[PR]、記事内リンクはAmazonで商品検索を行います。
エンターテインメントを一新した傑作!「戯言シリーズ」
第23回メフィスト賞受賞作
クビキリサイクルの作品情報
- タイトル
- クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い
- 著者
- 西尾維新
- 形式
- 小説
- ジャンル
- ミステリ
- 執筆国
- 日本
- 版元
- 講談社
- 初出
- 新人賞応募作
- 刊行情報
- 講談社文庫
- 受賞歴
- 第23回メフィスト賞
クビキリサイクルのあらすじ(ネタバレなし)
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、5人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!
工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(くなぎさとも)(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い(ざれごとづかい)」」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了(QED)”できるのか?
新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。
作者
西尾 維新 にしお・いしん(1981年 – )
小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。元々は漫画家を志していたが、小説家を目指すようになった。2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。代表作に「〈戯言〉シリーズ」、「〈物語〉シリーズ」など。
クビキリサイクルの刊行情報
- 『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』講談社ノベルス、2002年2月5日
- 『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』講談社文庫、2008年4月15日
映画版、アニメ版関連動画
OVA『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』2016年10月26日~
OVA『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』を全編無料視聴できる配信一覧
[PR]、記事内リンクはAmazonで商品検索を行います。
Hulu | |
U-NEXT | |
Amazonプライムビデオ | |
TSUTAYA TV | |
Netflix |
クビキリサイクルの登場人物
赤神イリア
班田玲
千賀あかり
千賀ひかり
千賀てる子
伊吹かなみ
佐代野弥生
園山赤音
姫菜真姫
玖渚友
逆木深夜
ぼく
哀川潤
クビキリサイクルの感想・解説・評価
個性的なキャラクターが集まる孤島ミステリ
さて、天才とはどんな人物だろうかと考えると、作中の「遠い人」という比喩は的確であり言い得て妙である、と言うことができるでしょう。
天才とは勿論その人の得意とする分野において格別な能力を発揮したり、もしくは「完璧超人」といえるような、どんな物事に対しても万能である人のことであり、そのために常識が欠如していたり性格がひねくれていたりする、というのが僕たちの持つ天才のイメージです。
本作に登場する天才達も、そのイメージの枠から漏れず、一癖もふた癖もある人物ばかりです。自分を「僕様ちゃん」と呼ぶ工学の天才少女・玖渚友は傍若無人の振る舞いをします。占術の天才・姫菜真姫はことあるごとに主人公に突っかかり、科学の天才・園山赤音はちょくちょく日本語を間違えます。
本作の舞台は、財閥令嬢が住む絶海の孤島です。そこで首切り殺人が発生します。その後には密室の中で二度目の首切り殺人が発生します。孤島、密室、首なし死体、というミステリーの王道とも言える状況を作りだし、主人公と読者はその謎に取り組むことになります。
ミステリーの王道に挑戦するにあたって、筆者の誤魔化しや手抜きといったものは見られません。簡単に解けてしまいそうに見える謎が、読み進めていけばいくほど自分の予想から遠ざかっていくのです。読者は悔しさを覚えながらも、真相を知った快感に酔いしれることができます。
合わせて読みたい本
クビシメロマンチスト
シリーズ第2作です。
「鴉の濡れ羽島」から帰ってきて数日後、「ぼく」はクラスメイトの葵井巫女子から、彼女の親友である江本智恵の誕生日パーティーに誘われます。同時に、世間を騒がせる連続殺人犯・零崎人識と出会うのでした。
クビキリサイクルの評判・口コミ・レビュー
『クビキリサイクル』読了。
— 蒼山皆水@カクヨム (@sdkddsk0254) 2019年1月8日
天才の集まる島、鴉の濡れ羽島。そこで、一般人のぼくと天才技術者の玖渚友は、殺人事件に巻き込まれる。
ミステリーをよく読む人であれば、トリックはわかってしまうかもしれません。が……さすがメフィスト賞。最後の最後まで余すことなくメフィスト的(?)です。 pic.twitter.com/xK4v0l9Xvn
読まずに毛嫌いしていた作家、西尾維新さんの「クビキリサイクル」読了。アニメのような濃い萌えキャラや展開はずっと抱いていた印象通りで正直苦手なんだけど、そこは好みの問題。でも言葉の選び方や勢い、リズムなど文体はすごく好きだった。ずば抜けていると思う。面白かったのでシリーズは読む。
— 芥生夢子💫 (@azami_yumeko) 2018年3月29日
西尾維新『クビキリサイクル』読了。天才、密室、首切り殺人。とある言葉遊びから作られた話だってのは聞いていたけれど、なるほどなるほど。高名な作家の巧妙で光明を乞う妙が冴えわたる。戯言だけれども。うにー。
— よし (@violet1music) 2013年1月20日
クビキリサイクル 読了
— コル (@wanttogoB612) 2019年11月29日
天才とは何か、才能とは何か。
天才と凡人の視界とは何か。
戯言シリーズ、全て読みきりたい。
そうしてこの物語に戻りたい。
言葉遊びが本当に味わい深い人の作品だった。#クビキリサイクル#西尾維新#読了 pic.twitter.com/pb9LJnlfhV
西尾維新「クビキリサイクル」#読了
— 宮鍬@読書垢 (@e_dp1) 2018年7月8日
説明不要の戯言シリーズ一作目!
最初は割と真面目にミステリやってたんだなあ…😑
多くの推理小説で首切り死体が登場して物語に驚愕と(いろんな意味で)ドキドキを与えてくれるけど、本作での何故首を切る必要があったのかに対する答えは衝撃的で面白いと思った pic.twitter.com/7WmLbmHzoh
コメント