【おすすめ】麻耶雄嵩の全作品を一覧であらすじを紹介します

麻耶 雄嵩 まや・ゆたか(1969年5月29日 -)

小説家。三重県上野市(伊賀市)出身。京都大学工学部卒。在学中は推理小説研究会に所属し、小説の執筆を始める。推理小説研究会で知り合った綾辻行人・法月綸太郎・島田荘司の推薦をうけ、1991年『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年、『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞・第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2015年、『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞受賞。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:メルカトルかく語りき
  • 2位:さよなら神様
  • 3位:隻眼の少女

作品一覧リスト

メルカトル鮎&木更津悠也シリーズ(1991年5月~1995年5月)

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件(1991年5月)

首なし死体、密室、蘇る、死者、見立て殺人……。京都近郊に経つヨーロッパ中世の古城を彷彿させるゴチック調の館・蒼鴉城を「私」が訪れたとき、惨劇の幕はすでに切って落とされていた。事件の最中、満を持して登場するメルカトル鮎。そして迎える壮絶な結末! ミステリー界を騒然とさせた衝撃のデビュー作を新装版にて。

  • 1991年5月、講談社
  • 1993年6月、講談社ノベルス
  • 1996年7月、講談社文庫
  • 2012年3月、講談社ノベルス

痾(1995年5月)

忌まわしい和音(かずね)島の殺人事件の後遺症で記憶喪失になった如月烏有(うゆう)は、記憶をとり戻そうと寺社に連続放火。すると焼け跡からは焼死体が発見される。その彼のもとに「今度は何処に火をつけるつもりかい?」と書かれた手紙が届く。烏有は連続放火殺人犯なのか?名探偵メルカトル鮎が真相に迫る新本格ミステリ。

  • 1995年5月、講談社ノベルス
  • 1999年1月、講談社文庫

メルカトル鮎シリーズ(1993年8月~2011年5月)

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)(1993年8月)

首なし死体が発見されたのは、雪が降り積もった夏の朝だった!20年前に死んだはずの美少女、和音(かずね)の影がすべてを支配する不思議な和音島。なにもかもがミステリアスな孤島で起きた惨劇の真相とは?メルカトル鮎の一言がすべてを解決する。新本格長編ミステリーの世界に、またひとつ驚愕の名作が誕生!

  • 1993年8月、講談社ノベルス
  • 1998年8月、講談社文庫

メルカトルと美袋のための殺人(1997年6月)

推理作家の美袋三条は、知人の別荘で出会った佑美子に刹那的に恋をする。しかし彼女は間もなく死体で発見され、美袋が第一容疑者とされてしまった! 事件に巻き込まれやすい美袋と、「解決できない事件など存在しない」と豪語する魔性の名探偵・メルカトル鮎が挑む巧緻な謎の数々。脱出不能な密室殺人から、関係者全員にアリバイが成立する不可能犯罪まで――奇才が放つ、衝撃本格推理集。

  • 1997年6月、講談社ノベルス
  • 2000年8月、講談社文庫
  • 2011年8月、集英社文庫

鴉(1997年9月)

弟・襾鈴(あべる)の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允(かいん)。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。一九九七年のNo.1ミステリに輝く神話的最高傑作。

  • 1997年9月、幻冬舎
  • 1999年4月、幻冬舎ノベルス
  • 2000年10月、幻冬舎文庫

メルカトルかく語りき(2011年5月)

悪徳銘探偵(メルカトル)と五つの難事件、怜悧な論理で暴く意外すぎる真実の数々! ある高校で殺人事件が発生。被害者は物理教師、硬質ガラスで頭部を5度強打され、死因は脳挫傷だった。現場は鍵がかかったままの密室状態の理科室で、容疑者とされた生徒はなんと20人! 銘探偵メルカトルが導き出した意外すぎる犯人とは――「答えのない絵本」他、全5編収録。麻耶ワールド全開の問題作!!

  • 2011年5月、講談社ノベルス
  • 2014年5月 講談社文庫

あいにくの雨で(1996年5月)

雪に囲まれた廃墟の塔で密室殺人が発生。殺されたのは親友の父親で、8年前に同じ塔で起きた殺人事件の容疑者として逃亡中だった。さらに三度目の殺人が…驚愕の青春本格ミステリ!

  • 1996年5月、講談社ノベルス
  • 1999年5月、講談社文庫
  • 2014年6月、集英社文庫

木更津悠也シリーズ(2000年8月~2004年5月)

木製の王子(2000年8月)

ピアノの上に生首が!
“聖家族”の秘密とは!?

比叡山の麓に隠棲する白樫家で殺人事件が起きた。被害者は一族の若嫁・晃佳。犯人は生首をピアノの上に飾り、一族の証である指環を持ち去っていた。京都の出版社に勤める如月烏有の同僚・安城則定が所持する同じデザインの指輪との関係は? 容疑者全員に分単位の緻密なアリバイが存在する傑作ミステリー。

  • 2000年8月、講談社ノベルス
  • 2003年8月、講談社文庫

名探偵 木更津悠也(2004年5月)

京都某所の古めかしい洋館・戸梶邸で、資産家が刺殺された…。

柵もあってしぶしぶ依頼を引き受けた名探偵・木更津悠也を待ち受けていたのは、ひと癖もふた癖もある関係者たちの鉄壁のアリバイ。四角く切り取られた犯行現場のカーテンが意味するものは? 一同を集めて事件の真相を看破しようとする木更津だが…。(「白幽霊」)

京都の街に出没する白い幽霊に導かれるように事件は起こる。

本格推理の極北4編。名探偵・木更津悠也の活躍を、とくにご堪能あれ。

  • 2004年5月、光文社 カッパ・ノベルス
  • 2007年5月、光文社文庫

まほろ市の殺人 秋―闇雲A子と憂鬱刑事(2002年6月)

  • 2002年6月、祥伝社文庫
  • 2009年3月、祥伝社 ノン・ノベル
  • 2013年2月、祥伝社文庫

螢(2004年8月)

オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。そんな中での四日間の合宿。ふざけ合う仲間たち。嵐の山荘での第一の殺人は、すぐに起こった。

  • 2004年8月、幻冬舎
  • 2006年1月、幻冬舎ノベルス
  • 2007年10月、幻冬舎文庫

神様シリーズ(2005年7月~2014年8月)

神様ゲーム(2005年7月)

自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは? 神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。そして、鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は転校生を信じるべきか、疑うべきか?

  • 2005年7月、講談社ミステリーランド
  • 2012年5月、講談社ノベルス
  • 2015年7月、講談社文庫

さよなら神様 (2014年8月)

1行目から真犯人の名前をズバリ公開!?
極北を行く麻耶ミステリーの最高傑作

「犯人は〇〇だよ」。
クラスメイトの鈴木太郎の情報は絶対に正しい。
やつは神様なのだから。

神様の残酷なご託宣を覆すべく、久遠小探偵団は事件の調査に乗り出すが……。

衝撃的な展開と後味の悪さでミステリー界を震撼させ、
本格ミステリ大賞に輝いた超話題作。
他の追随を許さぬ超絶推理の頂点がここに!

👑第15回本格ミステリ大賞

  • 2014年8月 文藝春秋
  • 2017年7月、文春文庫

貴族探偵シリーズ(2010年5月~2013年10月)

貴族探偵(2010年5月)

信州の山荘で、鍵の掛かった密室状態の部屋から会社社長の遺体が発見された。自殺か、他殺か? 捜査に乗り出した警察の前に、突如あらわれた男がいた。その名も「貴族探偵」。警察上部への強力なコネと、執事やメイドら使用人を駆使して、数々の難事件を解決してゆく。斬新かつ精緻なトリックと強烈なキャラクターが融合した、かつてないディテクティブ・ミステリ、ここに誕生! 傑作5編を収録。

  • 2010年5月、集英社
  • 2013年10月、集英社文庫
  • 2017年5月、集英社みらい文庫

貴族探偵対女探偵(2013年10月)

コネと召使いを駆使して事件を解決していく、全てにおいて型破りな「貴族探偵」に、新米女探偵高徳愛香が果敢に挑む! 期待を裏切らない傑作トリック5編を収録したシリーズ第2弾。

  • 2013年10月、集英社
  • 2016年9月、集英社文庫
  • 2017年5月、集英社みらい文庫

隻眼の少女(2010年9月)

寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。事件は解決したが、18年後に再び悪夢が…

👑第64回日本推理作家協会賞
👑第11回本格ミステリ大賞

  • 2010年9月、文藝春秋
  • 2013年3月、文春文庫

化石少女(2014年11月)

学園の一角に建つ壁には日暮れると生徒たちの影が映った。そしてある宵、壁は映し出した、恐ろしい場面を……。京都の名門高校に次々起こる凶悪事件。古生物部の部長にして化石オタクのまりあが、たった一人の男子部員をお供に繰り出す、奇天烈な推理の数々とは?

  • 2014年11月、徳間書店
  • 2017年11月、徳間文庫

あぶない叔父さん(2015年4月)

寺の離れで「なんでも屋」を営む俺の叔父さん。家族には疎まれているが、高校生の俺は、そんな叔父さんが大好きだった。鬱々とした霧に覆われた町で、次々と発生する奇妙な殺人。事件の謎を持ちかけると、優しい叔父さんは、鮮やかな推理で真相を解き明かしてくれる――。精緻な論理と伏線の裏に秘された、あまりにも予想外な「犯人」に驚愕する。ミステリ史上に妖しく光り輝く圧倒的傑作。

  • 2015年4月 新潮社
  • 2018年2月、新潮文庫

友達以上探偵未満(2018年3月)

忍者と芭蕉の故郷、三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおは、地元の謎解きイベントで殺人事件に巻き込まれる。 探偵好きの二人は、ももの直観力とあおの論理力を生かし事件を推理していくが!?

  • 2018年3月、角川書店
  • 2020年11月 角川文庫
この記事を書いた人
右手

平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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