【おすすめ】花沢健吾の全作品を一覧であらすじを紹介します

花沢 健吾 はなざわ・けんご(1974年1月5日 – )

漫画家。青森県八戸市出身。高校卒業後に上京。印刷会社に就職し、3年間勤務した後、魚戸おさむのアシスタントを経験した。2004年に『ビッグコミックスピリッツ』掲載の『ルサンチマン』でデビュー。主な作品に『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『アイアムアヒーロー』など。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:ルサンチマン
  • 2位:アイアムアヒーロー
  • 3位:ボーイズ・オン・ザ・ラン

作品年表リスト

ルサンチマン(2004年5月~2005年3月)

花沢健吾の報われない傑作…新装版で登場!

大ヒット作『アイアムアヒーロー』の花沢健吾の初連載作、『ルサンチマン』。

ファンから熱狂的な支持を集めるも、「報われなかった傑作」と言われるこの作品が、上下巻で新装版として遂に登場!!

物語の舞台は、2015年、東京。

デブ、ハゲ、素人童貞のたくろーは、30歳の誕生日に運命の彼女と出会う。
しかし、それはアンリアル――
バーチャルリアリティープログラムによって構成された世界・仮想現実の中のAIキャラクター・月子だった……

「現実を直視しろ。おれ達にはもう仮想現実しかないんだ」

月子に惹かれていくたくろーだったが、彼女の存在には大きな秘密が隠されていた……

  • 小学館ビッグコミックス、全4巻
  • 新装版、全2巻

VR世界での交流を描いたSF作品。花沢健吾らしく、冴えない男たちがメイン。彼らが現実世界を諦め、仮想世界に希望を見出していく様子が展開されます。

欲望丸出しでゲーム内の女性に向き合っていく様子はひたすら残念。連載当時はVRゲームはまだまだ一般ユーザーレベルではなかったですが、もうすぐこういう世界が来るのかもしれないですね。

ボーイズ・オン・ザ・ラン(2005年 – 2008年)

金曜日、池袋の夜、テレクラ。田西敏行は、先ほどの会社の飲み会で、憧れの植村ちはると話せたことの喜びに浸っていた。妄想でしか彼女とSEXできない現実を憂い、テレクラで電話を待っているうちに27歳の誕生日を迎えた田西。残り時間5分、ようやくかかってきた女性と待ち合わせをするが、見ればとんでもない怪物女で…!?痛みを知る、すべての男たちへ。あるいは、すべての痛い男たちへ。三十路目前、そろそろ選択しようじゃないか、我が人生!超等身大ダメ男・田西敏行の遅咲き青春ブルース!!

こちらも冴えない男が主人公。ただ主人公が会社員に設定され、舞台も現代日本ということで、前作以上に”痛い”作品になりました。読むのがツラいというか、身につまされるというか…

作者がリスペクトを公言している新井英樹の『宮本から君へ』からの影響も感じます。『宮本から君へ』が好きな人はこちらもいいかも。”痛い”あたりに好き嫌いが分かれそうではあります。

アイアムアヒーロー(2009年8月~2017年3月)

鈴木英雄。35歳。漫画家のアシスタント生活。妄想の中でしか現実に勝てず、そんな自分に付き合ってくれる彼女との仲にも、不安と不満が募る。だがある日、現実の世界が壊れ、姿を変えていき…!?異才・花沢健吾による極私的サバイバルパニックホラー!!

  • 全22巻

当時日本の漫画界で流行りに流行りまくっていたゾンビもの。福満しげゆきですら描いていたくらいです。『アイアムアヒーロー』では花沢健吾がゾンビ(作中ではZQN)物に挑戦したと話題になりました。

過去最長の全22巻、実写映画公開とヒット作になりました。前の2作は漫画ファンの間で話題になっていましたが、本作は普段漫画をそれほど読まない層にも受けたのではないでしょうか。

『アイアムアヒーロー』では謎の感染症により、都市機能が崩壊。感染せずに自我を保つ人物たちのサバイバルが描かれます。非常事態でも花沢健吾流の心の機微は健在。単なるゾンビ物ではなく人間ドラマになっているんです。それだけに個人的に不満の残るラストはちょっと残念でした。

特火点 花沢健吾短篇集(2012年11月)

花沢健吾、待望の初短篇集、遂に発売!!

1997年。
初めて漫画を描いて以来、
徹底して「英雄(ヒーロー)になれない主人公(ヒーロー)たち」を描いてきた漫画家・花沢健吾。

初執筆の未発表作から現在鋭意執筆中の新作まで…
15年の間に描かれたすべての短・中編7作を完全収録!!

『アイアムアヒーロー』を描くまでの花沢健吾の足跡を追え!

アンダーニンジャ(2019年2月~)

かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!

たかが黄昏れ(2019年2月~)

アイアムアヒーローの花沢健吾、最新作!

いち早くヴァーチャル世界を描いた名作『ルサンチマン』!等身大の駄目男をリアルに描いた『ボーイズ・オン・ザ・ラン』!そして、映画化もされ世界的大ヒットとなった累計部数800万部突破の『アイアムアヒーロー』!
常に時代を先取ってきた花沢健吾が放つのは、誰も見たことのない新たな世界!
「男」というものを知らない女子高生・ひなた。もう子供じゃないけど、まだ大人ではない多感な時期。世界は彼女にどんな選択を迫るのか…!?
花沢健吾が真正面から「女」を描く!

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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