アンナ・カレーニナ(トルストイ)のあらすじ(ネタバレなし)・解説・感想

アンナ・カレーニナ(トルストイ)の作品情報

タイトル
アンナ・カレーニナ
著者
トルストイ
形式
小説
ジャンル
心理小説
恋愛
執筆国
ロシア
版元
不明
執筆年
1873年~
初出
ロシア報知、1875年~
刊行情報
下記
翻訳者
下記

アンナ・カレーニナ(トルストイ)のあらすじ・概要

政治家カレーニンの妻アンナは、その美貌と振る舞いから社交界の賞賛を集める貴婦人であった。ある日、兄の離婚騒動を解決すべくモスクワへ向かったアンナは、青年将校ヴロンスキーと出会う。彼の激しい求愛に次第にアンナも惹かれていくが…。貴族社会の光と影を描いた、リアリズムの巨匠トルストイの長編小説を漫画化。

作者

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(1828年9月9日 – 1910年11月20日)

帝政ロシアの小説家、思想家。フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀ロシア文学を代表する文豪と目されている。代表作に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』など。文学のみならず、政治・社会にも大きな影響を与えた。

アンナ・カレーニナ(トルストイ)の刊行情報

  • 中村融訳『アンナ・カレーニナ 上中下』岩波文庫、1989年
  • 木村浩訳 『アンナ・カレーニナ 上中下』新潮文庫、1998年
  • 望月哲男訳『アンナ・カレーニナ 1-4』光文社古典新訳文庫、2008年

アンナ・カレーニナ(トルストイ)の各巻あらすじ

アンナ・カレーニナ1(トルストイ)のあらすじ

青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう。

アンナ・カレーニナ2(トルストイ)のあらすじ

官僚としての体面と世間体を重んじる夫の冷酷な態度に苦しみながらも、アンナはヴロンスキーとの破滅的な愛に身を投じていく。愛するゆえに苦しみ悩んだ結論は…。一方、新しい農業経営の理想に燃えるリョーヴィンは、失意から立ち直ったキティと結婚生活を始めるのだった。

アンナ・カレーニナ3(トルストイ)のあらすじ

イタリアから帰国し息子セリョージャとの再会を果たしたアンナだが、心の平穏は訪れない。自由を求めるヴロンスキーの愛情が冷めていくことへの不安と焦燥に苛まれながら、彼とともにモスクワへと旅立つ。一方、新婚のリョーヴィンは妻キティとともに兄ニコライの死に直面するのだった。

アンナ・カレーニナ4(トルストイ)のあらすじ

「そうだ、死ぬんだ!…死ねば全部が消える」。すべてをなげ捨ててヴロンスキーとの愛だけに生きようとしたアンナだが、狂わんばかりの嫉妬と猜疑に悩んだすえ、悲惨な鉄道自殺をとげる。トルストイの代表作のひとつである、壮大な恋愛・人間ドラマがここに完結。

この記事を書いた人
右手

平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望。高校時代からブログを始め、一時中断後、読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログを再開。普段は本を読みつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、囲碁、株式投資、マジック:ザ・ギャザリングも好きです。
読んだ本を登録している読書メーター

右手をフォローする
小説
読む本.com

タイトルとURLをコピーしました