【おすすめ】山本直樹の全作品を一覧であらすじを紹介します

山本直樹(1960 – )

漫画家。北海道松前郡。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。劇画村塾3期生。主に青年漫画を執筆。2000年からは、漫画雑誌『マンガ・エロティクス』(現・『マンガ・エロティクス・エフ』)のスーパーバイザーを務めながら、同誌に作品も発表している。2006年に『イブニング』で連合赤軍事件を題材にした 『レッド』の連載を開始し、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:フラグメンツ
  • 2位:レッド
  • 3位:分校の人たち

山本直樹の作品年表リスト

まかせなさい!(1986年)

  • まかせなさい!(光文社 1986年)
  • まかせなさい!(光文社 完全保存版 1994年)

はっぱ64(1987年)

外見はそっくりだが、中身の全く違う双子の姉妹一葉(ひとは)と諸葉(もろは)。そして、二人と一緒に育った巽(たつみ)。大人になった一葉と巽は付き合うようになって婚約し、二人は東京の大学へ進学することになった。ところが、父親が倒れ、仕事を手伝わなくてはいけなくなった巽は、一人北海道に残った諸葉の元へ戻ってきて…!? 美人双子姉妹が心とカラダを賭けて繰り広げる恋人争奪戦!? 山本直樹の傑作エロチック・ラブ・コメディ、ここに登場

  • はっぱ64(小学館 1987年)全3巻
  • はっぱ64(弓立社 1994-1995年)全3巻
  • はっぱ64(太田出版 1998年)全2巻

気まぐれハーベスト・ホーム(1987年)

極めてかもしだ(1987-1988年)

萬世院高校へ無事入学を果たしたかもしだ君。ところが、入るつもりだった男子寮がすでに廃止されていた。教頭のはからいで、何の因果か、沖津要と一つの部屋で暮らすことに! 女子寮でただ一人、かもしだ君の数奇な高校生活がはじまった!! 「ボクの夢は、東大出て大蔵省入って、みんなをいじめることですっ!」

  • 極めてかもしだ(小学館 1987-1988年)全6巻
  • 極めてかもしだ(フランス書院 1993-1994年)全6巻
  • 極めてかもしだ(太田出版 1998年) 全3巻

ごめんねBボーイ(1988年)

  • ごめんねBボーイ(講談社 1988年)
  • ごめんねBボーイ(スコラ 1994年)

あさってDANCE(1989-1991年)

80年代ニッポンの性春、波乱万丈!! 綾と深雪に翻弄されながら、スエキチは正しく生き抜けるのか。クセ者たちに囲まれて無理難題を失踪する貧乏劇団員のゴールは? スエキチは、ある時曽祖父の遺産の相続人に指名された! その額およそ四億五千万円。劇団の資金繰りに困っていたスエキチには願ってもない話だったが、遺産を手にするために大学を卒業し、社会人として結婚をしてからという条件があった。果たして、葬式以来スエキチに付きまとう日々野という女の正体は…!?

  • あさってDANCE(小学館 1989-1991年)全7巻
  • あさってDANCE(弓立社 1994年)全7巻
  • あさってDANCE(太田出版 1998-1999年)全4巻

BLUE(1991年)

山本直樹の話題の作品集、1作品プラスして12年ぶりの復活!

大胆な性描写と繊細な心理描写、独特の演出で高い評価を受けている山本直樹の作品集『BLUE AND OTHER SHORT PIECES』の増補新装版!

東京都からお咎め(! )があり話題となった本書は、今回で5度目の刊行。12年ぶりとなる今回の刊行では、新規作品31ページを加えた増補新装版としてリリース。山本直樹が描くドラマチックなエロチズムを心ゆくまで堪能できる一冊です。

地方の高校を舞台に、ごくごく平凡な男子生徒が眼鏡女子にナゾの薬「ブルー」を渡され、セックスを繰り返す、ちょっと危険な学園ドラマ「BLUE」をはじめ、「ヒポクリストマトリーファズ」「なんだってんだ7days(家庭の事情の巻)」「197X」「激しい王様」「希望の友」「ずびずば」の計7本の短編に加え、ボーナストラックとして、教師と生徒の危ない関係をコミカルに描いた「フレイクス」(31ページ)を追加収録。

カラー23ページを完全再現。著者による書き下ろし作品解説もあり。

  • BLUE(光文社 1991年)
  • BLUE(弓立社 1992年)
  • BLUE(太田出版 2006年)
  • BLUE AND OTHER SHORT PIECE 増補新装版(復刊ドットコム 2018年)

YOUNG&FINE(1992年)

海辺の町で暮らす高校生・灰野勝彦は、「かわいくてかしこくてきれい好きで、さらにはとってもスケベ」な同級生、新井玲子と交際しているものの、最後の一線は越えられない日々を過ごしている。

そんなある日、赴任してきた新米女性教師・伊沢学が灰野の家に下宿しにやって来た。灰野は伊沢と呑み友達のような微妙な関係になりつつも、新井との一線を越えさせるべく努力し続けて…!?

  • YOUNG&FINE(双葉社 1992年)
  • YOUNG & FINE(双葉社 1997年)
  • YOUNG & FINE(復刊ドットコム 2012年)

フレイクス(1992年)

  • フレイクス(シュベール出版 1992年)
  • フレイクス(シュベール出版 1996年)文庫化

僕らはみんな生きている(1992-1993年)

大手建設会社のサラリーマン・高橋は、社命により西南アジアの小国・タルキスタンに出張することになった。飛行機で約16時間かけて辿り着いた現地で彼を出迎えたのは、どこか怪しげな支店長の中井戸と、その運転手をしているセーナという現地の女性だった…。次第に現地での生活に慣れ、セーナに心惹かれてゆく高橋。やがてパスポートを紛失し、日本に帰れなくなってしまう。

  • 僕らはみんな生きている(小学館 1992-1993年)全4巻
  • 僕らはみんな生きている(小学館 1999年)上下巻

夢で逢いましょう(1993年)

  • 夢で逢いましょう(光文社 1993年)
  • 夢で逢いましょう(太田出版 1999年)

夏の思い出(1994年)

連続婦女暴行殺人犯の取調べを進めるうち、犯人の過剰なまでの自白に囚われ、現実と妄想境を見失い始める中年刑事を描いた迫真の表題作ほか傑作短編集

君といつまでも(1994年)

こけティッシュ(1994年)

  • こけティッシュ(メディアックス 1994年)
  • こけティッシュ(シュベール出版1999年)

ありがとう (1994-1995年)

鈴木一郎(父)が単身赴任から帰ってみると、母はアルコール漬け、姉はクスリで朦朧としセックスやり放題。しかも、家のなかには不良が入り込んで好き放題をやっていた。すっかり荒廃した家庭を見た父は半狂乱になり…。愛と平和、セックスと暴力――「家庭」こそが、第3次大戦の戦場だった。大反響を呼んだ20世紀最高最後のネオ・ホームドラマ!!

  • ありがとう (小学館 1994-1995年) 全4巻
  • ありがとう 新装版(小学館 1998年)上下巻

フラグメンツ(1997-2003年)

ユキ子は借金のカタとして親に売られてしまい、海場町・町長の妾として彼の家で暮らすことになった。そこには、鳴子と肉彦という、ひと癖もふた癖もある人物たちがいた(第1章)。

町長が画家・佐場を連れて帰ってきた。誘われるまま佐場に付き合うユキ子。そこで佐場はユキ子に「こんなところにいてはダメになるから、一緒に駈け落ちしよう」といいだすのだった(第2章)。

自分が初めてM体験をしたときの女王様ユキ子を求めて、プレイを繰り返すヨシダの渇望を描いた『夕方からのおともだち』同時収録。

守ってあげたい(1998年)

学校(1998年)

  • 学校(文藝春秋 1998年)
  • 学校(太田出版 2006)

山本直樹らしさと不条理さを兼ね備えた短編集です。

表題作では、学校を舞台に同時進行でストーリーが進んでいきます。ページのコマがそれぞれの場所を描いており、同じ校舎の中での様々な男女関係が表現されていきます。

もっと読む学校(山本直樹)のあらすじ(ネタバレなし)・解説・感想

ビリーバーズ(2000年)

仲間たちと共に「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送っている、「ニコニコ人生センター」という宗教団体に所属する「オペレーター」。満ち足りていた生活は、やがて追い詰められていき、移住してくる「みんな」と混乱の道へ…。様々な人間模様が交差する、世紀末輪舞!!

閉鎖された空間での規則的な自己運動と内部崩壊を、山本直樹ならではの醒めた視線でありながらユーモラスに描く本作は、今もなおリアルなものとして切実に訴えかけてきます。必見の作品です!

  • ビリーバーズ(小学館 2000年)
  • ビリーバーズ(復刊ドットコム 2012年)

テレビばかり見てると馬鹿になる(2000年)

「…いいんだね 斧見くん」 「だめですよ」 「だって脱いでるじゃない」 「変なこと言わないでくださいよ」 「本当にいいんだね」 「ゼッタイだめだってば」 「いいんだねいいんだねいいんだねいいんだね」 「だめだめだめだめだめだめだめえええええ」 あっさり催眠術にかかった斧見さんは…。塔山森名義で発表された作品を含む、オリジネル・限界エロティック・短編集。収録作品は「なやまない 」「ひどいやつらは皆殺し」「ひどいやつらは皆殺し2」「きさくなあのこ」「味方」「便利なドライブ」「泳ぐ」「テレビばかり見てると馬鹿になる」の8編。

お家につくまでが遠足です(2002年)

二人で『世界フシギ発見』を見ているうちにまた興奮してきて ソファの上でもう一回 勉強が残っているので自転車で帰宅 パンツ脱いだまんまだったので サドルがヌルヌルになって すごく気持ちよかった こんなグチャグチャなスカートの中を 誰かに見てもらいたいってふっと思った私はヘンタイだろうか?鮮烈の最新・エロティック短編集 巨匠・山本直樹が贈る12編の媚薬。

テレビを消しなさい(2002年)

安住の地(2002-2003年)

砂漠を歩いてきた少女・南は、町の番人である西と東に出会う。さらに、ヒッチハイクで日本に帰る途中の二人組の「お笑い」の女の子もやってきて、計5人の男女が「合コン」のノリで楽しい夜を過ごすことに…。だが、南がこの地に辿り着くまでには、凄惨を極めた悲しい過去があったのだ! 天国と地獄が入り混じる、極限のエロティック・ドラマ開演!

ラジオの仏 山本の夢辞書 1975-2004(2003年)

堀田(2003-2010年)

破戒 〜ユリ・ゲラーさん、あなたの顔はいいかげん忘れてしまいました〜(2005年)

経営難の小さな印刷会社を営む若き2代目社長カズシは、工員のノボルが機械で指を切断して以来、数奇な運命に呑まれていく。

少年時代の封印された記憶がフラッシュバックするなか、謎多き魔性の女・ミツコと出会い……。

様々な伏線がダイナミックに収斂していく松尾スズキのストーリーと、繊細かつ妖艶な山本直樹の筆致が融合するコラボレーション。

傑作コミック、待望の新装・新編集版。

  • 破戒 〜ユリ・ゲラーさん、あなたの顔はいいかげん忘れてしまいました〜(小学館 2005年)
  • 破戒 ~ユリ・ゲラーさん、あなたの顔はいいかげん忘れてしまいました~(イースト・プレス 2016年)

夜の領域(2006年)

夢か現か、浮遊感漂う山本直樹珠玉のホラー作品集。

泥酔している間に変質者に手錠をかけられ、監禁されてしまった静美。「食人鬼」の噂がある友人の幻影に日々悩まされ続けている兄は、行方不明になってしまった静美を捜しに行くのだが、そこで見た世界とは…!? 映画化もされた傑作「君といつまでも」ほか、内田百閒「山高帽子」をモチーフに描かれ、映画化された「眠り姫」等、5作品を収録。

  • 夜の領域(チクマ秀版社 2006年)
  • 夜の領域(復刊ドットコム 2014年)

レッド(2007-2014年)

革命を目指す若者達の青春群像劇。この物語の登場人物達は決して特別ではない--。物語の舞台は1969年から1972年にかけての日本。ごく普通の若者達が、矛盾に満ちた国家体制を打破するため、革命運動に身を投じていく。それは、正しいことのはずだった……。激動の学生運動の行き着く先とはどこなのか!?全ての世代に捧げる、若き革命家達の青春群像劇。雑誌収録時から全ページにわたり、加筆修正した完全版!!

明日また電話するよ(2008年)

この十余年に描かれた膨大な作品群から、最も重要と思われる短篇を作者自らセレクト。

書き下ろしの解題では、創作の秘密や自身のルーツがはじめて明かされる。

山本直樹の精髄が凝縮された、異彩の書

夕方のおともだち(2009年)

この十余年に描かれた膨大な作品群から、最も重要と思われる短篇を作者自らセレクト。

書き下ろしの解題では、創作の秘密や自身のルーツがはじめて明かされる。

山本直樹の精髄が凝縮された、異彩の書 。

単行本発収録のカラーページも必見の、『明日また電話するよ』に続く自選集。

世界最後の日々(2010年)

この十余年に描かれた膨大な作品群から、もっとも重要な短編を作者自らセレクト。

書下ろしの解題では、創作の秘密や自身のルーツがはじめて明かされる。山本直樹の精髄が凝縮された、異彩の書。

『明日また電話するよ』、『夕方のおともだち』に続く自選集3部作、完結編。

森山塔選集(2013年)

塔山森選集(2013年)

分校の人たち(2013-2018)

レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ(2015-2017年)

あの連合赤軍事件をモチーフに、1972年2月のあさま山荘事件へ向かう当事者達最後の60日を、山本直樹が徹底した取材を基に丹念に描く。第1巻では、1972年1月3日までの山岳ベースにおける総括要求、仲間内のリンチ、そしてメンバー二人の壮絶な“敗北死”が描かれる。山岳という閉鎖空間に集った若者たちの自己正当化と、思考停止。他人事ではない、すべての組織が抱える闇。組織に属する者、束ねる者必読!

レッド 最終章 あさま山荘の10日間 (2017-2018年)

革命を目指していた武装組織・赤色連盟は警察の捜査に追い込まれ、最後に残った5人は1972年2月19日、あさま山荘に押し入り、管理人を人質にとって立てこもった――。昭和の日本を震撼させ、攻防戦の模様を中継したNHKと民放を合わせた最高視聴率は89.7%を記録したという『あさま山荘事件』。連合赤軍が起こしたこの事件をモチーフに、山本直樹が緻密に描き切ったドキュメント。『レッド』シリーズ完結の一冊!

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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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