文芸界の新星が書き下ろす青春ラブ&ラップストーリーinオキナワ。
チェケラッチョ！！の作品情報
- タイトル
- チェケラッチョ！！
- 著者
- 秦建日子
- 形式
- 小説
- ジャンル
- 青春
- 執筆国
- 日本
- 版元
- 講談社
- 初出
- 不明
- 刊行情報
- 講談社文庫
チェケラッチョ！！のあらすじ（ネタバレなし）
沖縄北部の町に暮らす女子高生・唯は、恋愛やオトコに興味津々な青春真っ盛りの18歳。いつも一緒にいる同級生仲間の透、暁、哲雄が、人気インディーズバンドに影響されて、ラップグループを結成すると言い出した。果たして、彼らのライブは成功するのか?そして、唯と透の関係はどうなる?映画化原作。
作者
秦 建日子 はた・たけひこ（1968年1月8日 – ）
小説家、劇作家、演出家、脚本家、映画監督。東京都西東京市出身。早稲田大学法学部卒業。大学卒業後、ジェーシービーに就職。飛び込み営業にて劇作家のつかこうへいと出会い、師事することになり、1993年に戯曲家・演出家としてデビュー。1997年には作家専業となり、シナリオライターとして活躍。2004年には『推理小説』で小説家としてもデビューした。
チェケラッチョ！！の刊行情報
- 『チェケラッチョ！！』講談社、2006年
- 『チェケラッチョ！！』講談社文庫
映画『チェケラッチョ！！』
映画『チェケラッチョ！！』2006年4月22日
監督：宮本理江子、出演：市原隼人、井上真央
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チェケラッチョ！！の登場人物
透、唯、暁、哲雄
高校三年生の仲良しグループ。バンドを結成する。
渚
バイト先の水族館で透が一目惚れした年上の美女。
チェケラッチョ！！の感想・解説・評価
本作ではバンドやラップといったものが描かれる。沖縄で絶大な人気を誇るバンド「ワーカ・ホリック」に魅せられた３人の少年達が自ら「０９８」というバンドを組む。だが、所詮は素人。演奏は騒音としか思えないような段階であったため、「ワーカ・ホリック」のメンバーの涼太から、非難されてしまう。
そんな3人組を時に暖かく、時に冷ややかに見守っているのが、幼なじみの唯である。透に思いを寄せていながらも素直ではない彼女。
そんな彼女にその思いを自覚させたのは、当初騒音としか思えなかった、「０９８」のつくりだした音楽なのである。非難した涼太本人をも変えさせた音楽―技術面もさることながら精神面が成長したものだった。
とにかく唯がいい子なのが伝わってくる小説であり、ラップやバンドに馴染みのない方でも、唯の気持ちを追いかけていけば共感することができると思う。
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舞台は1年後に廃校になることが決まった小学校。学校生活最後の記念というタテマエで、退屈な毎日から逃げ出したい子どもたちは元ジャズプレイヤーの先生とビッグバンドを作り大会を目指します。
チェケラッチョ！！の評判・口コミ・レビュー
秦建日子『チェケラッチョ！！』読了。爽やかで気持ち良い。映画は別目線で撮られてるのね？観てみたいかも。
— sezaki (@sezaki8051) 2011年11月25日
泰建日子の「チェケラッチョ!!」を読了。ぶきっちょな唯。男勝りで恋愛観がストレートなナミ姉。幼馴染でバカトリオな透・暁・哲雄。オトナの会話（？）、青春あり、恋愛ありでバカ楽しい小説だったなー。
— カモノハシ (@platypus0114) 2013年6月10日
