【おすすめ】ヘルタ・ミュラーの全作品を一覧であらすじを紹介します

ヘルタ・ミュラー Herta Müller(1953年8月17日 – )

ルーマニア西部のニツキドルフ生まれ。ティミショアラ大学にてドイツ学とルーマニア文学を学ぶ。共産体制下の秘密警察からの抑圧された生活を経て、1982年に短編集『澱み』でデビュー。体制批判が危険視され、1984年には一切の出版活動を禁じられてしまう。1987年には夫と共に西ドイツに移住、作家活動を続けた。チャウシェスク政権下の困難な生活を描くなど国際的な評価が高い。2009年、ノーベル文学賞を受賞。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:狙われたキツネ
  • 2位:心獣
  • 3位:澱み

作品一覧リスト

『澱み』Niederungen (1982)

2009年ノーベル文学賞受賞者ヘルタ・ミュラーの処女作。
1982年にブカレストで発表された本書だが、チャウシェスク独裁政権下の抑圧された人々の生活をユーモアな筆致で表現している。『弔辞』『シュワーベン風呂』『家族の肖像』など表題含む19編の短編集。

Drückender Tango (1984)

Der Mensch ist ein großer Fasan auf der Welt (1986)

Geschichten (1987)

Barfüßiger Februar (1987)

Der kalte Schmuck des Lebens (1987) 詩

Wer nur Luft berührt (1988)

Reisende auf einem Bein (1989)

Der Teufel sitzt im Spiegel. Wie Wahrnehmung sich erfindet (1991)

『狙われたキツネ』Der Fuchs war damals schon der Jäger (1992)

チャウシェスク独裁政権下のルーマニア。家宅侵入、尾行、盗聴。恋愛感情さえスパイ活動に利用され、誰かを好きになることが、親友を傷つける。若い女性教師アディーナの見た独裁制の恐怖。秘密警察に追いつめられ田舎に身を隠す。再び街に帰った彼女が見たものは・・・・・。

Eine warme Kartoffel ist ein warmes Bett (1992)

Der Wächter nimmt seinen Kamm (1993) 詩

Angekommen wie nicht da (1994)

『心獣』Herztier (1994)

2009年ノーベル文学賞受賞作家の長篇小説第二作。
1980年代のチャウシェスク政権下のルーマニアの大学。女子学生の自殺をきっかけに「私」とクルト、ゲオルク、エトガルの受難が始まる。
4人の学生たちの独裁政権への抵抗そして当局からの圧力。亡命してもなお当局の監視は続く。

Hunger und Seide (1995)

In der Falle (1996)

Heute wär ich mir lieber nicht begegnet (1997)

Die Klette am Knie. Prosagedicht (1997)

Der fremde Blick oder Das Leben ist ein Furz in der Laterne (1999)

Im Haarknoten wohnt eine Dame (2000) 詩

Heimat ist das, was gesprochen wird (2001)

Der König verneigt sich und tötet (2003)

Este sau nu este Ion (2005) 詩

Die blassen Herren mit den Mokkatassen (2005) 詩

elf Jahre später gegen Abend. 16 Collagen (2008) 詩

Der Blick der kleinen Bahnstationen (2009)

『息のブランコ』Atemschaukel (2009)

2009年度ノーベル文学賞受賞者ヘルタ・ミュラーの最新の小説、待望の邦訳。2006年に逝去したルーマニア・ジーベンビュルゲン地方出身の詩人である友人へのオマージュ。1945年、約8万人ものルーマニア系ドイツ人が、家畜運搬貨車でソ連の強制収容所に連れて行かれ、そこで5年間、ルーマニアがナチスに服従した罰として過酷な労働に駆り立てられた実話がもとになっている。

Cristina und ihre Attrappe oder Was (nicht) in den Akten der Securitate steht (2009)

Immer derselbe Schnee und immer derselbe Onkel (2011)

Vater telefoniert mit den Fliegen (2012) 詩

Mein Vaterland war ein Apfelkern (2014)

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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