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経済や経営に興味を持ち、大学に入学する皆さん。おめでとうございます!
でも、マクロ経済やミクロ経済をはじめとして、経済学にはなじみのない用語も多いですよね。
事前に学習しておきたいと思っても、いきなり専門書というのはハードルが高いです。そこで今回の記事では経済学の初心者でもとっつきやすい書籍を紹介します!
経済学部&商学部の新大学生が読みたい本8選
第6位:『中央銀行は持ちこたえられるか』河田小百合
今や政府の債務残高は1200兆円を超え、名目GDP比の250パーセントに迫る勢いだ。その増加傾向にブレーキはかからず、安倍政権が目標とする「2020年プライマリー・バランス黒字化」の目途はまったく立っていない。増え続ける巨大債務を抱えながらも「デフレ脱却」を至上命題として、掟破りの異次元緩和と“事実上の財政ファイナンス”に邁進する政府・日銀。しかし、成果は一向に上がらず、もはや「出口」の見えない展開に突入しつつある。このまま行けば遠くない将来、日銀の政策運営が制御不能となる日が必ず来る。その時、われわれ国民を襲う悲劇的な結末とは!? 恐るべき警告の書。
「中央銀行は持ちこたえられるか」河村 小百合著読了。巨額の財政赤字を抱えそれを中央銀行による財政ファイナンスで賄っている現状の危うさが世間的にあまり認知されていない不思議。巨額の国債を抱えた日銀は次の金融危機が起きたら日本経済の救済はおろか自らの存続すら危ういのではなかろうか。
— moguchin (@MoguchinM) September 18, 2018
「中央銀行は持ちこたえられるか」河村小百合を読了。
— T Momose (@fofmomose) December 13, 2016
財政ファイナンスのツケは少しの金利上昇でも日銀の債務超過となり、国民負担になるという話。行くつく先は我々庶民の財産の簒奪だ。戦後の預金封鎖等を引き合いに語られる内容は恐怖に他ならない。ヘリマネ等のノー天気な話は厳しく批判される。
『中央銀行は持ちこたえられるか 忍び寄る「経済敗戦」の足音』(河村小百合、集英社新書、2016年)読了。成果が見えぬまま長期金融緩和策を続け、年間80兆円もの国債を「買い続けている」日銀。出口の見えないその先に、破滅的な危機が必ず起こると本書は指摘。そして一番辛い思いをするのは。 #books
— 日向わたる (@a_galux) August 1, 2019
第5位:『デフレーション』吉川洋
従来議論されていたマネーサプライの調節だけでは、わが国が現在陥っている今日的なデフレ現象は解明できない。名目賃金の変化など新しい視点から「なぜ日本だけが?」の答えを捉え直す、現代デフレ論議の決定版!
「デフレーション」吉川洋著読了。日本のデフレの原因は賃金が減少し続けたことである。資源価格が上昇したにもかかわらず十分な価格転嫁ができなかったため、賃金が削減されて、その結果購買力が低下しデフレ不況に突入した。
— moguchin (@MoguchinM) May 25, 2013
吉川洋「デフレーション」読了。デフレをめぐる論争、20年にわたる記録といったデフレの歴史を紐解きつつ、日本のみがデフレに陥っている理由として、賃金の低下を挙げている。非常にわかりやすい。最後の結論の部分は、問題点がまとめられている。
— ライティングのるうたん (@r_r_ruttan) July 14, 2013
吉川洋『デフレーション』を読了。歴史、データ、理論などがとても丁寧にわかりやすく整理されていて、かなり勉強になったし頭がすっきりした。マーシャル、ケインズ、シュムペーターなどのデフレに対する考え方や、リフレ派の理論的支柱になってる貨幣数量説の位置づけもとてもわかりやすかった
— koizumi (@koizumi_hideki) January 27, 2013
第4位:『環境経済入門』三橋規宏
脱原発、持続可能社会へ。成長とどう両立させるか。再生可能エネルギー、温暖化対策の新枠組みまで網羅。現実・理論・政策をバランスよく解説する決定版テキスト。
読了。
— コットン 獅々田 (@Cotton_Sisida) May 5, 2020
尖ってないコンパクトな啓蒙書です。
前半は政策課題のまとめがメイン。経済学的な解説や分析は終盤に簡単にまとめられています。
環境経済入門 (日本経済新聞出版) 三橋規宏 https://t.co/OpCv6PU5TC @amazonJPから
第3位:『日銀、「出口」なし!』加藤出
「2年で2%の物価上昇」を目標に始まった黒田・日銀の異次元緩和。2015年春の「期限」が近づくにつれ、目標達成を疑問視する声が強まっている。最悪のシナリオは、国債暴落→長期金利の急騰。見えない出口にもがく日銀を、No.1ウオッチャーが鋭く分析する。
加藤出『日銀「出口」なし!』(朝日新書)読了。2%インフレの実現可否、物価上昇率の決定要因、量的緩和の効果、財政規律の問題等、非伝統的金融政策の論点を概ね全てカバーしている。あと、流石中銀ウォッチャーだけあって、面白そうな文献をたくさん紹介してくれる。
— sai (@wasabi6419) July 24, 2014
加藤出『日銀、出口なし』朝日新書、読了
— 猫ぐるま (@neko_guruma01) September 28, 2014
日銀の異次元緩和を、「ホテル・カリフォルニア」的出口なき政策と呼び、一発逆転の奇策はやめろと主張。有力な学者や関係者による理論面での批判の紹介はありがたい。出口の難しさは、それが『買い』ではなく『売り』であることを考えればよく分かる。
第2位:『デフレの経済学』岩田規久男
現在のデフレ現象に関して「デフレとは何か、なぜ起きるのか、何をもたらすのか」などの疑問をすべて解明。同時に、日本経済再生に必要な政策は何かを論じる。
岩田規久男「デフレの経済学」読了。浜田さんと歩調は合っている。
— 三浦介@ジブリ脱出ゲーム (@zeflos) November 23, 2015
「政府の圧力に屈して、日本銀行が政府のいうままに国債を黙々と引き受けると心配するのは、政府も日本銀行も麻薬患者のようなものであり、いったん麻薬に手を染めたらそこから抜け出すことはできないと主張するようなものである。」
デフレの経済学 岩田規久男 東洋経済新報社 読了。今のアベノミクスと照らし合わせて読むと、より分かりやすい。
— 野坂 (@nozakatakeshi) April 29, 2013
第1位:『日銀を知れば経済がわかる』池上彰
デフレ脱却のための異次元緩和やマイナス金利導入など、日銀の動向に注目が集まっている。そこで2009年の旧版にこの間の情報を加筆。日銀誕生から最新の政策まで丁寧に解説!
『日銀を知れば経済がわかる』読了。日銀の歴史、役割が分かりやすく解説されており、そこから広く金融の世界についても触れられている。池上氏の文章はいつもながら分かりやすい。
— is49 (@i_s_4_9) December 25, 2011
"日銀を知れば経済がわかる"池上彰著、読了。公定歩合、コールレートゼロ金利政策などの基本から、日銀が果たしている役割全般についてわかりやすく解説してくれています。よい勉強になりました。
— 白倉洋亮Yosuke Shirakura (@y_shirakura_72) October 30, 2011
池上彰『日銀を知れば経済がわかる』(平凡社、09年)を読了。日銀についての超入門書。『日銀を知れば経済がわかった気になる』『、、、床屋政談で一目置かれる』ぐらいのタイトルがふさわしい。それにしても池上さん、予備校講師と同じだな。分かった気になるけど、自分で考える基礎力はつかない。
— 猫ぐるま (@neko_guruma01) September 23, 2013