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古市 憲寿 ふるいち・のりとし(1985年1月14日 – )
社会学者、作家。東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学コース修士課程修了。2018年、初の小説「平成くん、さようなら」で第160回芥川龍之介賞候補。2019年、「百の夜は跳ねて」で第161回芥川龍之介賞候補。
古市憲寿のおすすめ作品ランキング
第5位:平成くん、さようなら
平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。
愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、死ぬことの意味を問い直していく。
なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。そして、時代の終わりと共に、平成くんが出した答えとは――。
『絶望の国の幸福な若者たち』『保育園義務教育化』などで若者の視点から現代日本について考えてきた著者が、軽やかに、鋭く「平成」を抉る!
第4位:誰の味方でもありません
炎上したいわけではないけれど、みんなが当然のように受け入れる「正論」って、本当にただしいのだろうか?
いつの時代も結局見た目が9割だし、観光名所はインスタの写真に勝てないし、血のつながりで家族を愛せるわけじゃない。
目から鱗の指摘から独自のライフハックまで、メディアや小説など多方面で活躍する著者が「誰の味方でもない」独自の視点を提示する。
第3位:誰も戦争を教えられない
広島、パールハーバー、南京、アウシュビッツ、香港、瀋陽、沖縄、シンガポール、朝鮮半島38度線、ローマ、関ヶ原、東京……。世界に大量に存在する戦争博物館と平和博物館。僕たちは本当に戦争のことを知らないのか? それとも戦争のことが好きなのか? 若き社会学者が「戦争」と「記憶」の関係を徹底的に歩いて考える!
第2位:だから日本はズレている
リーダーなんて要らないし、絆じゃ一つになれないし、ネットで世界は変わらないし、若者に革命は起こせない――。
クール・ジャパン戦略、ネット炎上騒動、就活カースト、働き方論争、脱原発デモ、リーダー待望論、ノマドブーム……
迷走を続けるこの国を29歳の社会学者が冷静に分析。
日本人の「弱点」と「勘違い」に迫る。
第1位:絶望の国の幸福な若者たち
格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。だが、統計によれば、20代の75%が現在の生活に「満足」している!これまでの若者論を覆す現実を前に、本書の立場はシンプルだ。――悲観論にも感情論にも意味はない。いまメディアを席巻する若き論客が、徹底的に現場を取材し考えた「代表作」! 解説・中森明夫「古市憲寿とは何者か?」 佐藤健との対談収録!
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