【おすすめ】上村一夫の全作品を一覧であらすじを紹介します

[PR]、記事内リンクはAmazonで商品検索を行います。

©少年画報社 ©上村一夫

上村 一夫 かみむら・かずお(1940年3月7日 – 1986年1月11日)

漫画家、イラストレーター。神奈川県横須賀市生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。大学4年生の時には、アルバイトとして広告代理店・宣弘社のイラストレーターとして広告制作に携わる。1967年、アメリカの雑誌『PLAYBOY』風のパロディ漫画『カワイコ小百合ちゃんの堕落』を『月刊タウン』創刊号に発表しデビュー。大正の浮世絵師と呼ばれた竹久夢二を連想させる女性像と独特の劇画タッチの画風を確立し、その作風から「昭和の絵師」とも呼ばれた。主な作品に『修羅雪姫』、『同棲時代』、『しなの川』など。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:同棲時代
  • 2位:関東平野
  • 3位:昭和一代女

作品年表リスト

江戸浮世絵異聞・アモン(1968年 – 1969年)

男と女の部屋(1970年)

怨獄紅(1970年 – 1971年)

肉奴隷の少女の復讐の炎、呪殺の願掛けに励む女の過去、我が子の首をはねた母の狂乱……。目を背けてはいけない。ここに描かれているのは人間の本性そのものなのだから……』昭和45年から青年劇画誌「ヤングコミック」で1年間連載された「怨獄紅」―――。

上村一夫の初期の名作として名高い「怨獄紅」は人間の残酷な本性や情念、因業な罪深さを鋭く描き、その才能を世に知らしめた出世作でもある。同業者、編集者はもとより、映画監督、音楽アーティスト、小説家に至る様々なクリエイターに衝撃と感銘を与えた作品も収録。

マリア(1971年 – 1972年)

私立愛蘭女子学園に、ロールスロイスに乗って現われた転校生・三条麻理亜。その超然とした態度に、女番長たちに目を付けられるが、麻理亜に同性愛的な想いを寄せる女生徒も…。麻理亜の家庭は義父はホモ、母と祖父は男女の関係にある奇形家族であった。麻理亜はまた別の奇形家族の産物・桐人と出会う。彼は母と肉体関係にあった。異常な家庭に、それぞれの決着が迫る。桐人は死に、麻理亜は家庭を棄てた。そしてその腹には、桐人の忘れ形見が…。収録作「1 女の園」「2 畸型家族」など。

雨靴物語(1971年)

人喰い(1971年)

昭和歌謡、稀代のヒットメーカー阿久悠と、“昭和の絵師”と謳われた上村一夫。
二人は、互いに天才と認め合う、生涯の友だった。
1971年に描かれた異色漫画の初コミックス化!
「漫画アクション」創刊50周年だった2017年は、奇しくも阿久の作詞家活動、
上村の漫画家活動、ともに50周年でもある。本作『人喰い』は、
芸能界で勝ち残る為に他者を喰いつくしていく一人の女を、
作詞家として業界に名を馳せた阿久が斬り込み、
上村が艶のある筆致で華を添えた、刺激的かつ隠れた名作である。

修羅雪姫(1972年 – 1973年)

時は明治、仕込み杖にした傘を操る美しき女刺客がいた。通り名を修羅雪姫と言う…。その過去は、まさしく修羅!徴兵制を悪用した連中に、父を虐殺され、その時に連れていた赤ん坊まで殺された母は、輪姦された上に、父を殺した犯人の一人に妾とされた。その男・正景徳市を殺して監獄に入った母は、残りの三人に復讐を果たす為に獄史に身体を与え、雪を産んだ。母の怨念を背負った雪は、子供の頃からの厳しい修練に堪え復讐を果たす為に生きる…。

同棲時代(1972年 – 1973年)

売れないイラストレーターの次郎と、小さな広告会社に勤める今日子は、デザイン学校の同級生。初めてデートをした夜から3日後、同じ屋根の下で暮らし始めた。毎日をのほほんと暮らす二人は、仕事も家庭も性も曖昧にしていられるのは同棲しかないと思っている。次郎23歳、今日子21歳――。このままでいいのだろうか…。

苦い旋律(1973年)

しなの川(1973年 – 1974年)

ファン待望の初・完全単行本化!美少女・高野雪絵の愛と情欲に生きた一生を、昭和の激動期を舞台に描いた激情の大河ロマン「しなの川」。昏い出生の秘密を背負って誕生した雪絵は、時代の厳格なモラルに逆らうかのように、自分の感情と欲情に正直に生き、幾人もの男たちの腕の中を通りすぎながら、真実の愛の幻を追い求め続けてゆく……。

狂人関係(1973年 – 1974年)

浮世絵の巨人・葛飾北斎は、大きな屈託を胸に抱えていた。安藤広重をら新しい才能の登場に危機感を覚え、友人・滝沢馬琴の衰えに不安を感じ、焦燥に老いた身を灼かれながら画業に邁進し、引越しを繰り返す日々。その弟子・捨八は狩野派の絵師の倅でありながら枕絵師として頭角を現しつつあった。北斎の娘・お栄と、親思いの八百屋の娘・お七の二人はともに捨八に惚れているが……。北斎と捨八、ふたりの絵師の姿と江戸に生きる名も泣き人々の人情を描いた時代ロマンの傑作。

同棲時代と僕(1973年)エッセイ

夢師アリス(1974年)

謎の美少女アリスが紡ぐ現世の愛憎地獄絵巻! 人間の心の闇を抉る衝撃作、遂に単行本化!!俗世で欲望におぼれる人間達の下へと少女アリスは現われ、破滅の世界を個々に見せてゆく…。果たしてそれは天罰なのか、幻なのか!? 崩壊した四人家族を待ち受けていた永遠の閉鎖地獄とは?

離婚倶楽部(1974年 – 1975年)

凍鶴(1974年 – 1980年)

30円で「松乃家」に売られてきた十三歳のつる。“仕込っ子(芸者見習い)”として、朝は掃除、洗濯、使い走りに追われ、夜は姐さん芸者のあとを三味線を運んだり、泊まるときの着替えを届けたりしながら一人前の芸者をめざす。

悪の華(1975年)

悪魔のようなあいつ(1975年)

可門良、27歳。元バンド・ボーイ。女を狂わせる妖しい魅力を持つ男…。元競輪選手で、足の不自由な街のゴロツキ、八村。元会社員でバーのマスターをしている野々村。三億円事件の追及に異常な執念を燃やす刑事の白戸。この三人が絡み合い、三億円強奪事件の時効までの日を数えながら、物語は展開して行く…。大型ピカレスク・ロマン!!

サチコの幸(1975年 – 1976年)

「こんな日は必ず忙しくなるんです。淋しさに耐えかねた男さん達が、肌恋しさにワンサカとやって来るものなのです。」新宿二丁目、廓に強く咲き誇る女、サチコ。娼婦の世界に生きる女たちを描いた上村一夫珠玉の傑作。

紅とかげ(1975年 – 1976年)

「ひと呼んで紅とかげ、ただいま推参!」文明開化の時代、その虚飾に満ちた権力抗争の狭間に登場した妖しの令嬢・紅とかげ。それは愛する人を守るために白刃を振るい、愛する人を喪ったがゆえに人を殺めるみなし児・茉莉(マリィ)の健気な姿でもあった!! 華麗に繰り広げられる開化浪漫活劇!収録作「空飛ぶパリジェンヌ」ほか「血まみれ茉莉」「地獄の花吹雪」「燃える茉莉」「浅草の裸女」「さらば我が恋」「真紅の鎮魂歌」「夜汽車の戦慄」の全8話を収録。

淫花伝(1976年 – 1977年)

世間を震撼させた猟奇殺人は極限の愛の形だった。情夫の遺体に愛の刻印を血文字で綴った女……、その名は阿部定(アベサダ)。三十路に差し掛かった定は、流浪に人生に疲れを感じはじめていた。真面目になろうと決意し、水商売から足を洗い割烹料理屋の女中になったが店の主人・石田吉蔵と不貞を犯し、愛欲に溺れてしまう。「―――吉蔵を殺し、永遠に自分のものにしたい!」定が犯した猟奇殺人は愛ゆえの行動でもあった……。

津軽惨絃歌(1976年 – 1977年)

螢子(1976年 – 1977年)

関東平野(1976年 – 1978年)

まっ青な海、どこまでも続く地平線、陽光にうねる豊かな稲穂…。昭和20年8月15日、敗戦の日、関東平野の片隅、千葉県匝瑳郡の田園地帯で少年・金太の青春がはじまった。上村一夫が、自らの半生をモデルに描く感動の自伝的戦後史。

60センチの女(1977年)

漫画家を志す貧乏青年の新沼健二は、ある日、窓を隔ててわずか60センチの隣アパートに引っ越してきた魅力的な女性に心を奪われる。だが、その素性は謎だらけ…。しかも彼女の奇妙な行動に翻弄されっ放しの毎日。彼女の正体とはいったい…!?

昭和一代女(1977年 – 1978年)

反骨の評論家と柳橋の名妓の間に生まれた美少女・鷹野翔子は、愛する母を特高警察に虐め殺されるという痛ましい経験を胸に激動の昭和を強く生きてゆく。「あしたのジョー」「巨人の星」等の大ヒット作で知られる梶原一騎と、「同棲時代」「修羅雪姫」等の名作を送り出した上村一夫が生涯でただ一度だけタッグを組んだ伝説の作品!!

夢二 ゆめのまたゆめ(1978年)

黄金街(1979年 – 1980年)

―――あれは夢ではなかったのだろうか。―――俺にはまだわからない。「ああ…」自らの秘所に指をあてがう少女、それをカメラに収める俺。熱病に犯された時の酩酊感にも似た感覚に犯されながら、それでも一心不乱にカメラを回す。「自瀆(じとく)」、この美しい少女にはこの言葉が一番ふさわしい。それはオナニーでもマスターベーションでも、ましてや手淫でもなく自らを瀆(けが)す自瀆でなければならない。この甘美な映像を収めることになったのは、あの日の雨の昼下がり――――。など

やっちゃれトマト(1979年 – 1980年)

大友智子、16歳。通称「トマト」。両親を交通事故で立て続けに奪われ孤児となり、その後、親戚に預けられるも虐待に耐えかねて家出。以後、男に春を売り自立生活をはじめる。そんなトマトの夢は南の島で暮らすこと。だから、お金が欲しい。だから、トマトは春を売る。

おんな教師(1980年 – 1982年)

千種美冴は新左翼団体「天の声」最高幹部だったが、敵対する集団との抗争で解散を止む無くされる。その後、前身を隠しながらも郷里の霞中学校で教員として就職するが、封建的な校風、ひとくせある教師と生徒たちに対し、毅然と立ち向かっていく―― 凄烈なアクションと静謐な感情、相反する描写の妙。両者一家言ある原作と作画が、互いの持ち味を生かし丁々発止するさまは今なお瑞々しい。知られざる名作!

ゆーとぴあ(1982年 – 1985年)

箱根・芦ノ湖の遊覧船に、一組の深刻なカップルが居た――。その女は芸妓・金太郎こと一条遥、二十歳。銀座のクラブ・ゆーとぴあのママに「磨けば光る」と言われた彼女は春爛漫の箱根山を捨て、恋も捨て、お水の世界に飛び込む!!

うしろの山頭火(1982年)

漫画家、イラストレーター、エッセイストの上村一夫が、俳人の種田山頭火を題材にした短編漫画。
物語は昭和11年夏―――
少女が迷い込んだのは、ある寂れた農村。
そこで一人の坊主と出会うが、
彼女はその坊主を知っている気がした・・・ 。

菊坂ホテル(1983年 – 1984年)

美人画で有名な画家・竹久夢二や文豪・谷崎潤一郎が滞在した菊坂ホテルを舞台に、そのホテルの娘である八重子(やえこ)の目を通して、時代を代表する文化人達の人間模様を描いた大正浪漫劇画。彦乃(ひこの)との恋を彼女の父親に引き裂かれた竹久夢二は、息子・不二彦(ふじひこ)を連れて菊坂ホテルに入居する。そしてある日、不二彦を可愛がるホテルの娘・八重子と出かけた夢二は、妖艶な美女・兼代(かねよ)と出会い……!?

一葉裏日誌(1987年)

「たとえ地獄に堕ちようとも、一本の筆さえあれば、閻魔大王を楽しませるぐらいの小説を書く自信を私はもっている。」「御仏を喜ばせず、地獄の亡者どもが群がり読む小説こそを、私は書いてみたい。」女流作家・樋口一葉の日常を綴った表題作『一葉裏日誌』と『うたまる』を収録した上村一夫珠玉の一冊。

上村一夫 美女画集(2004年)画集

上村一夫・画集「一枚絵」(2008年3月)画集

白い夏―上村一夫初期傑作短編集1970ー1972(2009年10月)

  • Lagrima涙
  • 白い夏
  • 完全なる答案用紙
  • 深夜放送心中事件
  • 初恋は塩辛の味だといった女
  • 春駆け落つる女
  • 白いパラソル
  • 手のひらの汗と羞恥心の関係について
  • IN THE SMOG
  • 望郷

紅い部屋―上村一夫晩年傑作短編集1980ー1985

リリシズム―上村一夫の世界(2011年9月)

上村一夫オフィス協力のもと上村の全貌を網羅。上村の誕生から逝去までを時系列を追って紹介。様々な文献から出典される上村本人や周囲の人間の述懐、各発表作品に付された作品解説により上村一夫史の全貌が俯瞰できる構成。文字情報だけでなく、デビュー作他を含む各種短編、イラストの収録も充実。作品リストも完備で資料的にも視覚的にも嬉しい本になりました。特に本書の為に開催・採録された岡崎英生氏、筧悟氏そして上村の忘れ形見であり上村作品の復刻活動を精力的に行なわれている実娘の上村汀氏による座談会の様子は、共に同じ時を生きた者でしか語りえない、作品を通さぬ生の上村を垣間見ることのできる興味深い内容です。

上村一夫 表紙画大全集(2015年12月)画集

「同棲時代」や「修羅雪姫」などで有名な昭和の絵師・上村一夫の貴重なイラスト画集。 1970年代の初期「ヤングコミック」誌の表紙を飾った妖艶で華麗な260点の美人イラスト画の数々が、まるで紙で出来たタイムマシンのように、永遠の青少年の心を忘れない貴男を、あの懐かしの昭和の時代に誘ってくれます……。 また、この本には、260点の表紙画イラストだけでなく、上村先生のあの伝説の劇画作品『江戸浮世絵師異聞アモン』19ページが完全復刻で掲載されています! !

上村一夫 美女解体新書(2015年12月)画集

渦巻く情念と静かな狂気、そしてあふれ出す抒情――大ヒット作『同棲時代』に70年代の〈空気〉を鮮烈な筆で刻みつけ、一世を風靡した上村一夫。流麗なタッチで生み出されたさまざまな美女像を新たな観点から再構成し、その叙情的で鮮烈な魅力を現代に蘇らせる決定版美麗画集。没後30周年記念出版。

タイトルとURLをコピーしました