【おすすめ】五十嵐大介の全作品を一覧であらすじを紹介します

五十嵐大介(1969年4月2日 – )

漫画家。埼玉県熊谷市出身。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。1993年に『月刊アフタヌーン』にてデビュー。高い画力と繊細な描写で自然世界を描く。2004年『魔女』により文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を、2009年『海獣の子供』により第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。

五十嵐大介の作品年表リスト

はなしっぱなし(1995年6月~199610月)

45編の短編からなる連作集。決まった登場人物は無く、日常の情景に不意に奇想が入り込む不思議な世界を描いている。

絶大な人気を集める五十嵐大介の幻のデビュー作。無限のイメージと夢幻のストーリーが融合した奇跡のファンタジー。

  • 単行本、全3巻
  • 新装版、上下巻
  • 第二新装版、上下巻

そらトびタマシイ(2002年8月)

稀代の表現者・五十嵐大介が解き放つ珠玉のエンターテインメント全6編。他の追随を許さぬ独創世界、人間の体温をも伝える描写力。“漫画”という表現が内包する無限の可能性を鮮やかに提示する! 月刊「アフタヌーン」掲載の読み切り作品4編に加え、週刊「モーニング」にて発表されたオールカラー作品、そしてアフタヌーン四季賞1993年冬のコンテスト応募作品(雑誌未掲載)も収録。眩(まばゆ)き結晶、待望の登場。

魔女(2004年4月~2005年1月)

魔女をテーマにした連作集。トルコ、熱帯地方、北欧、日本とそれぞれ舞台の違う4つの作品から成る。2004年に文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。

3年前・アジア西端の小国。その首都に滞在する英国人の少女ニコラは、バザールで働く青年ミマールに恋するが、結局は彼に振り向かれることなく帰国した。だが、自尊心の高いニコラは屈辱をずっと忘れず、富と名声、そして“世界の秘密”を手に入れた後、“力”を使いバザールの相談役たちを怪死させる事件を引き起こす。ニコラの復讐の魔の手は、ミマールの愛する孫娘・ハセキへと…

魔女をテーマとした連作集。表題作ではトルコを舞台に、かつての想いを成就しようとする魔女の姿が描かれます。作中でストーリーや関係性を詳細に説明してくれるわけではないため、読者の想像に委ねられている部分も多いです。

独特の筆致で描かれる、未開の大自然、家々が果てしなく連なる街並み、呪術の描写が圧倒的でその迫力に飲まれてしまいます。
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リトル・フォレスト(2004年8月~2005年8月)

東北の小さな集落を舞台に、畑仕事をして暮らしている若い女性・いち子の生活を描いた作品。主題は食であり、一話ごとに自然の食材を使った様ざまな料理が紹介される。

スローフードって楽じゃない。手間ひまかけて、汗かいて。だけど、そうやって辿り着いたひとくちには、本当の美味しさが満ちているのです。都会から生まれ故郷の小森に戻り、農業を営むいち子。四季折々の収穫に舌鼓を打ちながら、彼女は自分の生き方を模索する――。当世きっての漫画家が描く、本物のネイチャー・ライフ。

海獣の子供(2007年7月~2012年7月)

部活での居場所をなくしてしまった少女・琉花が、夜の海で出会った不思議な少年・海――。港町と水族館を舞台に繰り広げられる、五感をふるわす少年少女海洋冒険譚!!

名手・五十嵐大介の初となる長編作品。自然世界への畏敬を下地に“14歳の少女”と“ジュゴンに育てられた二人の兄弟”とのひと夏の出逢いを、圧倒的な画力とミステリアスなストーリー展開によってエンターテインメントへと昇華させた名作です。

冒頭は会話劇でストーリーが進行するが、物語が動いてくると台詞は姿を消し、海中の描写に多くのページが割かれています。そこで描かれるのは多くの生物や魚が生きている海。その海は“五十嵐大介ワールド”とでも呼ぶしかないような美麗で壮大なものです。
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カボチャの冒険(2007年7月)

五十嵐と愛猫・カボチャとの日々を描いたエッセイコミック。

手足のびのび猫と一緒の田舎暮らし! ! 東北の農村で、漫画を描き、畑を耕しながら暮らす五十嵐さんの相棒は、野性的な飼い猫・カボチャ! !

SARU(2010年2月~10月)

いにしえより世界各地にその姿を現し、畏れられてきたモノ“猿”。そして現代、人類はその存亡を懸けて、“猿”と対峙することになる! 古今東西の神話・伝承などを網羅しつつ、誰も見たことのない世界を現出する、五十嵐大介渾身の単行本描きおろし作品!!

ディザインズ(2016年2月~2019年11月)

自然界を超越した異形の生物──HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を“設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか?

その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 稀代の表現者・五十嵐大介が放つハードSF、ついに登場!

ウムヴェルト 五十嵐大介作品集

『ディザインズ』『リトル・フォレスト』『海獣の子供』などで絶対的な支持を獲得している五十嵐大介の作品集、待望の登場! 2004年から2014年にかけて描かれた短編は、「この世界のどこかにいる、かもしれない」──そんな「未確認生物」をモチーフとした珠玉の10タイトル。『ディザインズ』の原型となる読み切り『ウムヴェルト』も網羅し、五十嵐大介の環世界が惜しみなく放たれた1冊!

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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