【おすすめ】加地伸行の全作品を一覧であらすじを紹介します

加地 伸行 かじ・のぶゆき(1936年4月10日 – )

東洋学者、評論家。大阪市出身。京都大学文学部卒業。同志社大学フェロー、大阪大学名誉教授。専門は中国哲学史。大阪大学文学部教授などを歴任する。「論語」の実践活動、教育論を主に言論・講演活動を行っている。

加地伸行の作品年表リスト

漢文法基礎 本当にわかる漢文入門(1977年)

訓読のコツとは。助字の「語感」をどう読み取り、文章の「骨格」をいかに発見するか――。漢文読解の基礎力を養い、真の「国語力」を身につけるために、1970年代より形を変え版を重ねながら受験生を支え続けてきた名著を修補改訂。大学入試攻略などは当たり前、第一人者が気骨ある受験生、中国古典を最高の友人としたい人へ贈る本格派入門書。

中国人の論理学-諸子百家から毛沢東まで(1977年)

「史記」再説(1978年)

中国前漢の時代、司馬遷は何を感じ、何を考えて、『史記』を書いていったのか。その生い立ちから、腐刑の屈辱と苦しみに耐え、『史記』の完成にいたるまでを、時代背景とともに辿る。司馬遷の実像に迫り得た名著。

「論語」再説(1984年)

孔子(1984年)

「儒家の祖」「聖人」とあがめられる孔子。しかしその実像は、己の才能が認められない〈生の世界〉に抗い、晩年は近づく〈死の世界〉と対決し、自他への心安らぐ解釈を求めた生涯だった。

中国哲学史の泰斗が、「死」と「儒教」とをめぐる独自の学説と徹底したリアリズムで、野心と自戒とを胸に不遇の運命と闘い続けた人間像を追究。その生涯と言葉とのなかに、人間や現代社会がもつ普遍的問題を見いだす、比類なき孔子伝の決定版。

儒教とは何か(1990年)

儒教は宗教というより、単なる倫理道徳として理解されがちだ。
古い家族制度を支える封建的思想という暗いイメージもつきまとう。
しかし、その本質は死と深く結びついた宗教であり、葬儀など日本人の生活の中に深く根を下ろしている。
本書は、死という根本の問題から儒教を問い直し、その宗教性を指摘する。
そして孔子以前に始まる歴史をたどりながら、現代との関わりを考える。

沈黙の宗教-儒教(1994年)

日本人の死生観の深層には生命の連続を重視する儒教がある。墓や位牌、祖先祭祀などの機能と構造や歴史を読み解き、儒教の現代性を明らかにする。

現代中国学 阿Qは死んだか(1997年)

中国と言えば、これまで日本人は、格調高い中国古典に関心を抱き、伝統中国に郷愁を覚えるのが普通であり、現代中国や無数の愚民「阿Q」にはあまり関心がなかった。しかし好むと好まざるとにかかわらず、日本は現代中国と共生してゆかねばならない宿命にある。その現代中国を、表面的にではなくて、古典中国学・伝統中国の研究者の立場から本質的に分析し、「「阿Q」は死んだか」と問い続け、真の現代中国学の必要性を提唱する。

家族の思想 儒教的死生観の果実(1998年)

〈教養〉は死んだか 日本人の古典・道徳・宗教(2001年)

教養がある人とは日本人の場合、よくものを知っている人で、知識人という意味と同じである。中国人の場合、教養とは知識とともに道徳的修養が含まれている。今では日中で知識型と人格型に分かれてしまった教養だが、かつては一体化していた。知識を学習することによって人格を高めていくとしていたからだ。その知識とは儒教的古典であった。古典学習が人格教育になるとされていた。現代日本人において<教養>は<知識>と<人格>に分裂し、知識型教養が肥大化している。これでいいのか、なぜ日本人は知識偏重になったのか、人格と知識の新しい結びつきは可能か、可能とすればどのような結びつきか等についてさまざまな面から考察する。日本人の<教養>の復権について語った著者渾身の一冊。

論語 ビギナーズクラシックス(2004年)

孔子が残した言葉には、いつの時代にも共通する「人としての生きかた」の基本理念が凝縮され、現代人にも多くの知恵と勇気を与えてくれる。はじめて中国古典にふれる人に最適。中学生から読める論語入門!

今から2500年前に生きた「孔子」とはどのような人だったのか?孔子の歩んだ道のりと残した言葉の意味をやさしく読み解いていきます。

初めて『論語』を読む人にもわかりやすいように配慮された入門書になっています。
>>論語 増補版(加地伸行)の概要・解説・感想

論語のこころ(2005年)

仁と礼に基づく理想社会とは何か。『論語』の実践的な読み方と、その魅力の伝え方を中国哲学史研究の泰斗が平易に説く『論語』再発見。

中国古典の言葉 成功に近づく106のヒント(2011年)

時代を超えて生き続ける中国古典。深い真理や哲学を語る言葉の数々は、現代を生きるサラリーマンに多くの指針を与えてくれる。著者ならではの絶妙な斬り口と豊富なエピソードで中国古典の名言をわかりやすく紹介!

著者が中国の古典から名句を集めた本。『論語』の「知者は惑わず、勇者は懼れず」ほか、『礼記』や『戦国策』など複数の著作から短文が紹介されています。

時事問題と共に紹介、解説されているため、身近な題材とともに古典から学ぶことができる一冊です。

祖父が語る「こころざしの物語」 他者の幸せのために生きよ(2011年)

ベストセラー『漢文法基礎』の著者が儒教のことばを通して伝える人間の器を広げる人生の授業。

中国学の散歩道 独り読む中国学入門(2015年)

マスコミ偽善者列伝 建て前を言いつのる人々(2018年8月)

俗情におもねり、時流に乗りたい政治家とコメンテーターを重用する新聞・テレビの無責任、無知、無節操への寸鉄!

東洋思想の第一人者が徒然なるまま、物知り顔の人物の真贋を見抜く痛快エッセイ。

大人のための儒教塾(2018年11月)

古来、農耕民族として生きてきた日本人には、祖先を敬い、互いを尊重し、助け合うという文化が根付いていた。じつは、そのあり方は、儒教の思想と深く親和してきた。江戸時代の朱子学が倫理道徳を強く押し出したため、とかく、四角四面、堅苦しく受けとめられ、誤解も多い。本書は、儒教を歴史的に繙きながら、家族のあり方や冠婚葬祭、死の迎え方、祖先との向き合い方、老後の備え、お墓や仏壇の継承など、儒教に学び、儒教を生かす、知恵とヒントをやさしく解説する。

続 マスコミ偽善者列伝 世論を煽り続ける人々(2019年)

マスコミ人の真贋を見抜く、古典の智恵。大反響の正論辛口エッセイ、第二弾! !

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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