【おすすめ】枡野浩一の全作品を一覧であらすじを紹介します

枡野 浩一(1968年9月23日 – )

歌人。東京都杉並区西荻窪生まれ。コピーライター、フリーライターを経て1997年、短歌集『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』で歌人デビュー。短歌小説『ショートソング』はベストセラーとなり、小手川ゆあによって漫画化される。短歌以外にも現代詩、作詞、漫画評、演劇評、エッセイ、小説など活躍するジャンルは多岐にわたる。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:淋しいのはお前だけじゃな
  • 2位:ショートソング
  • 3位:もう頬づえをついてもいいですか?

枡野浩一の作品年表リスト

『ガムテープで風邪が治る』(1995年10月)

今や短歌界の寵児となった著者がはじめて世に問うた、1995年刊行の異色詩集が愛蔵版で還ってきた。「わたしの風邪はたいがい…」から始まる表題作ほか、「ひらいしん」「結婚式には呼んでください」など。

  • 『水戸浩一遺書詩集 ガムテープで風邪が治る』(1995年10月、新風舎)
  • 『愛蔵版 ガムテープで風邪が治る』(2001年12月)

かつての筆名「水戸浩一」の遺稿を枡野浩一がまとめる形で刊行されました。

『てのりくじら』(1997年9月)

オカザキマリさんは、おかざき真里さんです。 今では売れっ子になってしまった漫画家のおかざき真里さん。イラストレーター・オカザキマリとしての作風は漫画とは全然ちがうけれど、底に流れるものは共通していると思います。おかざきファンもぜひ手にとってみてください。もはや自分の本ではないみたいに、この本、気にいっています。評判になったブックデザインは、義江邦夫さんの手によるものです。

  • 『てのりくじら』(1997年9月、実業之日本社)
  • 『ハッピーロンリーウォーリーソング』(2001年7月、角川文庫) 『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』の2冊を1冊に再構成。

『ドレミふぁんくしょんドロップ』(1997年9月)

『てのりくじら』と2冊同時発売されました。 プロの物書きには、こっちのほうが評判いいみたいですが、じつは著者自身もこっち派。2冊いっしょに読むと、ある物語が浮かび上がってくるように構成してあります。本の発売日が半年のびてしまったくらい、夢中で制作した2冊です。

  • 『ドレミふぁんくしょんドロップ』(1997年9月、実業之日本社)
  • 『ハッピーロンリーウォーリーソング』(2001年7月、角川文庫) 『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』の2冊を1冊に再構成。

『ますの。』(1997年3月)

祖父江慎さんのブックデザインが素晴らしいです。 本書の字のでかさは、きっとあなたが今までに読んだことのあるすべての本の中で、一番だと思います。よく見ると2色刷りなのも凝ってますね。今どき珍しく、ちゃんと糸で閉じてある本なんですけど、なんとその糸の色が赤! しかも、買って読まないと気づかない「隠し短歌」もあるんです。帯の推薦文はポストペットの父・八谷和彦さん。あっ、帯の裏にも何か印刷されてる!

『君の鳥は歌を歌える』(1999年10月)

北野武、村上龍、銀色夏生、俵万智、南Q太らの作品をレビュー&短歌化という前代未聞の試み。氏独特の批評眼が冴え渡る、異色作品集。

  • マガジンハウス、1999年10月
  • 角川文庫

『漫画嫌い』(2000年6月)

キュートな猫の写真の帯がついてます。 朝日新聞で連載中、ものすごく反響のあった漫画評の連載を本にまとめたものです。鴨居まさね、町田ひらく、内田かずひろ、南Q太……といった私の大好きな漫画家ばかりを紹介しました。まさか、その大好きな漫画家の一人と結婚することになるとは……。紹介した漫画本の表紙写真がとっても凝っていて、写真家・八二一さんとの「共著」でもあるところが前代未聞。読めば、きっとあなたの「魂のかたち」に合った漫画が見つかるはず!

『かんたん短歌の作り方』(2000年12月)

自分の考えをいつもの言葉遣いで分かりやすく表現する――それがかんたん短歌。でも簡単じゃない!

  • 筑摩書房、2000年12月
  • ちくま文庫

「CUTiE Comic」で連載された「マスノ短歌教」をまとめたものです。

『ハッピーロンリーウォーリーソング』(2001年7月)

話題のスキンヘッド歌人、枡野浩一のデビュー短歌集がついに文庫化。各界で絶賛の、まったく新しいことば表現が、ときに優しく、ときに刺激的に、触れたものの心を貫く。

  • 『てのりくじら』+『ドレミふぁんくしょんドロップ』

『石川くん』(2001年11月)

「啄木の短歌は、とんでもない!」と糸井重里さんも驚嘆。親孝行で清貧という石川啄木のイメージは大誤解だった!? 本当は仕事をサボって友達に借金をしては女の人と……。そんなサイテーな、だけど憎めない「石川くん」をユーモラスに描いた爆笑エッセイ集。<一度でも俺に頭を下げさせた/やつら全員/死にますように>など、啄木の短歌には衝撃の現代語訳つき。朝倉世界一の可愛いイラストも満載。

  • 朝日出版社、2001年11月
  • 集英社文庫

石川啄木の短歌を現代語に翻訳しています。

『日本ゴロン』(2002年12月)

『57577 Go city, go city, city!』(2003年2月)

枡野浩一にニュー・ジャンル、4コマ短歌の誕生です。

『ますの。』を4コマ漫画の体裁で再構成した本です。

『淋しいのはお前だけじゃな』(2003年11月)

〈振り向いてくれたけれども「がんばれ」はたぶん自分に言った言葉だ〉――。残業続きで恋人に会えない夏の日々、文芸部の美少女と何も起こらなかった高校時代、今も発熱し続ける叶わなかった夢……。短歌の背後にはいつも、淋しくて優しいストーリーがあった。日常の小さな感情を温かな筆致で描く、短い歌と短いストーリー。オオキトモユキの筆による、ユーモラスで少し悲しい絵物語も同時収録!

  • 晶文社、2003年
  • 集英社文庫

『もう頬づえをついてもいいですか?』(2004年8月)

無声映画を観るように読む 極私的映画コラム集

AからZのアルファベットで始まる26本の映画について、歌人・枡野浩一が短歌を詠み、語る。

独自の視点と率直な語り口の映画コラムは、可笑しく切なく綴られ、ときに私小説にも近づく。
シネマ文字ライター・渋谷展子により字幕化された短歌と、映画や短歌に想を得て写真家・八二一が切り取った風景とともに、スクリーンに映し出される一本の映画のように楽しめる一冊。

映画コラム&短歌集。

『あるきかたがただしくない』(2005年12月)

ある日突然、自宅の鍵が取り替えられ、売れっ子漫画家の妻は裁判所に調停を申し立てた! あっけにとられているうちに離婚、子どもに会えない日々を嘆いて20キロやせながらも、再生への道を懸命にさがす日々をつづった異色エッセイ。子どもに会わせてもらえない全国の父親からの熱い支持を得た『週刊朝日』連載、待望の書籍化。同時期の関連コラムも多数収録、ここまで赤裸々に離婚を語った男性がいただろうか?!

自らの離婚調停などを語ったエッセイ。

『結婚失格』(2006年10月) 

愛の暴力に、誠意はかくも無力なものなのか親子四人での幸せな暮らしが、このまま続くと思っていたのに。週末以外は仕事場で暮らしてと言い出した妻。いつのまにか、自宅玄関の鍵は取り替えられていた―。

書評を織り交ぜ、「書評小説」と銘打たれた自伝的小説です。

『ショートソング』(2006年11月)

青春と恋と――そして短歌!?

ハーフのイケメンなのにチェリーボーイの克夫。デザイナーでプレイボーイの伊賀。対照的なふたりが「短歌」を通じて出会った――。吉祥寺を舞台にした、爽やかな青春ストーリー。文庫オリジナル。

この物語は、容姿はいいけれどダサイ男がひょんなことから短歌の会に参加することから始まります。

先輩に憧れながら短歌を作り始め、彼は非凡な才能をいかんなく発揮していく…という筋書きですね。

先輩に連れていかれた短歌の会では、伊賀寛介というプレイボーイが登場。短歌だけではなく、恋愛小説としても読むことができます。
もっと読むショートソング(枡野浩一)のあらすじ(ネタバレなし)・感想

『一人で始める短歌入門』(2007年6月)

CHINTAIのテレビCMで募集した短歌をもとにした短歌入門です。

『僕は運動おんち』(2009年6月)

君が思っているほど、君はダメじゃない!?
運動も勉強もできない男子高校生。ゆるい自殺願望を抱え冴えない学校生活を送っていたが、予想外の出来事に巻き込まれ……人気の携帯小説が文庫化!

『くじけな』(2011年6月)

「くじけないで」と言われるとくじけそうになる全ての人へ。1篇が140字以内、困難な時代を生きるヒントがつまった新感覚詩集。

詩集です。柴田トヨ『くじけないで』のパロディとして刊行のあてもなくTwitterで連載しはじめていたものがまとめられて本になりました。

『歌 ロングロングショートソングロング』(2012年3月)

孤高の歌人(短歌)×気鋭の映画監督(写真)の、ロードムービーのような写真短歌集。
短歌70首と写真がまるで「ひとつの歌」のように響きあい、胸を打つ。雑踏の中の、うつむき加減なポジティブ、たまに透き通る青い空。
写真とのコラボということで、枡野浩一の著作の中では、異色の味わいとなってている。

『愛のことはもう仕方ない』(2016年6月)

いつも体調がわるく、焼肉がきらいで、バビブベボのつく食べ物が好き。
枡野浩一が豆から挽いたコーヒーを飲みながら書いた連載小説、かきおろし短編をくわえて待望の書籍化。
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けっして、なぐさめてほしいわけではないんです。いったいなぜ女性たちは、こんな状態の男にまでセックスをさせようとするのでしょうか。立たないと言ってるのに、ほかにもやりようがあるとすすめたりするのでしょうか。私は、くじけたままでいたい。頑張りたくなどないのです。どうしたら私のこの本当の気持ち、女性の皆さんにわかってもらえるでしょう? どうして男性の皆さんは、「俺もずっと×××だよ、仲良くしよう! 」と言ってくれないのでしょう?

『短歌タイムカプセル』(2018年1月)

一千年後に届けたい、現代短歌アンソロジー

葛原妙子・塚本邦雄・岡井隆から吉田隼人・大森静佳まで

今、読まれるべき現代歌人115人の作品二十首選。
さらに編者による一首鑑賞を収録。
戦後の現代短歌を見渡す決定版アンソロジーの完成です。

アンソロジーに参加されています。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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