人生の短さについて(セネカ)のあらすじ・解説・感想

作品情報

タイトル
人生の短さについて
著者
セネカ
形式
随筆
ジャンル
倫理
執筆国
ローマ帝国
執筆年
不明
刊行情報
下記
翻訳者
下記

あらすじ・概要(ネタバレなし)

人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産との付き合い方をアドヴァイスする「心の安定について」。2000年読み継がれてきた古代ローマの哲学者セネカの“人生の処方箋”。

目次

作者

ルキウス・アンナエウス・セネカ(紀元前1年頃 – 65年4月)

ユリウス・クラウディウス朝時代(紀元前27年 – 紀元後68年)のローマ帝国の政治家、哲学者、詩人。第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師としても知られ、また治世初期にはブレーンとして支えた。ストア派哲学者としても著名で、多くの悲劇・著作を記し、ラテン文学の白銀期を代表する人物と位置付けられる。

刊行情報

  • 大西英文訳『生の短さについて 他2篇』岩波文庫、2010年
  • 中澤務訳『人生の短さについて 他2篇』光文社古典新訳文庫、2017年

感想・解説・評価

合わせて読みたい本

自省録

セネカよりも少し後の時代のローマの哲人皇帝マルクス・アウレーリウス(121-180)の著作です。

大帝国の皇帝という責任のある生活の中で、彼は多くの内省を行ってきました。「生きているうちに善き人たれ」などの言葉は後の人に影響を与え続けて来ました。

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