秋元康「平手友梨奈は手を抜いているわけじゃない」と語る

12月10日、欅坂46のプロデューサー・秋元康がラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』に出演。欅坂46の今後や、センターを務める平手友梨奈の状態について言及した。

欅坂46ファンとしても知られるとーやま校長が、今後のグループについて尋ねると、秋元は「まったくわからない。そこが欅坂46のおもしろいところだと思うんですよね。先が読めないから、一瞬一瞬が欅坂46の今なんですよね。それを目撃し続けるしかない。これからどうなるかなんてわからないし、どうなるんでしょうね?」と回答した。

その後、とーやま校長は「2017年に欅坂すごいぞっていうのを目の当たりにしていて、2018年にももちろんその瞬間はあったんですけど、でもやっぱりもっと行けるはずだよ!と思うこともたくさんありました」とファンの想いを代弁するかのような発言。「そこに対して、自分のなかでもちょっともどかしい気持ちになったりとか、こんなものじゃないんだよ!もっとすげーんだよ!っていう」と思いの丈を語った。

それに対して秋元は「だから欅坂46がおもしろいんだと思うんですよ。突っ走って行くとこまで行くぜっていう欅坂もいいけれど、なにかに悩んだり迷ったり、あるいは体調が優れないとか、すべてさらけ出しながら進んでいるのが欅坂46じゃないかなと思うんですよね。こんなにガチなグループはなかなかないと思います」と持論を展開した。

また、『GIRLS LOCKS!』の3週目ガールズを務めている平手について、とーやま校長が「見ていてもめちゃめちゃ大変だなと思います」と触れると、秋元は「(楽曲の一人称である)『僕』というものに対する思いが、平手の場合すごくあるので、それと対峙してるのは大変だと思いますね」と自論を展開。

そして「体調悪いんじゃないか、何か引っかかってるんじゃないかとかみんな心配してくれるんだけど、本人と話すとその時その時の精一杯をやってるんですよ。決して手を抜いてるとか、何かが出来ないとかじゃなくて。本人の中で『僕』に会えるのかもしれないし遠いところにいるのかもしれないし、その迷いも含めて欅坂46の今があるんだと思う」と続けた。

この話を聞いたとーやま校長は「今の秋元先生のお話には欅坂46の未来しかないと思いました。大切な仲間なので、平手友梨奈ならびに欅坂46の一ファンとしてもずっと応援させてもらいますし、たくさんいろんなことをもらっていきたいです」とファンとしての言葉を伝えている。

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