【おすすめ】F・W・クロフツの名作小説の人気ランキング5選

フリーマン・ウィルス・クロフツ Freeman Wills Crofts(1879年6月1日 – 1957年4月11日)

推理作家。アイルランド、ダブリン生まれ。鉄道技師として勤務していたが、40歳の時に入院することになってしまうものの、その療養後に書いた処女作『樽』で推理作家への仲間入りを果たした。主な作品に『クロイドン発12時30分』、『フレンチ警部最大の事件』などがある。

F・W・クロフツのおすすめ作品ランキング

第5位:二つの密室

両親亡き後つましく身を立てていたアン・デイは、願ってもない職を得てグリンズミード家に入った。夫人の意向を尊重しつつ家政を切り回しながら、夫婦間の微妙な空気を感じるアン。やがてグリンズミード氏の裏切りを目撃して大いに動揺し、夫人の身を案じるが時すでに遅く……。アンの態度に不審を抱いた検死官がフレンチ警部の出馬を促すこととなり、事件は新たな展開を迎える。

第4位:フレンチ警部最大の事件

宝石商の支配人が殺害され、三万三千ポンドのダイヤモンドが金庫から消えた。金庫の鍵は二つしかなく、いずれも完全に保管してあり、合鍵をつくることは不可能なはずであった。ヤードの腕ききフレンチも、冒頭から疑わしい状況証拠だらけで、どれ一つ決め手になるものがないという、まさに警部にとって最大の難事件となったのである!

第3位:フレンチ警視最初の事件

恋人の言うがまま詐欺を働いたダルシー。彼氏は貴族の秘書に納まって足抜けしたが、当の貴族が突如自殺。これは偶然か? 警視に昇進したフレンチが登板するや事件は一転……。

第2位:クロイドン発12時30分

オールタイムベストの『樽』と並び立つ大傑作。フレンチ警部、犯人の目論見を粉砕する。
創元推理文庫創刊60周年記念。名作ミステリ新訳プロジェクト第2弾。

チャールズは切羽詰まっていた。父から受け継いだ会社は不況のあおりで左前、恋しいユナは落ちぶれた男など相手にしてくれない。叔父アンドルーに援助を乞うも、駄目な甥の烙印を押されるばかり。チャールズは考えた。叔父の命、または自分と従業員全員の命、どちらを選ぶのか。身の安全を図りつつ遺産を受け取るべく、計画を練り殺害を実行に移すチャールズ。快哉を叫んだのも束の間、フレンチ警部という名の暗雲が漂い始める。『樽』と並ぶクロフツの代表作、新訳決定版。

第1位:樽

樽に入っていた絞殺死体をめぐる謎。圧倒的なリーダビリティ、謎が増幅していく巧みな構成。渾身の処女作、新訳決定版。

埠頭で荷揚げ中に落下事故が起こり、珍しい形状の異様に重い樽が破損した。樽はパリ発ロンドン行き、中身は「彫像」とある。こぼれたおが屑に交じって金貨が数枚見つかったので割れ目を広げたところ、とんでもないものが入っていた。荷の受取人と海運会社間の駆け引きを経て樽はスコットランドヤードの手に渡り、中から若い女性の絞殺死体が……。次々に判明する事実は謎に満ち、事件はめまぐるしい展開を見せつつ混迷の度を増していく。真相究明の担い手もまた英仏警察官から弁護士、私立探偵に移り緊迫の終局へ向かう。クロフツ渾身の処女作にして探偵小説史にその名を刻んだ大傑作。

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平成生まれ。ライター、ブロガー、文筆家志望、Twitterで書評を書いている人。読んだ本が1万冊を超えたことを機に2017年からブログ再開、2020年は戦後思想史を勉強しつつ小説を書いています。好きな作家はカフカ、ガルシア=マルケス、村上春樹、大江健三郎、庄司薫、佐藤泰志など。そのほか、ラテンアメリカ文学、英ロック、欅坂46、囲碁、宮下草薙も好きです。
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