【おすすめ】有川浩(有川ひろ)の全作品を一覧であらすじを紹介します

有川 浩(1972年6月9日 – )

小説家。高知県出身。園田学園女子大学卒。2019年2月、ペンネームの表記を「有川 ひろ」へ改めることを発表した。2003年に『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞しデビュー。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:図書館戦争
  • 2位:三匹のおっさん
  • 3位:クジラの彼

有川浩の作品年表リスト

塩の街 wish on my precious(2004年2月)

「世界とか、救ってみたいと思わない?」。塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。崩壊寸前の東京で暮らす男と少女に、そそのかすように囁く男が運命をもたらす。全ての本読みを熱狂させるロマンチックエンタテインメント!

  • 2004年2月 電撃文庫
  • 2007年6月 メディアワークス
  • 2010年1月 角川文庫

空の中(2004年10月)

200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残ったパイロットは調査のため高空へ飛ぶ。そこで彼らが出逢ったのは…? 全ての本読みが心躍らせる超弩級エンタテインメント。特別書き下ろしも収録。

  • 2004年10月 メディアワークス
  • 2008年6月 角川文庫

海の底(2005年6月)

四月。桜祭りでわく横須賀米軍基地を赤い巨大な甲殻類が襲った! 次々と人が食われる中、潜水艦へ逃げ込んだ自衛官と少年少女の運命は!? ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント! 番外編も収録。

  • 2005年6月 メディアワークス
  • 2009年4月 角川文庫

図書館戦争(2006年2月)

2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年。日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるが……。

  • 2006年2月 メディアワークス
  • 2011年4月 角川文庫

主人公の郁は最前線部隊である「防衛部」の新隊員であり、成績優秀な手塚、教官である堂上、小牧と共に日々訓練に励んでいる、背の高い女の子。彼女の性格は非常にまっすぐで、彼女は正直に怒り、泣きます。

本が好きで、図書館隊隊員になった彼女は本を守らずにはいられないのです。彼女は銃ではなく、正直さを武器にして戦っているとまで言えます。国家からの圧力に屈せず戦う人々を描いていることは非常に興味深くおもしろいです。

もっと読む図書館戦争(有川浩)のあらすじ(ネタバレなし)・解説・感想

図書館内乱(2006年9月)

両親に防衛員勤務と言い出せない笠原郁に、不意の手紙が届く。田舎から両親がやってくる!? 防衛員とバレれば図書隊を辞めさせられる!! かくして図書隊による、必死の両親攪乱作戦が始まった!?

  • 2006年9月 メディアワークス
  • 2011年4月 角川文庫

レインツリーの国(2006年9月)

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった――。

  • 2006年9月 新潮社
  • 2009年6月 新潮文庫
  • 2015年9月 角川文庫

クジラの彼(2007年1月)

『浮上したら漁火がきれいだったので送ります』。それが2ヶ月ぶりのメールだった。彼女が出会った彼は潜水艦(クジラ)乗り。ふたりの恋の前には、いつも大きな海が横たわる――有川浩がおくる制服ラブコメ短編集!

  • 2007年1月 角川書店
  • 2010年8月 角川文庫

図書館危機(2007年2月)

思いもよらぬ形で憧れの”王子様”の正体を知ってしまった郁は完全にぎこちない態度。そんな中、ある人気俳優のインタビューが、図書隊そして世間を巻き込む大問題に発展してしまう!?

  • 2007年2月 メディアワークス
  • 2011年5月 角川文庫

図書館革命(2007年11月)

正化33年12月14日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入する。年始、原子力発電所を襲った国際テロ。それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった。シリーズ完結巻。

  • 2007年11月 メディアワークス
  • 2011年6月 角川文庫

阪急電車(2008年1月)

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

  • 2008年1月 幻冬舎
  • 2010年8月 幻冬舎文庫

別冊 図書館戦争I(2008年4月)

晴れて彼氏彼女の関係となった堂上と郁。しかし、その不器用さと経験値の低さが邪魔をして、キスから先になかなか進めない。純粋培養純情乙女・茨城県産26歳、笠原郁の悩める恋はどこへ行く!? 番外編第1弾。

  • 2008年4月 アスキー・メディアワークス
  • 2011年7月 角川文庫

ラブコメ今昔(2008年6月)

突っ走り系広報自衛官の女子が鬼上官に迫るのは、「奥様とのナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は!? 表題作ほか、恋に恋するすべての人に贈る”制服ラブコメ”決定版、ついに文庫で登場!

  • 2008年6月 角川書店
  • 2012年6月 角川文庫

別冊 図書館戦争II(2008年8月)

“タイムマシンがあったらいつに戻りたい?” 図書隊副隊長緒形は、静かに答えた――「大学生の頃かな」。平凡な大学生だった緒形はなぜ、図書隊に入ったのか。取り戻せない過去が明らかになる番外編第2弾。

  • 2008年8月 アスキー・メディアワークス
  • 2011年8月 角川文庫

三匹のおっさん(2009年3月)

「俺たちのことはジジイと呼ぶな。――おっさんと呼べ」還暦を迎えた、かつての悪ガキ三人組が、私設自警団を結成した。剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。ゆすり、たかりに悪徳詐欺、卑劣な痴漢に動物虐待……。キヨの孫・祐希とノリの愛娘・早苗の高校生コンビも加わって、町内の悪を成敗する!“三匹”の活躍に胸がすく痛快活劇小説。シリーズ第一弾。

  • 2009年3月 文藝春秋
  • 2012年3月 文春文庫
  • 2014年6月 新潮文庫
  • 2015年9月 講談社文庫

植物図鑑(2009年7月)

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。

  • 2009年7月 角川書店
  • 2013年1月 幻冬舎文庫

フリーター、家を買う。(2009年8月)

就職先を3ヵ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。

  • 2009年8月 幻冬舎
  • 2012年8月 幻冬舎文庫

キケン(2010年1月)

成南電気工科大学の「機械制御研究部」は犯罪スレスレの実験や破壊的行為から略称「機研(キケン)」=危険とおそれられていた。本書は「キケン」な理系男子たちの事件だらけ&爆発的熱量の青春物語である!

  • 2010年1月 新潮社
  • 2013年6月 新潮文庫
  • 2016年6月 角川文庫
  • 2017年1月 KADOKAWA

シアター!(2009年12月)

解散の危機が迫る小劇団「シアターフラッグ」――人気はあるのにお金がない!?
主宰の春川巧は、兄の司に借金をして劇団の未来を繋ぐ。新メンバーも加え、新生「シアターフラッグ」を旗揚げるが、果たして未来は……!?

ストーリー・セラー(2010年8月)

妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く、心震えるストーリー。

  • 2010年8月 新潮社
  • 2015年12月 幻冬舎文庫

シアター! 2(2011年1月)

「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。どうなる『シアターフラッグ』!?書き下ろし。

県庁おもてなし課(2011年3月)

とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!? お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!

  • 2011年3月 角川書店
  • 2013年4月 角川文庫

有川浩脚本集 もう一つのシアター!(2011年5月)

春川巧が主宰を務める小劇団『シアターフラッグ』。300万の負債を抱え解散の危機が迫る劇団に、地方都市の高校から学校公演の依頼が舞い込む。利益が見込めないことを理由に反対する鉄血宰相・春川司を尻目に、初めての公演依頼に舞い上がる『シアターフラッグ』のメンバー達。しかし、意気揚々と学校へ乗り込む彼らに思いも寄らぬトラブルが次々と降りかかり…!?有川浩が舞台『もう一つのシアター!』のために書き下ろした珠玉の脚本集。巻末には、大和田伸也、阿部丈二とのスペシャル対談も収録。

ほっと文庫 ゆず、香る(2011年8月)

ヒア・カムズ・ザ・サン(2011年11月)

編集者の古川真也は、特殊な能力を持っていた。手に触れた物に残る記憶が見えてしまうのだ。ある日、同僚のカオルが20年ぶりに父親と再会することに。彼は米国で脚本家として名声を得ているはずだったが、真也が見た真実は――。確かな愛情を描く表題作と演劇集団キャラメルボックスで上演された舞台に着想を得た「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」を収録。有川浩が贈る物語新境地。

  • 2011年11月 新潮社
  • 2013年9月 新潮文庫
  • 2015年11月 講談社文庫

三匹のおっさん ふたたび(2012年3月)

剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。あの三人が帰ってきた! 書店での万引き、ゴミの不法投棄、連続する不審火……。ご町内の悪を正すため、ふたたび“三匹”が立ち上がる。清田家の嫁は金銭トラブルに巻き込まれ、シゲの息子はお祭り復活に奔走。ノリにはお見合い話が舞い込んで、おまけに“偽三匹”まで登場して大騒動! ますます快調、大人気シリーズ第二弾。

  • 2012年3月 文藝春秋
  • 2015年1月 新潮文庫
  • 2015年9月 講談社文庫

空飛ぶ広報室(2012年7月)

不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い……。ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。

  • 2012年7月 幻冬舎
  • 2016年4月 幻冬舎文庫

旅猫リポート(2012年11月)

この絆は、恋愛を超える。カギしっぽのナナと心優しい青年サトルの、最後の旅の物語。

  • 2012年11月 文藝春秋
  • 2015年3月 講談社青い鳥文庫
  • 2017年2月 講談社文庫

絵本 旅猫リポート(2014年2月)

当代きってのストリーテラー・有川浩が、「コロボックル」シリーズの画家・村上勉の絵とともに届ける、初めての絵本。心優しい青年とかぎしっぽの猫は、二人で最後の旅に出る。家族で楽しみ、語り継ぎたい物語を、112ページの上製本(ハードカバー)に閉じ込めました。総ふりがな付き、読み聞かせにも!

コロボックル絵物語(2014年4月)

『だれもしらない小さな国』をはじめとした「コロボックル物語」(全6巻)を書いた佐藤さとるから直接バトンを渡されたのは、稀代のストーリーテラー・有川浩。長編のコロボックル物語の前に、佐藤さとる版コロボックルから有川浩版コロボックルへの橋渡しとなる絵物語ができました。有川浩が紡ぐ物語に、村上勉の全点描き下ろしイラスト。コロボックルファンはもちろん、物語を愛するすべての人に贈る絵物語。

明日の子供たち(2014年8月)

  • 2014年8月 幻冬舎
  • 2018年4月 幻冬舎文庫

キャロリング(2014年10月)

クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーの社員・大和俊介。同僚で元恋人の柊子に秘かな思いを残していた。そんな二人を頼ってきたのは、会社に併設された学童に通う小学生の航平。両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため、彼らは別居中の航平の父親を訪ねることに――。逆境でもたらされる、ささやかな奇跡の連鎖を描く感動の物語。

  • 2014年10月 幻冬舎
  • 2017年12月 幻冬舎文庫

だれもが知ってる小さな国(2015年10月)

ヒコは「はち屋」の子供。みつ蜂を養ってはちみつをとり、そのはちみつを売って暮らしている。お父さん、お母さん、そしてみつばちたちと一緒に、全国を転々とする小学生だ。あるとき採蜜を終えたヒコは、巣箱の置いてある草地から、車ととめた道へと向かっていた。「トマレ!」鋭い声がヒコの耳を打ち、反射的に足をとめたヒコの前に、大きなマムシが現れた―― 本文は村上勉の挿画がふんだんに入った、豪華2色印刷。

倒れるときは前のめり(2016年1月)エッセイ

『図書館戦争』『レインツリーの国』『植物図鑑』ほか映像化続々の人気作家・初のエッセイ集が文庫化。
日々の生きるつれづれ、創作の裏側、大好きな本や映画、敬愛する人びと、ふるさと高知のことなど、デビュー書籍刊行前から現在までに綴った90本超に、それぞれ振り返りのコメントを書き下ろし(単行本刊行時)。
現在入手困難な「ほっと文庫」に収録された短編「ゆず、香る」と、片想いがテーマの恋愛掌編「彼の本棚」の、小説2編も特別収録。
「文庫版のためのあとがき」を書き下ろし。当代一の人気作家のエッセンスがここに!

アンマーとぼくら(2016年7月)

休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため「おかあさん」と3日間島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子どもの頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。観光を続けるうち、リョウは何かがおかしいことに気がつく。かりゆし58の名曲「アンマ―」に着想を得た、書き下ろし感動長編。

倒れるときは前のめり ふたたび(2019年10月)

書き下ろし掌編「彼女の本棚」と、中編小説「サマーフェスタ」を特別収録! 愛する本たちへの想い、ネット時代に思うことなどのほか、ペンネーム変更の理由も語られる。稀代の人気作家のエッセイ集第2弾。

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