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遠藤 周作 えんどう・しゅうさく(1923年3月27日 – 1996年9月29日)
小説家。東京府北豊島郡西巣鴨町(東京都豊島区北大塚)生まれ。上智大学中退を経て、慶應義塾大学文学部仏文科卒。フランス留学、批評家としての活動の後、1955年に発表した小説「白い人」が芥川賞を受賞し、小説家として脚光を浴びた。代表作に『海と毒薬』『沈黙』『侍』『深い河』などがある。
遠藤周作のおすすめ作品ランキング
第5位:わたしが・棄てた・女
大学生の吉岡が二度目のデイトで体を奪ってゴミのように棄てたミツは、無知な田舎娘だった。その後、吉岡は社長令嬢との結婚を決め、孤独で貧乏な生活に耐えながら彼からの連絡を待ち続けるミツは冷酷な運命に弄ばれていく。たった一人の女の生き方が読む人すべてに本物の愛を問いかける遠藤文学の傑作。
#遠藤周作 「わたしが•棄てた•女」#読了
— igum (@igum73528108) June 11, 2020
自分の欲望のため、田舎娘と夜を共にした男と、捨てられた娘のその後の人生。
人生の中でほんの短い時間の関わりであったとしても、その後の人生や考え方に深い傷痕を残していく。
「愛されたい」という気持ちが痛い程悲しく、そして寂しかったです。 pic.twitter.com/1mPVq1CYrV
『わたしが・棄てた・女』遠藤周作
— 青条揚羽 (@se1z_yo_hre) March 9, 2019
相手の苦しみを放って置けずに無償の愛を施してしまうミツは、それ故に主人公にも良いように棄てられてしまう。彼女に対する風当たりは冷たい。ハンセン病の病棟に自ら舞い戻り、死ぬ間際まで主人公を想い続けた彼女の胸の内を思うと涙が出てくるようだ。#読了
#読了
— ことりの (@boo_k_oto) June 30, 2019
『わたしが・棄てた・女』遠藤周作
滑稽で自虐にも感じるほどの犠牲と救済。
他人にどこまで捧げられるのか。たった一度きりの人生で何をして、何をしないのか。
胸を打たれ最後は涙した。 pic.twitter.com/P40E5BiCot
第4位:海と毒薬
生きたままの人間を解剖する――戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍捕虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか? 神を持たない日本人にとっての<罪の意識><倫理>とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。
『海と毒薬』遠藤周作 #読了 #再読
— けいこ (@FuMO1Zw8Is8l98K) September 20, 2020
淡々と流れる陰鬱な現実の中で、報われないと決めつけられてしまった心理的葛藤が顕在化していく過程に、琴線を掴まれる。
けっして鮮やかではない。
罪と罰、良心の呵責とは。
重く覆い被さる問い掛けの波が反響を続け、私は息が詰まってうまく吐き出せない。 pic.twitter.com/iF0xKmP5ZY
『海と毒薬』遠藤周作 #読了
— ゆい (@kei38_622) October 5, 2020
久しぶりに刺さる本だった。
少し時代を感じるけど文体は慣れれば読みやすくて、内容は人を選ぶと思います。
生きた人間を解剖する戦時中の話なんだけど。
今の倫理観を押し付けちゃいけないと思うし、私たちも今後どんな未来が待ち受けてるのかわからないよなって。
『海と毒薬』遠藤周作
— りょう@読書垢 (@ryo_book_aka) June 17, 2020
実在の米軍捕虜生体解剖事件。
これは読者である僕を含め、誰しもが起こしうるもの。
「やがて罰せられる日が来ても、彼等の恐怖は世間や社会の罰にたいしてだけだ。自分の良心にたいしてではないのだ」
これからどう生きるべきか。
昭和33年の小説から学びました。#読了 pic.twitter.com/n1MMPudlh0
第3位:王妃マリーアントワネット
美しいブロンドの髪とあどけない瞳を持つ14歳の少女が、オーストリアからフランス皇太子妃として迎えられた。少女はやがて、ヴェルサイユに咲いた華麗な花と呼ばれ、フランス最後の王妃として断頭台に消える運命にある……。
フランス革命を背景に、悲劇の王妃の数奇な生涯を、貧しい少女マルグリット、サド侯爵、フェルセン、ミラボーなど多彩な人物を配して綴る、壮大な歴史ロマン。
遠藤周作 王妃マリーアントワネット下巻 #読了
— れいすけ@毎日読書のススメ (@reisuke_0429) July 9, 2020
革命政府の勝手な裁判で死刑判決を受けても気丈に振る舞う王妃の姿には心打たれた。
そしてマリーを呪う群衆の姿は現代の誹謗中傷に必死な一部のネット民のように感じます😌
時代は変われど人は変わらず。#のベルズ#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/NqSNGYdJ0u
狐狸庵先生の「王妃マリーアントワネット」読了。えらいわかりやすく書いてあってさくさく読める。なかなか面白かったよ。しがない庶民だが、卑しい大衆にはなりたくないもんだ…
— KeiKo ♔KinKi Kids♔ & ♕Ryo Yoshizawa♕ (@k241224) May 3, 2012
第2位:沈黙
島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。
#読了 遠藤周作『沈黙』
— 湯舟 (@yubune_sabon) February 4, 2020
ポルトガルより布教のために訪日した宣教師の、日本人信者との邂逅、神の存在への疑問・葛藤を描いた歴史小説。
「神はなぜこの時にも黙っておられるのか」教徒にとってこの恐ろしい根源的な問いが何度も立ちはだかる。心中の描き方がとてもドラマチックで、心揺さぶられる。 pic.twitter.com/s0fk9JBeRD
沈黙/遠藤周作 #読了
— EpAch (@3O2S2A2K2MI) February 7, 2019
最近TLで名前を見ることが多かったので流行りに乗りました。
題名の「沈黙」は神というよりも、(うまく言えないのですが)ロドリゴが辿り着いた信仰を表しているように感じました。
「沈黙」以外だと「海と毒薬」しか読んだことないので他におススメがあったら教えてください(小声)
#沈黙 #遠藤周作 さん #読了
— wgtbookdiy@趣味垢 (@wwgtr7) February 11, 2021
島原の乱後のキリシタン狩りの最中に日本で消息を断った司祭の安否を確かめに入国した若い司祭の話。
司祭達の信仰心の篤さには頭の下がる思いを感じた。
だが他国の異教徒に自分達の宗教を布教することは多様性を認めない自己満足に過ぎないのではと言う疑問が残る pic.twitter.com/nnWsgNtpDi
第1位:深い河
愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人のふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。毎日芸術賞受賞作。
深い河/遠藤周作 #読了
— 依 (@mos___night) September 28, 2020
様々な思いを抱え、印度の”深い河”にやってくる人たち。少しずつ登場人物たちの想いが明らかになっていくので、貪るように読了。愛、宗教、輪廻転生といった重いテーマだけどスラスラ読めるので沢山の人に愛される作品だと思うな〜。遠藤周作を敬遠している人に勧めたいです。 pic.twitter.com/H86tNn25eO
「深い河」遠藤周作 #読了
— HT@読書 (@HT88715143) August 29, 2019
インドへのツアー旅行。妻や戦友との死別、離婚、或いは新婚旅行、様々な人生が重なり合う。
憎しみや不条理を前に何も信じられないと感じても、あらゆる人生を飲み込んで流れる河の実在だけは信じられる。そうしてまた、自分もこの河の一部なのだ。 pic.twitter.com/LBkO3qlJ3X
遠藤周作『深い河』#読了
— トマス (@yaso_thomas) January 25, 2019
それぞれの目的を果たすためインドツアーに参加した人々と、醜く不器用な神学生・大津の物語がゆるやかに重なっていく。キリスト教も仏教もヒンドゥー教も、全てを包んで「深い河」は流れる。『悲しみの歌』のガストンも登場します。ちゃんと職に就いていて嬉しくなりました。 pic.twitter.com/CV4sfGSSDV