也と雌雄を決すべく到着したのは帝愛の倉庫だった。和也は「マザー・ソフィー」というマシンでカード1枚の勝負をするギャンブル「ワン・ポーカー」の説明を始める。「一張り2億=1ライフ」を提案する和也に唖然とするカイジ。常軌を逸したギャンブル、究極のデスマッチが、いま幕を開ける…!!

  • 全16巻

新黒沢 最強伝説(2013年12月~)

黒沢復活!!伝説の男、あの黒沢が生きていた!? 伝説の男! あの黒沢が生き返った!? 福本伸行の最高傑作との呼び声の高い前作『最強伝説 黒沢』でホームレス軍を率いて、不良集団と激闘を繰り広げ、永遠の眠りについたと見られていた黒沢。病院のベッドで丸八年の時を過ごした末、2013年、奇跡の復活を遂げる…!! 伝説の男が今再び、新たな伝説を創るべく“この世”に生還する! “この世”がろくでもないにも関わらず…だ!!

  • 既刊17巻

賭博堕天録カイジ 24億脱出編(2018年6月~)

新章スタート‼ 1体2億円のライフ人形を賭ける、ワン・ポーカー勝負‼その死闘は、24回戦にまでもつれ、最後は互いの命までも、賭することに。すべてを賭けた、最後の勝負‼ 結果は、和也の2を、3で返り討ちにした、カイジの勝利。和也の処刑が粛々と行われる中、カイジは、和也の命を助けることに。勝負が決した今、その賭け金、24億円を手にしたカイジは、帝愛からの脱出を試みる⁉

闇麻のマミヤ(2019年12月~)

この記事を書いた人
右手

平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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