【おすすめ】書店員が選ぶ文学賞!本屋大賞の歴代大賞受賞作まとめその3

毎年、優れた作品を選出し発掘している文学賞。

芥川賞や直木賞が有名ですが、その中でも全国の書店員が選考を行っている「本屋大賞」が2004年より開催されています。

本に詳しい店員さんが選んだ作品ということで、個人的には「外れが少ない文学賞のイメージ」がありますね。

今回の記事では、そんな本屋大賞の大賞受賞作うち、2016年から2020年の5冊を紹介します!

【おすすめ】本屋大賞の歴代大賞受賞作まとめ

2020年本屋大賞(第17回)『流浪の月』凪良ゆう

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

2019年本屋大賞(第16回)『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、
出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。

2018年本屋大賞(第15回)『かがみの孤城』辻村深月

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

2017年本屋大賞(第14回)『蜜蜂と遠雷』恩田陸

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。

2016年本屋大賞(第13回)『羊と鋼の森』宮下奈都

高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った物語。

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