【おすすめ】阿井景子の全作品を一覧であらすじを紹介します

阿井 景子 あい けいこ(1932年1月16日 – )

作家。長崎県生まれ。佐賀大学教育学部卒業後、高校教師となるがすぐ辞めて上京、北大路魯山人の口述筆記をおこなう。編集者、『女性自身』記者などをへて、71年本名で初の著書を出し、79年『龍馬の妻』で作家デビュー。歴史上の人物の周囲の女を描いている。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:龍馬と八人の女性
  • 2位:西郷家の女たち
  • 3位:龍馬の妻

作品年表リスト

『奥さまべんり小事典 家庭用品の保存と手入れ』1971

『龍馬の妻』1979

『火怨の城 信長の叔母』1982

『築山殿無残』1983

『龍馬のもう一人の妻』1985

「龍馬室」と墓石に刻む北辰一刀流千葉家の長女・左那。若き日の出逢いから、戻ることのない龍馬を頑なに待ち続け、時代に翻弄された女の一生を描く歴史小説。

『花千日の紅なく 南方熊楠と妻』1985

『西郷家の女たち』1987

二十三歳の岩山いとが西郷吉之助に嫁いだのは慶応元年正月のこと。いとはひとめぼれだったという。念願叶い妻となるが、待っていたのは大家族を抱えての極貧生活だった。国事に奔走する夫の留守を守りつつ、いとは三人の子と二人の腹違いの子を育てる。だが、近代国家黎明期の日本は、維新の清算のときを迎えていた。渦中の西郷は、西南戦争へと自らを導き、明治十年城山に自刃。維新回天の英雄から、一転「賊徒」の汚名を着せられた亡夫に対するいとの思いは……。傑作歴史小説。

『会津鶴ケ城 物語・日本の名城』1987

『明治を彩った妻たち』1990

『太平記残照』1991

『濃姫孤愁』1992

信長の正室・濃姫の生涯。
信長の正室・濃姫(帰蝶)の戦国ゆえの波瀾の生涯。父・道三と夫・信長との間で揺れ動く女心。

道三は嫁ぐ愛娘に、「三郎(信長)が、まこと評判通りのうつけであれば、この刀で刺せ」と短刀を贈った。「承知いたしました。ですがこの刀は父上を刺す刃となるやも知れませぬ」……父・道三を気づかいながら、信長の正室として、愛と悲しみの日々を送る濃姫の波瀾の生涯。他に「義元の首級」「冑の的」を収録。

『華頂の花-日野富子』1994

『我が心の師清張、魯山人』1995

『秀吉の野望』1996

「上様〔信長〕が本能寺でお果てに……」。側室の坂氏こうは耳を疑った。つづいて、「嫡男の信忠様も二条御所でご切腹!」の悲報が届く。明智光秀の謀叛だ。信長の正室に子供はなく、側室・生駒の方に信雄、こうに信孝という男子が残された。二人の嗣立争いは絶対に避け難い。こうは織田一族の崩壊を恐れた。だが、狡猾な秀吉の野望がその不安を衝く。ほか三編収録。

『武田勝頼の正室』1999

天正五年、十四歳の咲姫は、甲斐の太守(たいしゅ)武田勝頼に輿(こし)入れした。織田・徳川連合軍に大敗した武田は、甲相同盟の強化を計る。だが、やがて咲姫の兄・北条氏政が、勝頼との同盟を反古(ほご)にし、織田と同盟を結んだ。木曾義昌の謀叛、さらには武田一門筆頭の穴山梅雪の逆心と、名門武田氏は滅びの道を辿るが……。悲運の武将・武田勝頼を敬愛し、殉じた女の生涯を活写!(『涙、らんかんたり』改題)

『真田幸村の妻』2001

『龍馬の姉・乙女』2004

安政四年。坂本のお仁王さまといわれた乙女が、藩医・岡上(おかのうえ)家の新甫(しんすけ)に嫁いだ。絵を描き、長刀(なぎなた)を使う大女の乙女と小男の新甫は、まさに蚤(のみ)の夫婦。長男・赦太郎(しゃたろう)も生まれ、姑とも上手くいっていた。ところが、長姉の突然の死、弟・龍馬の脱藩、さらには夫の不倫が発覚し、俄に乙女の身辺に変化が生じてきた。――龍馬の姉・乙女の実像。他一編収録。

『龍馬と八人の女性』2005

坂本龍馬の伝記を紐とけば、彼がその生涯で関わりを持った幾人かの女性に出会うことができる。彼女たちはどのような人生を送ったのだろうか。彼女たちの足跡を丹念にたどり、史料の渉猟や関係者へのインタビューを重ねることによって、新史実を掘り起こすノンフィクション。幕末維新を生きた女性たちへの深い共感がここにある。

『高台院おね』2006

『信玄の正室』2007

『和宮お側日記』2008

『鬼県令・三島通庸と妻』2008

『お菊御料人―景勝の正室(つま)』2009

『御台所江』2011

『情愛 大山巌夫人伝』2012

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