【おすすめ】羽田圭介の全作品を一覧であらすじを紹介します

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羽田 圭介 はだ・けいすけ(1985年10月19日 – )

小説家。東京都生まれ。明治大学商学部卒。明治大学付属明治高等学校在学中の2003年、「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞。17歳での文藝賞受賞は当時最年少だった。大学卒業後は一般企業に就職するも、1年半で退職し執筆活動に専念。2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞受賞。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:スクラップ・アンド・ビルド
  • 2位:黒冷水
  • 3位:走ル

作品一覧リスト

黒冷水(2003年11月)

兄の部屋を偏執的にアサる弟と、執拗に監視・報復する兄。出口を失い暴走する憎悪の「黒冷水」。兄弟間の果てしない確執に終わりはあるのか?当時史上最年少十七歳・第四十回文藝賞受賞作!

  • 👑第40回文藝賞

不思議の国の男子(2006年10月)

歳上の彼女を追いかけて、おれは恋の穴に落っこちた……高1の遠藤と高3の彼女のゆがんだSS関係の行方は? 恋もギターもSEXも、ぜーんぶ“エアー”な男子の純愛を描く、各紙誌絶賛の青春小説!

  • 不思議の国のペニス(2006年10月 河出書房新社)
  • 不思議の国の男子(2011年4月 河出文庫)

走ル(2008年3月)

授業をさぼってなんとなく自転車で北へ走りはじめ、福島、山形、秋田、青森へ……友人や学校、つきあい始めた彼女にも伝えそびれたまま旅は続く。21世紀日本版『オン・ザ・ロード』と激賞された話題作!

  • 第139回芥川賞候補

ミート・ザ・ビート(2010年2月)

デリヘル嬢と、ホンダ・ビート。疾走する群像小説。

首都圏から約1時間、地方都市に住まう主人公。予備校に通いつつ地元の友人たちと遊んでいたある日、ホンダの乗用車「ビート」を譲り受ける。クルマの改造、新たな出会い、そして恋。
先日「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞を受賞した著者による、第142回芥川賞の候補にもなった快作!

  • 第142回芥川賞候補

御不浄バトル(2010年7月)

僕の会社は悪徳商法のブラック企業!? 退職を決意し詐欺の証拠集めに奔走し、会社とは違う“ある場所”で日々繰り広げられるバトル。表題作ほか短篇一篇を収録した新芥川賞作家の話題作。

「ワタクシハ」(2011年1月)

高校生でメジャーデビューを果たしたものの、バンド解散後は売れないギタリストとして燻っていた太郎。大学三年の秋、慌しく動き出す周囲の言動に違和感を覚えながらとりあえず始めたシューカツだったが……。「元有名人」枠などどこにもないというキビしい現実の中、太郎は内定獲得に向けて走り出していく。

  • 第33回野間文芸新人賞候補

隠し事(2012年1月)

すべての女は男の携帯を見ている。男は…女の携帯を覗いてはいけない! 話題の芥川賞作家による、家庭内ストーキング小説。

盗まれた顔(2012年10月)

手配犯の顔を脳に焼き付け、雑踏で探す見当たり捜査。記憶、視力、直感だけが頼りの任務に就く警視庁の白戸は無逮捕が続き、刑事としての自信、存在意義を見失いかけていた。そんな時、見つけたのが死んだはずの元刑事。白戸が追い始めると元刑事にまつわる陰謀が露見する……。超デジタル時代に究極のアナログ捜査を貫く刑事を描く迫真の警察小説。

メタモルフォシス(2014年7月)

その男には2つの顔があった。昼は高齢者に金融商品を売りつける高給取りの証券マン。一転して夜はSMクラブの女王様に跪き、快楽を貪る奴隷。よりハードなプレイを求め、死ぬほどの苦しみを味わった彼が見出したものとは――芥川賞選考委員の賛否が飛び交った表題作のほか、講師と生徒、奴隷と女王様、公私で立場が逆転する男と女の奇妙な交錯を描いた「トーキョーの調教」収録。

  • 第151回芥川賞候補
  • 第36回野間文芸新人賞候補

スクラップ・アンド・ビルド(2015年8月)

「じいちゃんなんて、早う死んだらよか」。

ぼやく祖父の願いをかなえようと、孫の健斗はある計画を思いつく。自らの肉体を筋トレで鍛え上げ、転職のために面接に臨む日々。
人生を再構築していく中で、健斗は祖父との共生を通して次第に変化していく――。

瑞々しさと可笑しみ漂う筆致で、青年の稚気と老人の狡猾さを描ききった、羽田圭介の代表作。

新しい家族小説の誕生を告げた第153回芥川賞受賞作が待望の文庫化!

  • 👑第153回芥川賞

コンテクスト・オブ・ザ・デッド(2016年11月)

編集者須賀は作家と渋谷で打ち合わせ中、スクランブル交差点で女の子を襲うゾンビを目撃。各地で変質暴動者=ゾンビの出現が相次ぐ中、火葬されたはずの文豪たちまで甦り始め…。デビュー10年目の極貧作家K、久しぶりに小説を発表した美人作家桃咲カヲル、家族で北へ逃げる小説家志望の南雲晶、区の福祉事務所でゾンビ対策に追われるケースワーカー新垣、ゾンビに噛まれてしまった女子高生青崎希。この世界で生き残るのは誰か?

成功者K(2017年3月)

ある朝目覚めると、Kは有名人になっていた。TVに出まくり、寄ってくるファンや知人女性と性交を重ねるK。これは実話か、フィクションか!?又吉直樹氏推薦、芥川賞作家の超話題作!

5時過ぎランチ(2018年4月)

敵はヤクザ、刑事、そして国家権力――この仕事、ブラック過ぎて腹が空く。芥川賞作家・羽田圭介だから書ける限りなく危険なお仕事&犯罪小説! 

●「新しい任務を伝えに来た」「ある程度は休みがほしい。……俺でないと駄目なのか」「手が空いている人員が他にいない」(「内なる殺人者」より)
●ガソリンスタンドのアルバイト、アレルギー持ちの殺し屋、写真週刊誌の女性記者。日々過酷な仕事に臨む三人が遭遇した、しびれるほどの〈時間外労働〉! 
今後10年は書けない作品です。ある種の真面目さに満ちた仕事小説を、ぜひ。――羽田圭介

ポルシェ太郎(2019年4月)

35歳。起業した太郎は年収同等のポルシェを購入。だが自慢の愛車で得体の知れないものを運ばされるはめに。向かうのは欲望か、死か?堀江貴文氏も推薦する、芥川賞作家の超話題作。

羽田圭介、クルマを買う。(2019年7月)

雑誌『週刊プレイボーイ』で2017年から続く人気連載『羽田圭介、クルマを買う。』が、単行本になりました。

はじめてのクルマ購入のために数十台もの車の試乗を繰り返しながら、考え、悩み抜き続けるリアルなドキュメンタリー・エッセイです。

車を通して自らの生き方を考え直したり、様々な人とのやりとりから新たな人生に気付かされるなど、

車好きはもちろんのこと、そうでない方も次の展開にハラハラしながら楽しむことができる内容です。

気に入った車は評価し、そうでない車は正直に批評する、そんな歯に衣着せぬ痛快さが魅力で、

この本を読めば、気になる車がきっと一台は見つかるはずです。

三十代の初体験(2021年4月)

人生でやるべきことを分別し、習慣が凝り固まっていく30代の自分に危機感を覚えた作家が、恥を捨て新しい挑戦を重ねるルポエッセイ。

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