【おすすめ】桜庭一樹の全作品を一覧であらすじを紹介します

桜庭 一樹 さくらば・かずき(1971年7月26日 – )

小説家。島根県生まれ、鳥取県米子市出身。1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2008年に『私の男』で直木賞を受賞。代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet
  • 2位:赤×ピンク
  • 3位:少女七竈と七人の可愛そうな大人

桜庭一樹の作品年表リスト

ロンリネス・ガーティアン AD2015隔離都市(1999年12月)

ルナティック・ドリーマー(2001年12月)

Girl’s Guard 君の歌は僕の歌(2002年1月)

著:桜庭一樹 イラスト:ヤスダスズヒト が贈る痛快ラブ&ガールズアクションストーリー。ガールズ専門のなんでも屋”Girl’s Guard”をなりゆきで開業することになったヒロイン”マリ”と、”雪野”。ワケあり風の少女”七菜子”の依頼を受けた二人は、とんでもない事件に巻き込まれていく…。

B-EDGE AGE 獅子たちはアリスの庭で(2002年7月)

法廷で真実を暴くのは――超高校生!

国際弁護士の資格保持者である高校生・美弥古は、同級生から頼まれ、連続猟奇殺人事件の容疑者――無実の罪を主張する青年を助けるハメに……。同居人で年上の探偵・雨ノ森悠と事件を追いかける法廷ミステリー!

竹田くんの恋人(2002年9月)

恋する乙女はあきらめない! ラブコメ・ピュアファンタジー、爽やか登場!!

ゲームのキャラが、プレイヤーに恋をした!現実世界に転送された美少女は、プレイヤーのタケダくん捜しを始めるが、行く先々で彼の悪い噂が……この恋の行方は前途多難!?ラブコメ・ピュアファンタジー、登場!!

B-EDGE AGE 獅子たちはノアの方舟で(2002年11月)

大反響に応え、シリーズ第二弾緊急刊行!

オフィスビルで白昼に起きた殺人事件。天才トレーダーが秘書を刺殺したというものだった。入り組んだ事件・全ての証拠はトレーダーの有罪を示す、圧倒的不利な状況に美弥古と相棒の探偵・雨ノ森悠が挑む!

赤×ピンク(2003年1月)

東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ガールファイト、集う奇妙な客たち、どこか壊れた、でも真摯で純な女の子たち。体の痛みを心の筋肉に変えて、どこよりも高く跳び、誰よりも速い拳を、何もかも粉砕する一撃を――紡徨のはて、都会の異空間に迷い込んだ3人の女性たち、そのサバイバルと成長と、恋を描いた、最も挑発的でロマンティックな青春小説。

GOSICK -ゴシック-(2003年12月)

前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次々解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。やがて彼ら自身に危機が迫ったとき、ヴィクトリカは──!? 直木賞作家が贈る、キュートでダークなミステリ・シリーズ。

推定少女(2004年9月)

とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣籠カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが……。直木賞作家のブレイク前夜に書かれた、清冽でファニーな成長小説。幻の未公開エンディング2本を同時収録。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet(2004年11月)

その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは徐々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日――直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。

荒野(2005年5月)

山野内荒野、14歳。
まだ、恋はしてない。
……たぶん。

鎌倉で小説家の父と暮らす少女・荒野。「好き」ってどういうことか、まだよくわからない。でも、中学入学の日、電車内で見知らぬ少年に窮地を救われたことをきっかけに、彼女に少しずつ変化が起き始める。少女から、大人へ――荒野の4年間を瑞々しく描き出した、たまらなくいとおしい恋愛“以前”小説。全1冊の合本・新装版。

少女には向かない職業(2005年9月)

あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した……。夏休みにひとり。それと、冬休みにもうひとり。あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけだったから――。これは、ふたりの少女の凄絶な《闘い》の記録。直木賞受賞作家が『私の男』に先駆け、過酷な運命に翻弄される少女の姿を鮮烈に描いた慟哭の傑作!

ブルースカイ(2005年10月)

これは、少女という生物〈クリーチャー〉についての物語
中世ドイツ、近未来のシンガポール、そして現代日本。3つの世界を行き来する少女の正体とは? 桜庭一樹の初期傑作長篇

1627年、魔女狩りの嵐が吹き荒れるドイツ・レンスで10歳の少女マリーは、〈アンチ・キリスト〉と遭遇する。

2022年、近未来のシンガポールで、青年のディッキーは、かつて絶滅したはずの〈少女〉という生物(クリーチャー)と出会う。

そして、2007年、鹿児島。私は、青い空の下にいた――。

三つの空を見た、ある少女にまつわる物語。

少女七竈と七人の可愛そうな大人(2006年6月)

「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」川村七竈は、群がる男達を軽蔑し、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友として孤高の青春を送っていた。だが、可愛そうな大人たちは彼女を放っておいてくれない。実父を名乗る東堂、芸能マネージャーの梅木、そして出奔を繰り返す母の優奈――誰もが七竈に、抱えきれない何かを置いてゆく。そんな中、雪風と七竈の間柄にも変化が――。雪の街旭川を舞台に繰り広げられる、痛切でやさしい愛の物語。

赤朽葉家の伝説(2006年12月)

「辺境の人」に置き去られた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の「千里眼奥様」と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。――千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女らを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。第60回日本推理作家協会賞受賞作。ようこそ、ビューティフル・ワールドへ。

青年のための読書クラブ(2007年6月)

東京、山の手に広々とした敷地を誇る名門女学校「聖マリアナ学園」。清楚でたおやかな少女たちが通う学園はしかし、謎と浪漫に満ちていた。転入生・烏丸紅子がその中性的な美貌で皆を虜にした恋愛事件。西の官邸・生徒会と東の宮殿・演劇部の存在。そして、教師に没収された私物を取り戻すブーゲンビリアの君……。事件の背後で活躍した「読書倶楽部」部員たちの、華々しくも可憐な物語。

私の男(2007年10月)

私は腐野花(くさりの・はな)。着慣れない安いスーツを身に纏ってもどこか優雅で惨めで、落ちぶれた貴族のようなこの男の名は淳悟(じゅんご)。私の男、そして私の養父だ。突然、孤児となった十歳の私を、二十五歳の淳悟が引き取り、海のみえる小さな街で私たちは親子となった。物語は、アルバムを逆からめくるように、花の結婚から二人の過去へと遡ってゆく。空虚を抱え、愛に飢えた親子が冒した禁忌、許されない愛と性の日々を、圧倒的な筆力で描く直木賞受賞作。

ファミリーポートレイト(2008年11月)

「コマコ、逃げるわよ」
祈りのような、呪いのような、母娘の逃避行が始まる──。
『赤朽葉家の伝説』『私の男』に繋がる長編家族小説。

五歳のあたしに、ママは言った。「コマコ、逃げるわよ」。母の名前はマコ、娘の名前はコマコ。美しい母と、小さなその分身。老人ばかりの村や奇妙な風習の残る温泉街などでの逃避行の中でコマコは言葉を覚え、「物語」を知る。いつまでも続くように思えた二人の旅は突然終わりを迎え、一人になったコマコは無気力に成長し、そして「物語」を自ら紡ぎ始める──。母と娘の因縁を描く渾身の長編小説。

製鉄天使(2009年10月)

その女、疾風怒濤!
里程標的傑作『赤朽葉家の伝説』姉妹編

辺境の地、東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがてレディース〈製鉄天使〉の初代総長として中国地方全土の制圧に乗り出す――あたしら暴走女愚連隊は、走ることでしか命の花、燃やせねぇ! 中国地方にその名を轟かせた伝説の少女の、唖然呆然の一代記。『赤朽葉家の伝説』から三年、遂に全貌を現した仰天の快作――一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける。

道徳という名の少年(2010年4月)

「愛してるわ!ずっと昔から…。子供の頃から、愛していたわ!」町でいちばん美しい、娼婦の四姉妹が遺したものは?(1、2、3,悠久!)、黄色い目の父子と、彼らを愛した少女の背徳の夜(ジャングリン・パパの愛撫の手)、死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ(地球で最後の日)、―桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さにアーティスト野田仁美が共振してうまれた、極上のヴィジュアルストーリー集。

伏 贋作・里見八犬伝(2010年11月)

伏──人であって人でなく犬の血が流れる異形の者──による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子だが腕利きの猟師・浜路は浪人の兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。瓦版の読売・冥土から、浜路は里見の家に端を発した伏をめぐる世にも不思議な物語を聞く。光と影、狩るものと狩られるものの長きに亘る因果の輪がいま開く! ゴシック的な江戸を舞台に疾走する傑作エンターテインメント。2012年秋アニメ映画公開。

ばらばら死体の夜(2011年5月)

神保町の古書店「泪亭」二階に住む謎の美女・白井沙漠。学生時代に同じ部屋に下宿していたことから彼女と知り合った翻訳家の解(さとる)は、訝しく思いながらも何度も身体を重ねる。二人が共通して抱える「借金」という恐怖。破滅へのカウントダウンの中、彼らが辿り着いた場所とは――。「消費者金融」全盛の時代を生きる登場人物四人の視点から、お金に翻弄される人々の姿を緻密に描いたサスペンス。

傷痕(2012年1月)

偉大なるスター、キング・オブ・ポップが51歳で急逝。子供時代、二人の兄、一人の姉と共にグループでデビュー後、独立して類稀な歌と踊りで世界の救世主となっていた。
遺されたのは11歳の娘、名前は“傷痕”。だがその出生は謎に包まれ、ポップスターの本当の子供なのかどうかさえ明らかではなかった。色めき立つイエロージャーナリズムの記者や、遺族を名乗る者たち。彼女は、世界は、カリスマの死をどう乗り越えるのか――。

無花果とムーン(2012年10月)

「あの日、あの瞬間がすべて。時間よ、止まれ」あたし、月夜は18歳。紫の瞳、狼の歯を持つ「もらわれっ子」。ある日、大好きなお兄ちゃんが目の前で、突然死んでしまった。泣くことも、諦めることもできない。すべてがなんだか、遠い―そんな中、年に一度の「UFOフェスティバル」が。そこにやってきた流れ者の男子・密と約。あたしにはどうしても、密がお兄ちゃんに見えて―。少女のかなしみと妄想が世界を塗り替える。そのとき町に起こった奇跡とは。

このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集(2013年6月)

短編に凝縮された桜庭一樹のエッセンス!

死んだ男を囲む、二人の女の情念。
ミッションスクールの女子たちの儚く優雅な昼休み。
鉄砲薔薇散る中でホテルマンが見た幻。
古い猫の毛皮みたいな臭いを放つ男の口笛。
ダンボールに隠れていたぼくのひと夏の経験。
日常に口を開く異界、奇怪を覗かせる深淵を鮮やかに切り取った桜庭一樹の新世界!
6つの短篇小説。

  • 桜庭一樹短編集、2013年6月 文藝春秋
  • このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集、2016年3月

ほんとうの花を見せにきた(2014年9月)

郷愁を誘う大河的青春吸血鬼小説!

中国の山奥からきた吸血種族バンブーは人間そっくりだが若い姿のまま歳を取らない。
マフィアによる一家皆殺しから命を救われた少年は、バンブーとその相棒の3人で暮らし始めるも、人間との同居は彼らの掟では大罪だった。
禁断の、だが掛けがえのない日々――。

郷愁を誘う計3篇からなる大河的青春吸血鬼小説。

じごくゆきっ(2017年6月)

なにから逃げるの? どこに行くの?

わたしをひとりにしないでねっ。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の後日談を含む全7編を収録。青春・SF・家族ドラマ……。読了後、世界は動き始める。想像力の可能性を信じる、桜庭一樹10年間の軌跡。

◆かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。こどもみたいな、ばかな大人。みんなの愛玩動物。そんな由美子ちゃんの一言で、わたしと彼女は、退屈な放課後から逃げ出した。あまずっぱじょっぱい、青春譚。(「じごくゆきっ」)。

◆とある田舎町に暮らす、二人の中学生――虚弱な矢井田賢一と、巨漢の田中紗沙羅。紗沙羅の電話口からは、いつも何かを咀嚼する大きくて鈍い音が聞こえてくる。醜さを求める女子の奥底に眠る秘密とは。(「脂肪遊戯」)。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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