【おすすめ】リチャード・ブローティガンの全作品を一覧であらすじを紹介します

リチャード・ブローティガン(1935年1月30日 – 1984年9月16日?)

作家、詩人。アメリカ合衆国ワシントン州タコマ出身。1964年、小説『ビッグ・サーの南軍将軍』を出版。以後『アメリカの鱒釣り』、『西瓜糖の日々』、『芝生の復讐』などを発表。『アメリカの鱒釣り』によって一躍ビート・ジェネレーションの代表格となる。飛躍した比喩を用い、深い心理描写を故意に欠いた文体で独特の幻想世界を築く。1984年10月25日、カリフォルニア州ボリナスの自宅でピストル自殺しているのが発見された。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:西瓜糖の日々
  • 2位:アメリカの鱒釣り
  • 3位:愛のゆくえ

作品年表リスト

「ビッグ・サーの南軍将軍」A Confederate General from Big Sur 1964年

歯なしの若者リー・メロンとその仲間たちがカリフォルニアはビッグ・サーで繰り広げる風変わりで愛すべき日常生活。様々なイメージを呼び起こす彼らの生き方こそ、アメリカの象徴なのか?待望の文庫化!

「アメリカの鱒釣り」Trout Fishing in America 1967年10月

二つの墓地のあいだを墓場クリークが流れていた。いい鱒がたくさんいて、夏の日の葬送行列のようにゆるやかに流れていた。――涼やかで苦みのある笑いと、神話めいた深い静けさ。街に、自然に、そして歴史のただなかに、失われた〈アメリカの鱒釣り〉の姿を探す47の物語。大仰さを一切遠ざけた軽やかなことばで、まったく新しいアメリカ文学を打ちたてたブローティガンの最高傑作。

「西瓜糖の日々」In Watermelon Sugar 1968年6月

コミューン的な場所、アイデス“iDeath”と“忘れられた世界”、そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。西瓜糖の甘くて残酷な世界が夢見る幸福とは何だろうか…。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小説。ブローティガンの代表作。

「チャイナタウンからの葉書」The Pill versus the Springhill Mine Disaster,  1968年・詩集

アメリカ’60年代カウンターカルチャーの生んだ文学者、ブローティガンの代表的詩集。俳句のように結晶化した詩60篇を、この訳者ならではの名訳でお届けする。物質文明への批評性を持ちながら、ユーモアと心優しい抒情に満ちた、その世界。時代を超えて愛読されてきた不朽の作品。文庫化にあたり原文を加えた。

「ロンメル進軍」Rommel Drives on Deep in Egypt,  1970年

オリジナル85篇から76篇を訳出した、リチャード・ブローティガン詩集。「この部分は、くそくらえ、かな」とか「ここは、やあやあ、だろうな」とか、「日本語でいうとどうなるのかな」の集大成。原文付き。

「愛のゆくえ」The Abortion: An Historical Romance 1966 1971年3月

ここは人々が一番大切な思いを綴った本だけを保管する珍しい図書館。住み込み館員の私は、もう三年も外に出ていない。そんな私がある夜やって来た完璧すぎる容姿に悩む美女と恋に落ちた。そして彼女の妊娠をきっかけに思わぬ遠出をするはめになる。歩くだけで羨望と嫉妬の視線を集める彼女は行く先々で騒動を起こしてゆく。ようやく旅を終えた私たちの前には新しい世界が開けていた…不器用な男女の風変わりな恋物語。

「芝生の復讐」Revenge of the Lawn 1971年10月

雨に濡れそぼつ子ども時代の記憶と、カリフォルニアの陽光。その明暗のはざまに浮かびあがる、メランコリアの王国。密造酒をつくる堂々たる祖母、燃やされる梨の木、哀しい迷子の仔犬、ネグリジェを着た熊、失われた恋と墓のようなコーヒー、西瓜を食べる美しい娘たち……。囁きながら流れてゆく清冽な小川のような62の物語。『アメリカの鱒釣り』の作家が遺したもっとも美しい短篇集。

「ホークライン家の怪物」The Hawkline Monster: A Gothic Western 1974年9月

「鳥の神殿」Willard and His Bowling Trophies: A Perverse Mystery 1975年9月

「ソンブレロ落下す―ある日本小説」
Sombrero Fallout: A Japanese Novel 1976年

「突然訪れた天使の日」Loading Mercury with a Pitchfork,  1976年・詩集

ブローティガンの詩は、世界の彼方からやってきてこの地球に降り立ち、私たちの日常の隣で見知らぬ光景を映し出している。綿毛のようなその世界の向こうには、どきっとするほどのエロチシズムと残酷性がのぞいている。1976年の詩集。

「バビロンを夢見て―私立探偵小説1942年」 Dreaming of Babylon: A Private Eye Novel 1942 1977年

「ブローティガン 東京日記」June 30th, June 30th, 1978年・詩集

1976年5~6月、ブローティガンは1ヶ月半日本に滞在し、日記のように日々の思いや観察を詩に著した。最後の詩集、待望の再刊。

「東京モンタナ急行」The Tokyo-Montana Express 1980年

「ハンバーガー殺人事件」So the Wind Won’t Blow It All Away 1982年

「不運な女」An Unfortunate Woman: A Journey 1994年

サンフランシスコ、カナダ、バークレー、アラスカ、ハワイ、シカゴ…『アメリカの鱒釣り』から20年、47歳の孤独な男が、死んだ女友だちの不運に寄り添いながら旅をする。日本製のノートに書きつけられた、過ぎゆく時間をみつめる旅。84年のピストル自殺から長い時を経て、ひとり娘が遺品のなかから発見した宝石のような小品。ブローティガン最後の贈り物を、『鱒釣り』ほかの名訳で知られる藤本和子訳で。

「エドナ・ウェブスターへの贈り物 故郷に残されていた未発表作品」The Edna Webster Collection of Undiscovered Writings 1999年

無名の青年が、詩や散文を記した原稿を、恋人の母親に託した。「エドナ、ぼくが金持ちで有名になったら、これはあなたの社会保障手当に役立つよ」。初期ブローティガンの瑞々しい未発表作品。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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