全然知らない人の人物批評本を買ったら、全然知らない人ばっかりで挫折した話【時代の精神】

今日は「読むのを辞めちゃった本」についての話です。

今まではずっと同じ人の本ばっかり片っ端読むってのをやっていたせいもあって、読んだことのある作家っていうのがだいぶ偏ってたんですよね。

村上春樹とか、大江健三郎とか、伊坂幸太郎とか。

最近はもうちょっと幅を広げたいなと思って、本屋で見かけた本をパッと買うっていうのをやっています。

で、買ったのはこれ。「時代の精神」

以前なら買わなかったような感じの本ですけど、「読めば勉強になるかな」と思ってあまりよく考えずに買いました。

「近代イギリス超人物批評」というタイトルの通り、著者が25人の同時代の人物について批評している本なんですけど、全然知らない人ばっかりであっさり挫折。一応人物紹介というか、評伝は付いているんですけどさっぱり分かりませんでした。

多分今の日本で例えたら「堀江貴文」「宮台真司」「村上春樹」「市川海老蔵」「松本人志」みたいなラインナップだと思うんですけど…

唯一知ってるのが桂冠詩人のワーズワースだけで、別に詳しくもないから、読んでも「うーん」って乗ってこず。

日本版じゃないですけど、内村鑑三の書いた紹介本はおもしろかったんですね。でも知らない人の批評本ってこれほどわからないものかと。

これを翻訳して文庫で出した、講談社学術文庫ってすごいですよね。採算取れたのかな。

おわり。

この記事を書いた人
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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望。高校時代からブログを始め、一時中断後、読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログを再開。普段は本を読みつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、囲碁、株式投資、マジック:ザ・ギャザリングも好きです。
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