【おすすめ】グレアム・グリーンの全作品を一覧であらすじを紹介します

グレアム・グリーン Graham Greene(1904年10月2日 – 1991年4月3日)

小説家。英国ハートフォードシャー州バーカムステッド生まれ。オックスフォード大学卒業。「ザ・タイムズ」に勤務してジャーナリストとして活躍したのち、1929年に『内なる私』で作家デビュー。代表作に『スタンブール特急』(1932年)、『第三の男』(1950年)、『ハバナの男』(1958年)などがある。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:ヒューマン・ファクター
  • 2位:ブライトン・ロック
  • 3位:権力と栄光

作品年表リスト

※小説作品のみ紹介しています。

もうひとりの自分 (1929年)

The Name of Action (1930年)

Rumour at Nightfall (1932年)

スタンブール特急(1932年)

オステンドからイスタンブールまで――人生に悩み苦しむ多彩な人物たちを乗せてオリエント急行が走る! 映画的手法が駆使され、全篇スピーディな魅力あふれる著者初のエンタテインメント。

ここは戦場だ(1934年)

私を作った英国(1935年)

The Basement Room(1935年)

拳銃売ります(1936年)

ブライトン・ロック(1938年)

密使(1939年)

権力と栄光(1940年)

破戒しても司祭の聖職性は在るのか?──カトリック教会が追放された革命時のメキシコを舞台に、様々な波乱を巻き起こしながら明日なき逃亡をかさねる呑んだくれ司祭の運命を描く、著者の代表作!

映画的な手法が特徴的な代表作のひとつです。

当時のメキシコではすべての司祭が銃殺されるか国外に逃亡していました。命の危険があるわけで、海外へ脱出していたわけです。

「権力と栄光」ではとある司祭が官憲から逃げまくるも、貧しい人々のために宗教的活動を続けようとする…という話です。メインは呑んだくれの破戒僧なんですが、貧しい民衆の懺悔を聞いたり洗礼を授けたりと、身を挺しての活動が描かれます。

遠藤周作の「沈黙」への影響も指摘されています。

恐怖省(1943年)

事件の核心(1948年)

アフリカの西海岸にあるイギリス植民地――妻の不在中に、年若い未亡人を抱いたのは、結婚と同様、“憐れみ”の気持からか? 警察副署長をめぐる人間関係を通して、信仰とは何かを問う本格小説

第三の男(1950年)

旧友を訪ねて占領下のウィーンをおとずれた小説家を覆う多数の謎!?

情事の終り(1951年)

人妻サラとの道ならぬ恋から1年半。なぜ彼女は去っていったのか――捨てきれぬ情と憎しみとの狭間で煩悶する作家ベンドリックスは、その雨の夜、サラの夫ヘンリーと邂逅する。妻の行動を疑い、悩む夫を言葉巧みに説得した作家は、自らの妬心を隠し、サラを探偵に監視させることに成功するが……。
鮮やかなミステリのように明かされる真実とは。究極の愛と神の存在を問う永遠の名篇。

二十一の短篇 (1954年)

廃屋に住むじいさんを狙う少年ギャングのおかしくも残酷な企みを描く「廃物破壊者たち」。バーで拾った女と自分の故郷へ旅行にでかけた男の姿が切ない「無垢なるもの」など21の短篇を収録。若島正、田口俊樹、鴻巣友季子、越前敏弥ら当代一流の翻訳者たちが参加した電子書籍版

おとなしいアメリカ人(1955年)

ヴェトナム戦争直前のサイゴンで水死体となって発見された一人のアメリカ人青年の死の真相を、友人の英国人記者ファウラーは静かに回想していく――若いアメリカと老獪な欧州の報われない邂逅を描き著者の転換点となった記念碑的名作

負けた者がみな貰う(1955年)

ハバナの男(1958年)

1958年、独裁者バティスタ治下のキューバ――冷戦下の諜報網が幾重にも交錯する中で、スパイに仕立てあげられた平凡なイギリス人ワーモルドの行く手には? 痛快無比の傑作スパイ・パロディ

堕ちた偶像(1960年)

燃えつきた人間(1961年)

著名な建築家ケリイは空疎な文明社会を逃れて、アフリカ奥地へとあてどもなく向った……コンゴ河支流のジャングルに建つ病院を舞台に、心の砂漠に悩む人々をキリスト教的実存主義の立場から描く

現実的感覚(1963年)

喜劇役者(1966年)

旦那さまを拝借 性生活喜劇十二篇(1967年)

叔母との旅(1969年)

閉鎖的なイギリスを離れ、開放的な風土を求めて旅に出た、ロマンティストの甥とリアリストの叔母──過去の生活に相通じるものを持たない二人の奇妙な旅を、笑いと幻想と冒険で綴る風刺劇!

名誉領事(1973年)

南米共産ゲリラによる誘拐事件を素材に描く、米大使と誤認されゲリラに拉致された英名誉領事、ゲリラに共感を示す若い医師、教会を捨てた元司祭のゲリラらが織りなす愛と欲望、信仰と罪の物語!

ヒューマン・ファクター(1978年)

イギリス情報部の極秘事項がソ連に漏洩した。スキャンダルを恐れた上層部は、秘密裏に二重スパイの特定を進める。古株の部員カッスルはかろうじて嫌疑を免れた。だが、彼が仲良くしていた同僚のデイヴィスは派手な生活に目を付けられ、疑惑の中心に。上層部はデイヴィスを漏洩の事実ともども闇に葬り去ろうと暗躍するが……。自ら諜報機関の一員だったグリーンが、追う者と追われる者の心理を鋭くえぐる!

ジュネーヴのドクター・フィッシャーあるいは爆弾パーティ(1980年)

キホーテ神父(1982年)

かの名高き騎士ドン・キホーテの末裔と称するキホーテ神父。世間知らずでお人よしの彼は、世間のうさ晴らしに、おんぼろ愛車ロシナンテを駆って、共産主義者の前町長サンチョとともにスペイン漫遊の旅に出るが・・・巨匠グリーンが放つ傑作長篇パロディ!

第十の男(1985年)

キャプテンと敵(1988年)

バックギャモンの賭け勝って少年ヴィクターを貰いうけたのは、キャプテンと呼ばれる稀代の詐欺師だった。キャプテンのあとについて、少年はロンドンから中米のパナマへと行くが・・・・・・そしてキングコングのような愛とは?

最後の言葉(1990年)

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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